みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

【花粉症】花粉症のセルフケア~眠くならないアレグラ/妊娠・授乳中は 薬あり対処法あり

2010-02-27 11:32:32 | 健康/くらし/薪ストーブetc
雨があがってぽかぽか陽気。
薪ストーブにも火が入っていないけれど、ちっとも寒くありません。

気温の上昇とともに、わたしのブログのアクセス数も急上昇。
週のはじめから、 訪問者数が1400IPから1500IPくらいになっていて、
25日には、なんと「閲覧数:4,711PV 訪問者数:1,644 」。

●2月25日のアクセス数 閲覧数:4,711PV 訪問者数:1,644 IP
●2月26日のアクセス数 閲覧数:3,372PV 訪問者数:1,411IP


アクセスが増えた原因は、気温の上昇とともにスギ花粉の飛散が増えて、
「花粉症」の記事をみにくる人が増えたから。

環境省花粉観測システム(はなこさん)
粉飛散状況を地図と表、グラフでみることができます。 花粉飛散データは、観測地点から自動送信されており、毎時35分頃にホームページを更新し ... 花粉飛散状況は、花粉自動測定器により計測された、1時間平均の花粉数(個/m3)で表示しています。


わたしは花粉症ではないけれど、喘息のような症状で昨年まで、抗アレルギー薬を飲んでいました。
ずっと「ザジデン」を処方されていたんだけど、このザジデンは
「効き目は強力、副作用の眠気も強烈」。

わたしの場合、効きすぎて、朝から晩まで爆睡してしまって、
夜眠れないときは睡眠薬代わりに使っていたくらい(笑)。
眠くならない薬をということで、昨年、新聞に載っていた第二世代の「アレグラ」にかえてもらったところ、
「眠気」はほとんどなくなって、昼間に飲んでも大丈夫になりました。
とはいえ、効き目はザジデンのほうが◎強力のような気がします。
いまは咳はおさまっているので、お守りでアレグラを持ち歩いています。

ということで、いまアクセスがいちばん多い記事はこれ。
眠くならない花粉症の薬「アレグラ」~第2世代の抗アレルギー薬
/眠気だけでなかった…思わぬ“脳力”低下(2009-02-20)


花粉症については、厚生労働省のホームページに治療や対策、セルフケアが詳しく載っていて、
花粉症で悩まされている当事者の方には、とっても役立つと思います。


厚生労働省:花粉症特集
はじめに~花粉症の疫学と治療 そしてセルフケア~
・・・・・・・(略)・・・・・・・・
○スギ花粉症の治療
花粉症の治療は他の鼻や眼のアレルギーの治療と基本的には同じですが、急激に花粉にさらされるため、急性の強い症状への配慮も必要となります。治療法を大きく分けると、症状を軽減する対症療法と根本的に治す根治療法の二つがあります。

対症療法:
内服薬による全身療法
点眼、点鼻薬などによる局所療法
鼻粘膜への手術療法

根治療法:
原因抗原(花粉など)の除去と回避
減感作療法(抗原特異的免疫療法)

対症療法として抗ヒスタミン薬(第一世代、第二世代)、化学伝達物質遊離抑制薬、ロイコトリエン拮抗薬などの内服や点鼻、点眼、そしてステロイド薬の点鼻、点眼などが組み合わせられます。鼻の症状ではくしゃみ、鼻汁が強い症状の場合は第2世代抗ヒスタミン薬が多く使われます。鼻閉が症状の主体である場合にはロイコトリエン拮抗薬がよい適応となります。どの症状も中等症以上になった場合には主として鼻噴霧用ステロイド薬がもちいられます。より鼻づまりが強い場合には点鼻用血管収縮薬や時に内服のステロイド薬を使う場合があります。この内服ステロイド薬は2週間を目途として使用します。全身性のステロイド薬の筋肉注射はアレルギー専門の施設ではその副作用の問題からほとんど行われていません。眼の症状に対しては抗ヒスタミン薬の点眼液、化学伝達物質遊離抑制薬の点眼液がその主体となりますが、症状の強い場合にはステロイド点眼液を使用することがあります。この場合には眼圧の上昇に注意が必要です。現在、アレルギー治療薬の使用方法として花粉飛散開始とともに薬剤の投与を始める初期治療が一般的であり、季節が始まって症状が出現してから薬剤を服用し始めるより効果が高いことが分かっています。副作用としては、抗ヒスタミン薬は多かれ少なかれ眠気が出ることがあります。鼻噴霧用ステロイド薬は局所のみで血液中に入らないため副作用は少なくなっています。血管収縮薬は使いすぎると血管が薬剤に反応しなくなり逆に拡張し続けるため鼻閉がひどくなることがあり、注意が必要です。市販薬の点鼻薬にも含まれていますので注意して使用しましょう。

減感作療法は抗原特異的な免疫療法とも呼ばれ、花粉の抽出液の濃度を少しずつ上げ注射して、身体を花粉に慣らす(花粉に対し防御する免疫を獲得する)ようにさせる方法です。週に1ー2回の注射で進みますが、維持量からは2週間に1回を2ヶ月間続け、その後1ヶ月に1回の注射となります。これは体質改善のため2年以上続けることが重要です。やめた後でも効果が持続するのがこの治療法の特徴であり、2年以上続けた患者さんの約60%の方に効果が持続しています。

○花粉症のセルフケア
ご自分でできるセルフケアとしては外出時にマスク、めがねをして、原因の花粉を少しでも体の中に入れないようにする努力が必要です。花粉症用のマスクでは花粉が約1/6、花粉症用のめがねでは1/4程度に減少することが分かっています。また花粉情報に注意し、花粉飛散が多いときには無駄な外出は避けるようにしてください。家にいる場合でも、花粉飛散の多いときには窓の開け閉めに注意をしましょう。もし、外出する場合にはけばけばした花粉のつきやすいコートを着ることは避けましょう。外出から帰ってきてもすぐに顔を洗い、うがいをすることをお勧めします。全く症状をなくすことは不可能ですが、少しでも症状を軽くすることができると考えます。鼻粘膜の状態を良くするように、悪化の因子であるストレス、睡眠不足、飲みすぎなどを抑えることが必要です。軽い運動などは花粉防御をしたうえでは推奨されると思われます。セルフケアと医師、薬剤師による治療を含め、花粉症の季節を快適に過ごせるよう努力してみてください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
花粉症の民間医療について



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「薬は飲みたいけれど、おなかの赤ちゃんが心配」という妊娠中の人に役立つ新聞記事も、
2月12日の、中日新聞に載ったので、紹介します。

 【健康】花粉症 妊娠・授乳中は 薬あり 対処法あり
2010年2月12日 中日新聞

 鼻づまりや目のかゆみ…。花粉症のシーズンが到来した。妊娠中や授乳中は子どもへの影響を考えて、薬の使用は控えるべきだと考える人も多い。だが、使える薬やそれ以外の対処法もある。医療機関によく相談してストレスをためないようにしよう。 (鈴木久美子)
 おっぱいのこと、子育てのこと、何でも相談してみよう-。「かながわ母乳の会」が今月、横浜市鶴見区で開いた「母乳育児を語ろう」の集まりには、授乳中の母親や妊婦、助産師や小児科医ら約四十人が車座になっていた。
 この時季の関心は花粉症だ。「子どもを二人産み、妊娠中も授乳中も薬はやめていました。花粉をマスクでガードしましたが、本当につらかった」とある母親は花粉症の体験を語った。妊娠中や授乳中、赤ちゃんへの影響を心配して薬をやめる人は少なくない。
 花粉症の薬は、母親が使用した場合の胎児や乳児への影響が調べられていないものが大半だ。このため医師が「薬を飲むなら、授乳をやめるように」と安易に言ったり、「妊娠に気付かずに薬を飲んでしまった」と中絶を考える妊婦もいるなど、使用を敬遠しがちだ。
 「妊娠中の薬剤の使用は慎重に行うのが原則。だが、長年の使用経験があり、異常が報告されていない薬は使われている」と聖路加国際病院「妊娠と薬相談クリニック」の酒見智子医師(産婦人科)は説明する。聖マリアンナ医科大の堀内勁特任教授(小児科)は、授乳中についても「(がまんして)しかめっ面をしていても、いい子育てにならない」と話す。
 ただ、薬の適切な使用法はある。花粉症に詳しい日本医科大付属病院の大久保公裕医師(耳鼻咽喉(いんこう)科)によると、妊娠中は、胎児の器官が形成される四カ月半までは、原則薬は使用しない。代わりに、蒸しタオルで鼻を温めて、アレルギーの原因物質、ヒスタミンの働きを抑えるよう勧める。
 それ以降は、抗アレルギー薬「インタール」の点鼻薬・点眼薬を、常用の半量以下に減らして使う。胎児が安定する八カ月以降は、量を減らして服用してもいい飲み薬もある。
 授乳中については、「乳児に吸収されない点鼻薬・点眼薬がある」と横浜市立大付属市民総合医療センターの関和男医師(小児科)。「点鼻・点眼薬で治まらなければ、小児用のドライシロップ剤を使うこともある」と言う。
     ◆
 薬以外にも治療法はある。花粉に反応する鼻の粘膜を焼き切るレーザー治療は、妊娠中も授乳中も可能だ。手術後の炎症止めなどの薬は使用せずに行う。ただし花粉飛散開始前、一月ごろまでには終えないと効果がない。
 根治療法の花粉の抽出液を注射する減感作療法は、妊娠中・授乳中ともに中止しなくていい。治療期間は約二年かかる。
 日常生活で花粉を避けることも必要だ。外出時にマスクや眼鏡をかけ、花粉飛散情報を確認して飛散の多いときは窓を閉めたり、外出を避ける。帰宅時に洋服や髪から花粉をよく払い落としてから家に入る。花粉がつきやすい、けば立った表面の洋服は避ける。
 鼻などの粘膜を傷つけるたばこはやめる。規則正しい生活やバランスのよい食事への気配りも大切だ。
 薬の使用を控えたり、逆に市販薬を安易に使用せず、「短絡的に考えず、医師に相談してほしい」と酒見医師は助言する。
 妊娠と薬に関する相談は、聖路加国際病院のほかに国立成育医療センター(東京)、名古屋第一赤十字病院(名古屋市)など各地に窓口がある。



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