みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

頭痛のタネ。悩みのタネ、「後頭神経痛」かも~桂枝加朮附湯が効いたみたい。

2014-06-05 21:08:14 | 健康/くらし/薪ストーブetc
昨日のブログに書いた、ひだり後頭部の神経痛のようなピリピリした痛み、
調べてみたら、「後頭神経痛」というもののようです。

そういえば、おとといの夜、
ちょっとしたアクシデントがあって、寝たのは午前2時ころ。
きのうは早朝から校正の仕事を始めたのですが、
左側の首から頭頂部にかけてひりひりとした不快な痛みがありました。
毛虫かなにかに刺されたか、耳にのなかに炎症があるのか、
口内炎の初期症状だろうか、といろいろ考えながらいちにち仕事をしていました。

夜になって、左の頭皮の耳から数センチほどのところがを触ると、
飛び上るほど痛くて、電気が走るようなズキンとした痛みが、
前ぶれもなく起きるようになりました。

そういえば、前にも似たような頭皮の痛みがありました。

ずっと前に、肩の石灰沈着性けん板炎の痛みに悩まされたので、
このままひどくなるといやだなあ、と思って、
ビタミン12と鎮痛剤を飲んで寝たのですが、鎮痛剤はあまり効かないみたいです。

それで、いろいろ調べて見たら、「後頭神経痛」の症状にピッタリです。

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病院の頭痛外来では、他の原因を否定するために、
MRIやCTの検査をして、「後頭神経痛」と診断するそうですが、
わたしの場合は、自己診断です。

原因として思いあたることは、
「長時間の下を向いてのしごと(校正)」「低気圧(雨の降る前)」、
「前日のアクシデントと夜更かし」「過労」などなど。

けん板炎の時に処方された漢方薬の「桂枝加朮附湯」は、
関節炎や神経痛にも効きます。
後頭神経痛の薬としても書いてあったので、
再発した時のために持っている桂枝加朮附湯を飲んでみました。

朝から漢方薬とB12入りのビタミン剤と牛黄を飲んで、
髪の毛に触れても痛いので、頭にはネックウォーマーをかぶっています。

からだを冷やさないほうがよいので、仕事はお休みにして、
関のマーゴの湯に入ってきました。

午後になってなんとか発作的な痛みが弱くなってきたので、
本の著者校正の仕事を再開。

痛みが強くなるようなら病院に行こうと思っていたのですが、
なんとかおさまりかけているし、ブログもぶじアップできています。
ぼうしみたい二かぶってる、赤いウォーマーもちょっとかわいいかも(笑)。

以下、
似たような頭痛の症状で悩まされている方の参考になればと思います。

 後頭神経痛-頭痛外来 
福井県済生会病院HP

後頭神経痛
-けっこう痛い神経痛-

外来で診察していると後頭部を押さえながら、『昨日から後頭部が急にチクチク、ビリビリと痛くなってきて、我慢できないくらいなんです。私、くも膜下出血ではないでしょうか』と言われる方が多数おられます。診察中も『痛!痛!』と何度も顔をしかめています。

このような方はたいてい【後頭神経痛】と呼ばれる神経の痛みなのです。後頭神経痛には①大後頭神経痛、②小後頭神経痛、③大耳介神経痛の三種類があります。それぞれは痛みの質、程度は同じですが、図のように痛む場所が違うのです。

①大後頭神経痛
②小後頭神経痛
③大耳介神経痛
X 圧痛点 痛みの特徴は以下のようなものです。 •ビリッとする一瞬の電撃的な痛みで繰り返す。間隔は数秒から数時間で一度痛み出すと数日から数週間継続する。
•痛みの間欠期(痛みがないとき)は同部位にじわっとした違和感、しびれ感があることがある。
•痛み以外には吐き気などの症状はない。
このような痛みは肩こりや首のこりが強いときに起こりやすい傾向にあります。解剖学的にこれらの神経は頭を支える頸部の筋肉の間から皮膚の表面に出てくるため、筋肉による圧迫を受けやすいためと考えられています。これらの神経痛は治療をしなくてもたいていは1週間ほどで自然に消失します。危険な頭痛ではないので心配はいりません。
痛みが強い場合はビタミン剤の内服や注射が効果的です。この治療により痛みが徐々に改善し、通常の鎮痛剤を使わなくてもよいことが多いです。

後頭神経痛は日本人に比較的多く、痛みも強いために日常生活に支障が出ることもあります。痛みが強い場合は、一度、かかりつけ医あるいは頭痛専門外来にご相談ください。
福井県済生会病院 脳神経センター (頭痛外来担当)山崎法明


  ■後頭神経痛
2013/02/20 大濠パーククリニックHP

比較的多く見られる頭痛です。

①症状
後頭神経痛の多くは大後頭神経(頚椎2(C2)、頚椎3番(C3)から後頭部の頭皮を走行する知覚神経)の痛みです。

急に、首のつけ根から後頭部が「キリキリ」と痛み、頭のてっぺんや耳の上や後ろ(後述する、小後頭神経や大耳介神経領域)にかけて痛みが走る事もあります。
左右いずれかのこともありますが、後頭部全体が痛くなることもあります。
間隔は数秒から数時間で一度痛み出すと数日から数週間継続します。
ひどい時には、頭皮を指やヘアブラシで触っただけで、飛び上がるほど痛がる事もしばしばあります。
片頭痛と違い脈拍と一致しないのが特徴です。
目の奥の痛み、目の疲れ、まぶしさを同時に感じる事があり、大後頭神経三叉神経症候群(great occipital trigeminal syndrome; GOTS )と言います。後頭神経の興奮が、三叉神経第一枝に伝わり、各種目の症状を引き起こします。

後頭部を支配する神経は大後頭神経以外に以下の2つがあり、いずれも 頸神経叢から出ています。
小後頭神経は、側頭部で耳の後ろへ走行しており、耳の横か上に痛みがあれば小後頭神経痛です。
大耳介神経は、耳の後の付近を支配しており、耳の後ろが痛む場合も後頭神経痛とみなされます。
大後頭神経は外後頭隆起(後ろの骨の出っ張り)の外側2.5cm、(天柱のツボ)小後頭神経はさらにその外側2.5cm(風池のツボ)から出ており、これらの神経の出口を圧迫して痛みが増強すれば診断がつきます。

随伴症状
肩こりや耳鳴り、急に頭を動かした時にめまいを伴うこともあります。
痛みがない時に頭皮にしびれ感や違和感を感じる事があります。
吐き気は伴いません。

誘発因子
首の運動、くしゃみ、せき
ストレスや低気圧(雨)

原因
黄砂、血管の圧迫、外傷(交通事故の後遺症等)、ヘルペス
頚椎異常(変形、靭帯の不安定性、筋肉の異常硬縮等)、緊張型頭痛、
肩こり 、枕の高さが合わない、歯の病気(肩甲骨内縁から後頚部 の痛み)
前かがみの悪い姿勢(コンピュータ業務、美容師、看護師、エステシャン、料理人)

治療
自宅で温かい蒸れタオルで圧痛点温める。
肩こり体操、 頸椎カラー 、

薬物療法
鎮痛剤(NSAIDs)
抗てんかん薬

①カルバマゼピン(テグレトールTM®)100mgやガバペンチン(ガバペンTM®)200mg
少量から開始して、少しずつ増量、2-3錠、2-3× 痛い間服用
副作用はふらつき、眠気、
②クロナゼパム(リボトリール®、ランドセン®)0.5mg眠前(肩こり、耳鳴りにも有効)
テグレトールより効果は劣るが副作用少ない。眠気少しある
③アレビアチン(フエ二トイン)常用量 200-300mg、2-3×
テグレトールより効果は劣るが副作用少ない。
筋弛緩薬(テルネリン®)、

漢方薬
葛根湯、葛根加朮附湯、桂枝加朮附湯、七物降下湯(46)、当帰四逆加呉茱萸生姜湯、川芎茶調散、治打撲一方


大後頭神経ブロック
急性期(1~2 カ月間)は 3~4 回/週の頻度で行い,その 後は 1~2 回/週程
局麻酔1~2%リドカイン2~5ml±ステロイド 即効性あり。4日有効

注射
メチコバール(ビタミンB12)500μgを週3回静脈注射、半数は10分後痛み消失、しかし一日しかきかないためその後、
その後メチコバールの内服500μg3錠3×を当面  


   第6回 気になる頭痛(1) 大後頭神経痛

症状と診断は?

 首から後頭部がキリキリといたみ、頭のてっぺんにかけて痛みがはしります。人によっては、目の奥まで差し込むような痛みや、肩から頚にかけてのこり感を伴うこともあります。髪の毛の生え際で耳の後ろから真ん中よりのところを指で押すと、ウッツ!と唸ってしまうほどの痛みを感ずる場所、“圧痛点”があります。これがあるとほぼ間違いなく、診断がつきます。

何が原因ですか?

 頚の付根を覆う筋群を貫通して大後頭神経が出ています。この神経を過剰に興奮させる刺激が加わると大後頭神経痛が生じます。たとえば、ストレス(対人関係、深酒、徹夜、主婦の方ですと家庭内のイザコザetc.)や低気圧(雨の降る前)などの影響が加わったときに、大後頭神経痛がよく生じます。悩み事があり、明日の天気予報が雨なんていうときにはダメです。また神経の出てくる所の筋肉がギュッと収縮したり(緊張型頭痛や、むち打ち症に続発するタイプ)、変形した頚椎がこの神経を圧迫したりして(頚椎症によるタイプ)も痛みます。コンピュータと長時間向きあったり、下を向いて仕事する方たちの中には、頭の重さをいつも頚の筋群が支えているため、てきめんに痛くなる方がいます。美容師さん、看護師さん、エステシャン。。。ご注意を!

どう治療するのですか?

 冷たい湿布や鎮痛剤の服用、整体マッサージでも治らない場合には、大後頭神経ブロックをおこないます。これは圧痛点に少量の局所麻酔剤や少量のステロイド剤を注射します。ほとんどの方は、このブロックを週に1回くらいで、数回すれば痛みは消失します。 原因となるストレスなどがかかったときには再発することがあります。でもその時はまた治療すればいい!くらいの軽い気持ちでいてください。くよくよ心配しているとますます再発してしまいます。


 頭の神経痛の話
「外来で圧倒的に多い頭痛が後頭神経痛です。」
 こうきっぱりと書くと、大学病院や大きな病院で頭痛外来をなさっている先生方はおそらく、「片頭痛が最も多いのが常識だ。」と反論されるかもしれません。教科書には確かにそう書いてありますが、前線で仕事をしておりますと、後頭神経痛に悩まされている方が片頭痛の患者さんよりもはるかに多いことは事実です。
 後頭神経痛とは、頭の皮の神経痛です。今回は、この後頭神経痛と三叉神経痛の話です。神経痛ときいて、お年寄りの病気だから、私には関係ないとか、神経痛なんて怖い病気ではない、などとお思いの方もあるでしょう。この神経痛は子供の頭痛の原因になることも多く、まれに神経痛が脳梗塞や脳腫瘍の症状であることもあります。
1 神経痛とはどんな痛みですか。神経痛とは、一定の末梢神経の走行に一致した領域におこる痛みです。痛みのおこる神経により、後頭神経痛、三叉(さんさ)神経痛、肋間神経痛、坐骨神経痛などがあります。その中で頭痛をきたすのは、後頭神経痛、および三叉神経痛です。
 2 後頭神経痛はどんな頭痛ですか。後頭神経痛の患者さんは急に耳の後ろや後頭部が痛くなったと言って外来を受診します。左右いずれかのこともありますが、後頭部全体が痛くなることもあります。後頭神経とは頚の第2番目の神経の枝です。神経の走行は図1に示しておりますが、その部分に沿って痛みます。肩凝りや耳鳴り、急に頭を動かした時にふらっとするめまいなどを伴うこともあります。頚の付け根から突き上げられるように痛みが上がる、キヤッとする、などと表現される痛みです。そして神経の通り道を押さえると、痛さのあまり顔をしかめる、というのが典型例です。・・・・・・・・・・・・・・・(以下略)・・・・・・・・・・・・・・・・・ 


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