おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

模様替え

2008年08月14日 | 日記・エッセイ・コラム
世間はお盆休みだって言うのに、
仕事をしている僕。
まぁ、この不景気な時代、仕事があるってのは
うれしい事ではあるけど。
 
でもまぁそこはお盆休み。
一人で仕事場にこもってやってるんで
何をするにも自由。休憩も自由、屁をこくのも自由。
時折する物音に 
 
“ビクッ” 
 
ってするのも自由。
そんで持って、 
 
「びっくりさすなやぁ~!」
 
と、一人で突っ込むのも勿論自由。
 
で、帰る段取りも自由である。
 
ひと段落をつけ、帰ろうと思ったが、
折角の休日、車で来てたもんだから、
久々に足を伸ばして本でも買おうと
車を走らせた。
 
さすが休日だけあって、車も少ない。
快適にドライブを楽しんでいると目的地に到着。 
一ヶ月ぶりになるだろうか?
 
「久々やなぁ~」
 
と思いながらも、何か違和感が・・・ 
 
車から降りて、携帯をマナーモードに
切り替えながら歩いて行くと、人影がまったくない
入り口に張り紙が。 
 
“入り口は向こうです”
 
この本屋、立派な玄関があったが、
開店間際に駐車場から入りやすかった裏口が
玄関のようになっていた。
 
「本来の玄関に戻ったんやね」
 
違和感を感じていたのは、自転車が道から見える場所、
本来の玄関横に止まっていたからだった。
 
“なんで今頃?”
 
携帯をポケットにしまいながら店内に入ると、
そこはまさにトワイライトゾーン、まさにマジックアワー。
模様替えをしていた。
 
圧迫感のある高い本棚。
一から探さないといけない配置。
ここちよく流れていたBGMも聴こえない。
静かな、まるで本屋のような、
あっ、イメージ通りの本屋といった感じの本屋になっていた。
 
しばらく店内を歩いたが、
なんか気持ち悪くなって出てきた。
 
浦島太郎になった気分だった。
 


コメント
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