立ち寄ったコンビニにたむろする若者。
大学のサークルか? 何かの集まりか?
残業。
一旦自転車で帰ったあと、仕事の続きをするために
再び仕事場へ。
急いで残っていた仕事を片付けて、颯爽と車に飛び乗る。
エンジン始動!
シートベルト、カチャッ!
前方・後方注意。
左右確認。
行くぞ!ダザーン軍団!
覚悟しろ!ダザーン軍団!
よぉ~し!帰るぞぉ!
ブロ、ブロ、ブロロロォロー!
愛車の雄叫びと共に、助手席には
昼に食べたコンビニ弁当の残骸が小刻みに震えていた。
(これ、ほかしにいっとこ!)
空き箱を捨てる為と、
なぜか大量に冷蔵庫にあるエビスビールを飲むための
肴を買おうとコンビニに立ち寄る計画を立てた。
坂を下っていく。灯りが見える。
180°ターン!
駐車場に人影、時は亥の刻。遅くはないが、
田舎のこの時間。
少々不釣合いな多勢に無勢。
(嫌だなぁ~)
不法に駐車場を占拠するダザーン軍団。
じゃなかった、数人の若者。
1、2、3、・・・・ 10人ぐらいか。
入り口近くの灰皿を占拠して紫煙を燻らす女性陣。
その女性陣を取り巻く第二の円陣。
へらへら笑いながらアイスを口にする野郎たち。
その人波の中心にあるゴミ箱へ
掻き分けながら捨てに行くのが少々メンドくさく、
何も手にせずに店内へ。
入れ違いで中から出てきた二人も仲間のようだ。
目当てのモノがなく、仕方なく店外へ出ると、
12人が綺麗な円陣を描いて、談笑していた。
タバコの煙が立ち上る。
卑猥な笑顔で女性陣におどけたギャグを投げる男たち。
女性陣スルー。
なぜか、女性陣、とってもクール。
駐車場、灰皿、ゴミ箱、そして入り口まで。
すべてを飲み込むような巨大な円を作って、
我が物顔で入ってくる車を睨みつけている占領軍。
儀式なのか?
何かのサークルなのか?
もしかして、本当にダザーン軍団なのか?
とにもかくにも、
とっても邪魔な“輪”だった。
大学のサークルか? 何かの集まりか?
残業。
一旦自転車で帰ったあと、仕事の続きをするために
再び仕事場へ。
急いで残っていた仕事を片付けて、颯爽と車に飛び乗る。
エンジン始動!
シートベルト、カチャッ!
前方・後方注意。
左右確認。
行くぞ!ダザーン軍団!
覚悟しろ!ダザーン軍団!
よぉ~し!帰るぞぉ!
ブロ、ブロ、ブロロロォロー!
愛車の雄叫びと共に、助手席には
昼に食べたコンビニ弁当の残骸が小刻みに震えていた。
(これ、ほかしにいっとこ!)
空き箱を捨てる為と、
なぜか大量に冷蔵庫にあるエビスビールを飲むための
肴を買おうとコンビニに立ち寄る計画を立てた。
坂を下っていく。灯りが見える。
180°ターン!
駐車場に人影、時は亥の刻。遅くはないが、
田舎のこの時間。
少々不釣合いな多勢に無勢。
(嫌だなぁ~)
不法に駐車場を占拠するダザーン軍団。
じゃなかった、数人の若者。
1、2、3、・・・・ 10人ぐらいか。
入り口近くの灰皿を占拠して紫煙を燻らす女性陣。
その女性陣を取り巻く第二の円陣。
へらへら笑いながらアイスを口にする野郎たち。
その人波の中心にあるゴミ箱へ
掻き分けながら捨てに行くのが少々メンドくさく、
何も手にせずに店内へ。
入れ違いで中から出てきた二人も仲間のようだ。
目当てのモノがなく、仕方なく店外へ出ると、
12人が綺麗な円陣を描いて、談笑していた。
タバコの煙が立ち上る。
卑猥な笑顔で女性陣におどけたギャグを投げる男たち。
女性陣スルー。
なぜか、女性陣、とってもクール。
駐車場、灰皿、ゴミ箱、そして入り口まで。
すべてを飲み込むような巨大な円を作って、
我が物顔で入ってくる車を睨みつけている占領軍。
儀式なのか?
何かのサークルなのか?
もしかして、本当にダザーン軍団なのか?
とにもかくにも、
とっても邪魔な“輪”だった。