みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

竹久夢二美術館と新茶ダージリンで幸せ気分

2007-05-25 10:09:44 | あそび/しゅみ
念願の「竹久夢二美術館」に行ってきました。

前に上京した時、一度行きたいなと思っていましたが、
チャンスを逃していたので、今回こそと東京の友人を誘いました。
根津駅を降りて「言問通り」方向に歩いて左折、
東大の弥生門の斜め前。近くには、立原道秋記念館もあります。

わたしは裏道をちょっと近道したのですが、
途中に、ピンクのオールドローズが咲いていました。
東京のまちなかにはきれいなお花やみどりがけっこう多いのです。

  

竹久夢二美術館は3階建ての弥生美術館と隣りあわせで、
渡り廊下でつながっていて800円でどちらも見られます。

弥生美術館・竹久夢二美術館 
 

弥生美術館は、1984年に挿絵専門の美術館として開館。
3階には高畠華宵の挿絵が展示されています。
竹久夢二美術館は常設ですが、弥生美術館の特別展はいろいろ。

今回は「理知と官能の女性美 蕗谷虹児(ふきやこうじ)展」で、
「夢見る少女のあこがれの宝石箱」といわれる
蕗谷虹児の絵を鑑賞することができました。
蕗谷虹児は名前を聞いたことがある程度だったのですが、
美人画で有名な竹久夢二の「山へよする展」だけでなく、
透明感のある繊細なタッチで女性を描く蕗谷虹児も見られてよかった。

1時間半ほどかけて両方をじっくりと鑑賞、「一粒で二度おいしい」思い。
この間忙しくて体調も悪かったのですが素敵な時間でした。

     

  

美術館の前には、喫茶店「港や」もあるのですが閉館で終わり。
東大のドトールで一休みして上野研究室へおじゃま、
それから上野さんと友人と4人で夜の会場に移動。
じつは、今回はこちらが本命だったのですが、
美術館で体力を消耗して体調は下降線・・・で詳細はパス。

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竹久夢二美術館では一筆箋を買い求め、上野さんに、
新茶のダージリンティと桜アンパンをお土産にいただきました。



わたしは紅茶が好き、なかでもクセがなく香りがよい
ダージリンが大好きなので、本物の新茶と聞いてウキウキ。
  

ダージリン・ティ
水色が明るく、紅茶の中でも特に香りを重視される紅茶である。香りを楽しむためストレートティーで飲まれることが多い。ダージリンが強い香りを持つのは、寒暖の差の激しい標高の高い山地で生産されているためである。高級なダージリンにはマスカテルフレーバー(マスカットフレーバー)と呼ばれる特徴的な強い甘い香りがあり、この香りの良し悪しが茶葉の価値を決めていると言っても過言ではない。また、比較的強い渋みを持っていることも特徴に挙げられるが、この渋みは決してマイナスではなく、深みのある味を与える好ましいものである。

ニナリッチのティセットを出してきて、おいしい紅茶を淹れました。
ダージリンは味だけでなく色もきれいです。



障がい者の方たちが焼いた桜アンパンも一個いただいてきたので、
フイッツジェラルドのお皿にパンをのせ(皿のほうが高い・笑)、
ふたりで新茶ダージリンをゆっくりと味わいました。

  


体調も回復。明日は「議員と市民の勉強会」です。


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タイムドメインでskype(スカイプ)絶好調。

2007-01-08 12:27:04 | あそび/しゅみ
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友人のさちさんのブログ
「タイムドメイン」のスピーカーの記事がアップされてました。
最近ネットで評判の「タイムドメイン」、これならずいぶん前からわが家にもある。

2003年に、わたしの前の前のFUJITSUのFM-Vを買ったとき、
標準装備でついていたのがこれ。
TIMEDOMAIN mini 
  

で、PCのスピーカーってこういうかわいい形だと思ってたんだけど、
前にジムブレーンの担当者がリソグラフの修理にきたときに見つけて、
「これタイムドメインですね!すごいスピーカーをお持ちですね」
と言われて、
すごく高音質、高性能の特殊なスピーカーだと気づいたわけ。
去年TVでもやってて、ずいぶん評判になってるらしい。

感動をあなたに タイムドメインスピーカー
生の演奏をそのままに!超原音再生が感動と癒しへ


今は、ともちゃんのPCのスピーカーなるんだけど、
PCの後ろでほこりをかぶってて今ではあんまり活躍していない。

skypeのマイクは買ったんだけど、スピーカーはPC内臓なので、
一昨日、初めてskypeで話してみたらちょっと聴き取りにくい。
で、タイムドメインを
ともちゃんのPCから略奪してきて、
わたしのPCに取りつけることを思いついた。
でも、コードがごちゃごちゃでどれがどれだか分からなくて、
結局ともちゃんにPCを動かして外してもらい・・・・
きれいに拭いて、左右にセットして準備万端。

  

とはいえ、昨日は雪が降ったこともあって
左肩から上腕にじくじくと耐えがたい痛みがあり、
何もする気にならなかったので、PCのクリック音を聞いただけ(笑)。


けさ、NAOさんとskype(スカイプ)で話してみたら、驚いたことに、
すぐ目の前の人と話してるみたいでとても快調。
もちろん会話のはじめは、このタイムドメインの話題。
PCで音楽をたくさん聴きたいNAOさんもさっそく買うつもりらしい。

よいものは、たくさんの人に紹介したいですね。
ということで、今日はこの記事。

skype(スカイプ)のHPはこちら 

おまけは、Caplio(キャプリオ)R4で撮った
  
部屋のなかのヒヤシンスと
  
花月「満天の星」
  


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新しいデジカメ「CaplioR4」とskype使い初め/『市民派議員になるための本』おわりに

2007-01-06 11:39:00 | あそび/しゅみ
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年末からときどき、デジカメの電源が入らないということがあり、
ともちゃんが「誕生日のお祝いにデジカメをプレゼントしてあげる」
と言い出し、もちろんわたしは大喜び。気の変わらないうちにと、
さっそくヤマダ電機の岐阜長良店に見に行った。

古いデジカメは4年ほど前に2万円台で買った
FUJIのFinePixで、2年前からブログに使っている。
画像もきれいだしけっこう気に入っていたのだけど、
マクロ機能がないので、「いんちきクローズアップレンズ」を使って
花などのマクロ画像を撮っていた。
もし新しいデジカメを買うなら、接写ができるのをと思っていたので、
まずは、拡大画像がきれいなものが第一選択。

いろいろ見て、SONYのスリムなワンタッチパネルの最新機種
T50にほとんど決めかけていたのだけど、扱いに不安があり、
煮込みうどんを食べながらカタログを見ているうちに気が変わった。
わたしのデジカメはブログ専用で、プリントアウトはほとんどしないから、
店に戻って選びなおして、結局、7.1倍光学ズームレンズで
接写から望遠までできるリコーのCaplioR4という機種にした。
売れ筋というよりはけっこうマイナーなデジカメだそうです。

夕方帰ってさっそく花を取ってみました。
  
外も部屋のなかも薄暗かったのですが、
初めてにしては、けっこうきれいに撮れています。

床の木の節目をデシタルズームモードで接写。
左はホームページ用モード、右はファインです。
画質の違いを拡大して見比べてください。
  

撮った画像をパソコンにUSBで取り込むのに手間取って、
けっきょく、SDカードから直接取り込む方法にしました。
新型デジカメは機能が多すぎて、ガイドブック頼みで、
使いこなすまでに時間がかかりそうです。

友人に誘われて入った「skype(スカイプ)」のマイクも買ってきました。
  
skypeは、音声通話ソフトで、加入者同士、
世界中のだれとでもパソコンに向かって、
制限時間なしで無料の通話ができます。

今日は朝から雨が降っています。


↑通常モード / 曇天モード↓
  

午後から岐阜で「む・しネット」スタッフ会ですが、
帰ってきたら、友人と無料通話をするのが楽しみです。

  

  


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ここからは本の話しのつづきです。

『市民派議員になるための本』は、2001年12月に25日で書き下ろした本です。
この本のプロデューサーは上野千鶴子さんです。
ど素人のわたしは、本を書くイロハを上野さんから学びました。
この本は、今読み返してもとてもよい本だと思うのですが、
わたしが本を書けたのは、師匠がよかったからだと今でも思っています。
この本を書いた理由はふたつあります。
ひとつは、上野さんのため、もう一つは、まだ見ぬ読者のためです。
いまこの本の内容を連載する理由は、
ひとりで多くの人に立候補を決意してほしいからです。
立候補がなければ、当選もありません。
選挙や議会や政治がどういうものか分かれば、
「私も議員になってみよう」という人が増えます。
本のメッセージは、「おわりに」こんな言葉で結んであります。

  わたしには、あなたに切実に伝えたいメッセージがあります。
 あなたが、本を読みながらこのわたしの経験を共有し、
わたしからのメッセージを受けとり、読みおわって
「わたしも市民派議員になりたい」と思っていらっしゃるなら、とてもうれしい。


通しで読みたい方はこちらへ
 
________________________________________________________________________
『市民派議員になるための本』
おわりに -

 『市民派議員になるための本』はラディカルな実用書です。
 わたしはこの本を、「読むだけの本」ではなく、現場で「使いたおしてもらうための本」として書きました。
 わたしが議員のとき、現場でつかえる本はほとんどありませんでした。議会はオドロキの連続で、わたしはなにかにつまづくたびに、『議員必携』や『自治六法』(ぎょうせい)をたよりに、行政実例や判例を調べ、法の解釈や運用を自治省(現総務省)や県地方課(現市町村課)に聞き、議会の内外で議論しました。
 まわりを見まわしても、この分野でさきを歩く人はいなくて、わたしは議会で多数派を相手に孤独なたたかいを強いられました。そんなわたしを支えてくれたのは、仲間やまちの女たちでした。
 この市民派議員をとりまく状況は、現在でも変わっていません。むしろここ数年、逆風は強くなり、わたしのまわりでも市民派議員へのイヤガラセや理不尽な懲罰事件がふえています。かくじつにチカラをつけ議会のなかでたかう市民派議員の存在が、多数派議員の足元の既得権をおびやかしているからです。
 ’99統一自治体選挙で、女性議員の数はたしかにふえましたが、議会で市民派議員としてはたらくのはカンタンなことではありません。多数派議員からの圧力やセクハラにあい、たたかうことをあきらめる市民派女性議員もすくなくないのです。
 だから、議会でなにが起きるかを知り、数の力に対抗するノウハウとスキルを身につけることは、市民派議員になるために必要なことです。わたしは、自分の経験とノウハウをあとにつづく女たちに伝えたいと思い、カオの見える関係のなかで、勉強会を続けてきました。

 昨年の夏、ひょんなことからわが家にあらわれて、「本を世に出しましょう」と言い出したのは、上野千鶴子さん。「書けません」と抵抗するわたしを、なだめたりスカシたり、とうとう自発的に本を書かせてしまったスゴ腕のプロデューサーです。
 11月、上野さんと7時間半かけて、自宅で5部構成約170項目の構成案をつくりました。わたしの書きたいことと上野さんのリクエストがかさなり、できあがった本の全体像を見て、よい本になると直観しました。
 「この手の本はテマがかかる」「発刊まで一年」と編集者の星野さんにお聞きし、マサカと思っていましたが、12月にわたしが初稿を書き下ろし、以来なんども3人のあいだを原稿が行き来しました。上野さんがこの本にかけた時間はボーダイなものでした。
 5月、確定原稿の打ちあわせのあと、地下鉄のなかで、上野さんに聞きました。
 「わたしの本のお仕事はアンペイドワーク(不払い労働)ですね?」
 上野さんは答えました。「いいえ。道楽です。」

 理論が経験を説明するものなら、理論を現場で具現化し実証することもできるハズです。この本は上野さんの著書から学んだ理論を現場でカタチにしたものだ、とわたしは思っています。制度のなかにはいって現場でたたかうには、その制度としくみを知ることが不可欠です。そのためには理論と言葉が必要です。
 現場と理論が乖離(かいり)しているとわたしは思いません。

 一年前、上野さんに「無党派・市民派とはなにか、わたしにわかるように伝えてください」と問われましたが、コトバにできませんでした。その答をわたしはこの本で書きました。
 わたしは本を書きながら、ドンドン景色が変わるという経験をしました。全体が見わたせるようになると、欠けているピースを自分でつくって入れました。できあがった絵は、わたしにとって思いがけないものでした。わたしはいま、あらたな地平に立っています。 
 わたしには、あなたに切実に伝えたいメッセージがあります。
 あなたが、本を読みながらこのわたしの経験を共有し、わたしからのメッセージを受けとり、読みおわって「わたしも市民派議員になりたい」と思っていらっしゃるなら、とてもうれしい。
 
 わたしが原稿を書くことに集中できる環境をさりげなくつくり、はんざつな資料の作成を手伝ってくれたパートナーのともちゃん、ほんとうにありがとう。
 学陽書房の名編集者、星野智恵子さんは、初心者のわたしの仕事を支えはげましてくださいました。交わしたメールはマクラになるほど。いまではわたしの大切なおともだちです。こころから感謝しています。
 そして、わたしを見つけ、わたしと組んで本をつくろうと言ってくださった上野さん。プロデューサー兼編集者として、はじめからおわりまで、わたしをあたたかく見まもり、原稿を読んで的確なコメントを出し、ていねいなコミュニケーションをしてくださいました。
 「同行二人」、わたしはあなたの存在にはげまされて本を書くことができました。
 この本のさいしょの一冊を、上野千鶴子さんに贈ります。

 --わたしが出会い別れたすべての人に、そしてこれから出会うあなたに、ありがとう。
                2002年 1年後の夏の日に 
                                          みどり
___________________________________________________________________________


 
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「やさしいちきゅうものがたり」2007カレンダー/今日も黄色のお花でイエロー連帯。

2006-12-06 10:20:48 | あそび/しゅみ
みなさま

先月、法事で京都から帰ってきたあゆくん(大人です・笑)から、
2007オリジナルカレンダーのチラシをもらいました。

うつくしくてやさしいお花のカレンダーです。

カレンダーを販売しているのは、
精神しょうがい者の「山科やすらぎの里共同作業所」。
チラシを届けてくれたかれは、前に紹介した
滋賀県知事の嘉田さんの京都精華大の教え子で、
いまは京都の病者(当事者)たちでつくる「前進友の会」で
ただひとりの健常者??スタッフとして働いています。

このチラシの呼びかけ文もとってもいいので、
ぜひたくさんの人に紹介したいと思い、テキストを送ってもらいました。

カレンダーの売り上げは、今月の19日に通所者に
ボーナス(年越し金)として渡す、ということなので、
17日くらいまでに注文して助けてもらえると嬉しい、とのこと。

送料210円で「全国発送」してもらえるそうですから、
ぜひ、お部屋に「やさしいちきゅうものがたり」カレンダーを!

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2007年カレンダーの販売をはじめました!
オリジナル カレンダー 2007
「 やさしい ちきゅう ものがたり 」

 キンモクセイの花も咲き終わり、いよいよこれから秋が深まる季節となりました。
 やすらぎの里共同作業所では、今年も来年のカレンダーの販売をはじめました。今年のカレンダーもイラストレイターの松井さんが、季節のめぐりにあわせて、かわいらしく幻想的な絵を描かれています。花が風に吹かれて揺れる春、雨のしずくが光る緑の季節、夏は星の夜…、どれも素敵なイラストです。疲れた毎日のなかでも、きっと、見る人の小さなやすらぎとなってくれることと思います。
 エンデの童話『モモ』は、放浪の生活をする少女モモが、時間どろぼうから時間を取りもどす物語。使者カシオペイアにみちびかれて、モモが時間の国で目にしたのは、振子の動きにしたがって、美しい花が咲いては枯れる不思議な場所。そこに次々と咲く花は、しかし、一輪として同じものがありません。その場所は、時間のみなもとと呼ばれる場所でした。時間のみなもとを見たモモは、「あたし知らなかった。人間の時間があんなに…あんなに大きいなんて。」と、そのおどろきを表現します。
 エンデは、人間はみな時間の花を持っている、でも、毎日のなかでいつしかそれを忘れてしまう、と言っているようです。時間どろぼうとは、実利や効率ばかりを追求する人間の心のメタファーというわけです。
 私たちは、これまでどおり私たちのペースで、廃油から石けんをつくり、できた石けんを持ってバザーに出かけ販売をしています。私たちが生活している時間、それは美しい花が咲いては枯れるそんな場所。そういう想像をしてみるのもおもしろいものです。私も、私たちの時間の花を大切にした生活をしていきたいと思います。今年のカレンダーも、みなさんの時間の花となることと思います。
 カレンダーを買っていただけると、作業所のなかまの年末のボーナスに還元され、とってもありがたいです。
 一本1000円で販売しています。どうぞ、よろしくおねがいします。
 送料は、210円です。

                    山科やすらぎの里共同作業所
                    京都市山科区日ノ岡坂脇町7-5
                    電話 075-591-7926
                    ファックス 075-591-7925
                    (担当 梅田)
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カレンダーに応援クリック
してもらえるとうれしいな。

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ヒューマン・チェーンに参加できないので、
今日も、「イエローで連帯」します。


  
黄色いカンナ
  
セイタカアワダチソウ
  
黄菊
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<みどり追伸(12/6)> 
歩さんよりコメントが届きましたので、紹介します。

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地の底より (寺町歩)

・・・(笑)・・・みどりさん、紹介感謝。嬉しいです。

作っているのは、うちじゃないですよ。別のところ。「送ってもらって、売っている」んです。それが、「通所者」の年越しのお金になります。
この「通所者」ってことばは難しいですね。そもそも、「やすらぎの里」は、前進友の会が「生きるために作った場」です。だから、此処では、そこにいる人を「なかま」と呼んでいる。つまり、カレンダーが売れると、「なかまのシノギになる」んです。
ところで、前進友の会は、結成されてから27年も経った、京都の老舗です。会員は、精神病者。いわゆる「健常者」は支える会に振り分けられる。ボクはなんと、友の会の会員。いわく「うちにきた健常者の発症率は100%だから」とのこと(笑)。すでに予約席があるんですね。
とはいいつつも、「薬をのむのはしんどい。だからそうなって欲しくない」「俺たち(病者)が、長い間闘って、勝ち取ってきた金で雇った」「初めて正規に雇った健常者」と言ってもらえたり、壁に掛けてある旗には「死ぬまで健常者と闘う」と書いてあったり・・・簡単になかまにはしてくれない(涙)。まあ、要は「生き延びるために必要」だということです。
そのことばが、どのような意味を持つのか。そう「言わしめた」のは、なんなのか。・・・息がつまります。
ご紹介していただいたカレンダーには、季節毎、六枚の絵が描かれています。花だけではないですよ(笑)。それを眺めると、ちょっとホッとします。息がつまりそうな状況だからこそ、と言ってしまうとその絵が哀しく、怒りに燃えているようにも見えます。
感情は、しばしば「喜怒哀楽」と表現されます。が、どうも「喜」と「楽」ばかりがもてはやされて、「怒」と「哀」がどっかいっちゃってる、という気がします。
「感情」に直面したとき、奮い立つ。実は、誰しもそんな生き方をしているのでは?と思います。生々しさを感じる「ことば」は、それに裏付けられているに違いない。
行き詰まりそうな日常から、ホッとするために生まれた。そんなカレンダーです。
みどりさんも、買わない?
------------------------------------------------------------------------


もちろん、わたしも注文しますよ(笑)。

明日、岐阜県裏金問題の住民訴訟の提訴だから、
それが済むまで待っててください。

<追伸の追伸> 
「・・・・・。」
歩さんのコメントに触発されて、
どうしても書いておきたくなりました。

わたしの手元に一冊のブックレットがあります。
『懲りない精神医療 電パチはあかん!!』(千書房/2004)。

月間「むすぶ」の連載を本にしたもので、企画・編集は「前進友の会」。

前進友の会 やすらぎの里

そう、「前進友の会」はたたかう病者の会なんです。
本を開いたさいしょから最後まで、精神病者の想いに、苦しみに、
叫びに、突きつけられたことばに、「・・・息がつまります。」

この本の「企画者として最後に」の一部だけ紹介させてください。

-------------------------------------------------------------
    鬼と怨念とテロリストが棲むという
                江端一起(前進友の会)

・・・・・・・・・・・・・・ キーサンがキーサンであるというだけで、このキレイでカイテキでベンリでアンゼンな『シミン社会』とやらでは、もう『テロリスト』なのでしょう。その『テロリスト』を黙らせるには電気ショックを含めて『治療』して、『社会復帰』させるか、『コロす』か、『閉じ込め』ておくか、しなければならないわけです。「蔓延するキーサンに電気ショックを!!」なわけです。本当にキーサンがそのままキーサンなら、この日本の『シミン社会』とやらには、もしかすると『テロ』以上のものなのでしょう。ただ、その『テロリスト』もできるなら、もう『キーサンテロ』なんてやりたかないのです。ツカれるから。患者会のセーカツを大切にしたいから。でも、それを許してくれないのは、この『シミン社会』とやらに『復帰』させたがっているクソバカタレどもなのです。キーサンはキーサンのままで、この街で、この村で、ゾーリムシのように、鬼のように、『テロリスト』のように、そのまま生きたいだけなのです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「天上天下[病]者反撃!」が発刊されて10年経ちました。いま、コレを発刊して、さて10年後を想いました。もう、これから先ナニができるやろかなあー、そう思いました。しかもヤツらが、『無かった』ことにしたがっていて、「正史」から消したがっているのを十分ひしひしと、身をもって感じています。聴こえてきます。でも、その『無かった』ことにしたい叫びや想い。『無かった』ことにしたいセーカツをし、そのセーカツから叫び声をあげ続け、キーサンのやり方やり続けてきた、キーサン患者会は、それでも、シャカイから嫌がられながら、ゾーリムシのように生き続けます。この本がその証拠になってくれないかな、と想いました。どうやっても、『無かった』ことにはできへんで、キサマには。このドアホが。こんな患者会がいて、「電気ショックは嫌だ」と叫び続け、そして、ゴキブリのような医療従事者がいたことを、歴史から『無かった』ことにはさせへんで。・・・・・・・・・・
--------------------------------------------------------------


そんなかれらにわたしができること。
おいしいお米を送ること。

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「わん、にゃん」クロネコちゃん、仲間入り! 

2006-10-08 06:26:24 | あそび/しゅみ



アタシはだれでしょう?



クロネコちゃんです。

クロネコヤマトの宅急便を一個送ると、
スタンプが1個もらえて、
スタンプが5個たまると、
アタシかシロネコちゃんがもらえます。



みどりさんはアタシがほしくて、
せっせ宅急便を送ってくれました。

「わん」「にゃん」、晴れて仲間入り。

うれしーいな~



つぎは、シロネコちゃんを迎えれば、
シロクロ3兄弟です。


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渓流露天風呂で「いい湯だなぁ」ほっ!/湯あみの島(長島温泉)でしばしの骨休め。

2006-08-02 09:26:54 | あそび/しゅみ
まずは
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『む・しの音通信』56号の編集・発行がやっと終ったので、
Nさんに発送をお願いして、
連日の田の草取りで足が痛いともちゃんと
用事を済ませがてら、三重県の長島温泉でしばしの骨休め。

8月12~13日の第3回「M&T企画/選挙講座」の打ち合わせの目的もある。
講座の前は、いつも場所をかえて集中して相談して企画している。

長島温泉は、大型レジャーランドを併設しているので、
夏休みで子ども連れがいっぱい。
   
車で1時間半ほどで来れるので、ときどき泊りに来る。
 

「湯あみの島」のアルカリ単純温泉のお湯は、
肌の弱いわたしにもよく合っている。
ゆったりとした部屋のお風呂も温泉。
考えてみたら、水道水を温めるより
豊富な湯量の温泉のほうが安上がりかも。
  
今日の女湯は「奥入瀬渓流の湯」。
すべての露天風呂が源泉かけ流しである。
  
渓谷の湯
  
流れの湯
  
木立の湯
  

なかでもちょっと深い立ち湯(滝つぼの湯)が気に入っている。
  
滝上の湯
  

 

おかげで、「M&T企画/選挙講座」の内容もばっちり。

PS:
無線RANなので、画像を送るのに時間がかかるのと、
チェックアウトの時間が迫っているので、
温泉の画像はあとでアップします。

ではまた。

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見て食べて歩いて、夏の京都を堪能しました。

2006-07-13 21:58:49 | あそび/しゅみ
  一日一善プラス10点。
まずは
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法然院の高畑早苗展に行く前に
京都に詳しい友人に連れられて京都を散策することに。

まずは、京都のおばんざい。
1000円で食べ放題のバイキングはお値打ち。

使う素材もこだわりでいつもは長だの列とのこと。
開店前に一番乗り。

   
腹ごしらえをして、いざ京のまち歩きに。

錦市場を端から端まで歩いて
錦天満宮でフジウツギとエビネソウを見つけた。
汗をかいたあとの、お水もおいしかった。

  

ところで、
錦市場で見つけた、
これはなんでしょう?

    
「ハモの子」と「たこの子」でした。

初めて見ました。
炊いて食べるとおいしいそうですよ。

錦市場をあとにして、腹ごなしに歩いた(笑)。
目的地は「鍵善」でのおやつ。
ここの黒蜜のくづ切りがめっぽう美味い、という。



出てきたくづ切りを見ておどろいた。
  
漆塗りの2段重ねの器に、
すずしげに葛きりが泳いでいる。
冷たくて甘くておいしい。

けっこうおなかも膨れたので、
予定よりたくさん歩くことにした。
南座・・・祇園・・・八坂神社、
うわさの一澤帆布店まで歩いてバスに乗った。

銀閣寺で降りて、
哲学の小道を歩きながら、法然院へ向かう。
歴史のありそうなひなびた山門がうつくしい。



山門を一歩はいると別世界がひろがる。
ひんやりとした空気と石畳と苔と(るなさんが好きそう)。
400年前にタイムスリップした気分。

先についていた連れが、法然院の「方丈」は、
招待者のみしか入れないという。
上野さんから届いたはがきを見せると3人まとめてOK(ホッ)。

1時間ほど高畑早苗さんの作品を見て、
トークセッションの準備ということでいったん退出。

夜ごはんまで時間があるので、近くの「よーじや」へ。
  
またまた甘党のお店でした。
  
蒸し暑い京都で、今年初めてのカキ氷。

お庭の蓮(ハス科・スイレン属)


  

  

  

6時からは、上野千鶴子さん、高畑早苗さん、
レベッカ・ジェニソンさんの、
トークセッション「Wear me! 生きのびる私・私たち」。

--ここから先は、撮影禁止です。--

夜は、イタリアンのでぃなー。
食べすぎで、おなかいっぱい胸もいっぱい。

思いがけない素敵な出会いもいっぱいあって、
とってもおいしい一日でした。


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京都のホテルからおはようございます。

2006-07-13 07:34:31 | あそび/しゅみ
京都のホテルからおはようございます。
ホテルのパソコンから送信しています。

昨日は友人と京都の街と高畑早苗展。
歩いて、食べて、見て、
とても楽しい一日でした。

高畑早苗 京都法然院展では、
上野千鶴子さんとレベッカ・ジェニソンさんと高畑早苗さんに、
やなぎみわさんもくわわってトークセッションも最高。
そのまま夕ごはんになだれこみ、、、。

今日は名古屋でニキ展を見ることになった。
夢こそがすべて!ニキ・ド・サンファル展in名古屋

帰ったらまた報告しますね。
なれない変換なのでここまで。

ではまた。

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「はや漬けくるりん」ってこれなあに?!

2006-07-02 22:02:03 | あそび/しゅみ
これはなんでしょう?


  

「はや漬けくるりん」です。


「はや漬けくるりん」って
いったいなんでしょう??


この「はや漬けくるりん」くん、
実は、今日が試運転。

で、どうしてわが家にあるかというと、
話せば長くなるんですが、
事務機器のワンステップのポイントがたまると、
家庭用品や季節のフルーツが選べるんです。

今年は夏野菜が多いからと、定価7800円の
「はや漬けくるりん」なる怪しいものを注文したら

届いたのがこれ。

じつは、わたし、
野菜と塩だけ入れれば電動でおいしい浅漬けができる、
「はや漬けくるりん」だと勘違いしてました

ところが、

指定の材料を入れてタイマーを入れると、
  
くる~りくる~りんと
とってもゆっくりと回りはじめるんです。
まるで、電動皿まわし、みたい。

たったこれだけの仕掛けです。
お値段に惹かれて注文したのに、
どうみても2980円くらいの代物(笑)。

とはいえ、容器が回るとなかに入ってる、
糠床がかき混ぜられて、好気性のバクテリアが喜んで、
ヨク働き、ハヤク漬かる、という仕組み。
  
かき回す手間も手も汚さずにできあがり。

「はや漬けくるりん」は、


くるくるまわる
「ぬか漬け器」でした(笑)。




無事、試運転終了。
まだちょっと糠床が熟れてないけど、まあまあ食べられます。

「はや漬けくるりん」の記事を書いているうちに、
ともちゃんが夕ご飯を作ってくれました(謝謝)。


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八ヶ岳南麓で、おいしくて楽しい一日を過ごしました。

2006-05-05 18:00:01 | あそび/しゅみ
連休中は、ずっと畑と庭仕事の予定だったんだけど、
きゅうきょ八ヶ岳南麓の友人のところに遊びに行くことにした。



フリーマーケット会場で待ち合わせのはずだったんだけど、
道に迷って、方向違いの「まきば公園」までドライブ。
快晴の空に映えて、八ヶ岳連峰がうつくしかった。

 
権現岳          赤岳

ちなみに、遅れてたどり着いたフリマでの収穫は、
欲しかった手挽コーヒーミル、
小鉢セットと萩焼より薄手の焼き物3個。
シルクロードのハンカチ4枚。
オマケもつけてもらって、しめて2000円ナリ。

ほかに、アジアンテイストのショルダーバックとネックレス。

友人への手みやげは、
わが家のアスパラとハーブとお花たち。
   
チューリップとハーブの花は花瓶に。
夕食は食べきれないほどのこころづくしの手料理とワイン。
ごちそうさま。とってもおいしかったぁ。
  

一夜明けて、新緑の林のなかを散歩した。
標高1000メートルの八ヶ岳山麓には、
あちこちにクサボケとウグイスカグラが自生していた。
天をつくような山桜の花も咲きはじめている。
  

  

  

目の前には、雪をかぶった雄大な南アルプス連峰。
 
↑  北岳             甲斐駒ケ岳↑

おみやげには、
夕食をごいっしょしたTさん手作りの「おろしヘルパー」。
山芋をおろしたすり鉢を掃除するのに、ぴったし。
使い勝手のよさそうな「にんにくクラッシャー」と
手挽ミル用のフェアトレードの「コーヒー豆」。



あっという間の、おいしくて楽しい24時間。
豊かで濃密なときをともに過ごしてくださって、ありがとう。

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最後まで、読んでくださってありがとう。
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