おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

人波

2008年05月20日 | 日記・エッセイ・コラム
今日も日曜日のお話。
 
夕方。することがない。予定がない。
レッツラゴー!つって、車を走らせる、宛てのないドライブ。
深いため息をつきながらハンドルを握る。
 
R175
 
FMから流れる軽快な音楽と共にアクセルを踏んでいると、
前方の信号が黄色に変わるのが視界に入った。
それと同時にローソンの駐車場の異様な光景も
目に飛び込んできた。
 
「まだ、明るいのに・・・・」
 
かなり広めの駐車場を占拠している単車の波。
その合間合間に座り込んでいる人影。
 
モーレツな数の不良だ。
族かな?なんなんだこんなに!
お祭りなのか?花火大会なのか?
喧嘩でも始まるんか?
 
ざっと見渡しただけでも50台はくだらない。
いや、100台ちかくあったかも知れない。
で、いかにもって言う不良たちが座っているわけで。
で、その殆んどがこれまたアベックなわけで。
 
丁度信号待ちで停車したんで、
まぁ、危害は加えられないだろうと、しばし観察することに。
こっちを見ているイカすニイチャンもいれば、
完全無視、スカすアンチャンもいる。
 
奥のほうにはマブいスケやら、ハクいスケが
これまたワンサカいる。
 
幼少の頃から真面目一筋で生きてきたもんで、
不良のオネエサンたちに憧れる。
高校時はスカート引きずってあるいている
一つ上の先輩に激しく憧れたっけ。
 
信号が青になるまでの間、
ぐるっと見渡してみたが、何をしているのか
最後まで理解出来なかった。
ツーリング帰りだったのか、
それとも今から走るための集合だったのか?
 

 




焼肉屋

2008年05月19日 | 日記・エッセイ・コラム
昨日、ひさびさにマクドに行った。
 
最近はメタボとか健康に気を使うようになって、
ファーストフードはちょっと敬遠気味だった。
20歳の時、市民会館で行われている成人式に出席せずに、
ちかくのマクドで男3人でお互いを祝福したあの日。
まぁ、伝わりにくいと思うが、もともとは
それほど好きなハンバーガー。
 
朝から何も食ってなかったし、
新しく出来たマクドには行った事がなかったので、
交差点を曲がり、ドライブスルーにすべり込む。
 
久々のドライブスルーだったんで、
 
『こんなに待つもんだったか?』
 
と思いながらも行儀良く待っていた。
合計金額510円を払い、
マックシェイクが出来上がるのを待っていると
目の前の看板に視線を取られた。
 
“右折禁止”
 
交差点は出て右側。
まぁ、ドライブスルーから出て行くときにスムーズに
出て行くようにとの注意なんだろうが、
マックシェイクのことを忘れるほど、しばらく葛藤した。
 
「看板に従うべきだろうか?」
「誰も気にしないだろ?」
「いや、他人に迷惑がかかるから、素直に左へ・・・」
「人の敷いたレールに踊らされるのか?」
「自分ひとりで生きているわけじゃないんだ!」
「いい人に見られたいだけだろ!」
「何を迷っている、曲がりたい方へ曲がればいいんだよ!」
「俺の曲がりたい方向? どっちなんだろう??」
「知るかぁ!」
 
一人二役で葛藤してみた後、素直に左折して出た。
どっちみち急いで帰ることもなかったし、
遠回りじゃないんだから、ガソリン代も
心配してなかったし。
 
次の交差点で本来の方向へ行くべく、右折。
車を走らせていると、風景的にはどこらへんかは分かったが、
道自体は初めて走る道だった。
 
「あれ?」
 
焼肉屋の看板が見えてくる。
こんな所にも焼肉屋があったんだ!と思った瞬間、
前言ってた焼肉屋ってここのことかな?と思い出した。
 
ナベさん、インターそばの焼肉屋って
緑の看板のここですか?
 



インハイボォ!

2008年05月17日 | スポーツ
久々の試合に気合が入る。
 
何年前だったか、あれよあれよと言う間に話が進み
野球チームに入れてもらえることなった。
チームの数人は顔見知りだったし、
代表者も昔お世話になった人だったので、
参加させてもらう事にした。
 
あれから数年。
はて?何試合に参加したかな?
 
中学校時代に野球部に所属してたんで、
高校の体育の時間にソフトボールをしたときは、
まさに“バース級”の活躍をした。
野球部ではなく、体育の時間ってのがミソ。
早い話が、実力はその程度だという事。
 
そんな高校時代には、
学期末に必ず球技大会があり、
ソフトボールは花形種目だった。
大概の場合、決勝戦は3年vs3年となるのだが、
たまに2年生チームが勝ちあがってくるときがある。
これが楽しい。
 
もう、ね、
3年生の威嚇が凄かったね。
デッドボール当てたときなんか、
助っ人外国人みたいに、バッとマウンドに向かっていけば
乱闘して終わりなんだけど、
じっとピッチャー睨みつけて、無言でファーストへ歩く。
 
これ、下級生にはかなり効く。
 
そしてこの決勝戦は、
すべての競技が終わった頃に行われるんで、
学校中の視線の中行われるわけだ。
 
憧れの先輩、もちろん女子ね、
それと、同級生で好きな女の子も注目している決勝戦。
かっこいい奴が打席に立つと
 
「○○くぅ~ん!」
 
黄色い声援まで飛ぶ。
 
一度でいいからあの場に立ちたいと思いながら
僕の高校3年間は終わった。
 
さて、来週の日曜日、
久々の試合に出るんで、
この一週間、ちょこっと素振りでもして準備しておきますか。
 

 

 



出前一丁

2008年05月16日 | 日記・エッセイ・コラム
幼い頃はよく兄弟喧嘩をしたものだ。
 
今となっては、何が原因なのか思い出せない。
思い出せないって言うよりも、大した理由なんてなかった。
屁が臭いとか、見たいテレビが見えないとか、
まぁ、兄弟喧嘩なんてのはそんなものだ。
 
時には激しく肉弾戦も繰り広げることもあったが、
僕たち兄弟はもっぱら
 
“口喧嘩”
 
が中心だった。
意地の張り合っていうか、罵りあいって言うか、
罵詈雑言、
己の浅い知恵を振り絞って、
考えうるボキャブラリーをフルに使って、
言葉で相手を叩きのめそうとしたものだ。
 
そしていつも最後にはお決まりの文句で締めくくる。
 
昔の学園ドラマで約束をした時に、
 
「出来なかったらどうする?」
 
の問いかけに、 
 
「逆立ちして校庭を一周してやる!」
 
って感じのがあった。
絶対無理な事じゃないけど、いざやるってなると
大変なんだぞぉ!って言う、いわゆるリスクだ。
 
“ウソついたら針千本飲~ます”
 
これは、まぁ、出来ないことだから。
約束を守れなかった事と引き換えにするには
現実味に欠ける。
それほどの覚悟だということは伝わってきても、
実際に出来ないんじゃ、リスクではない。
 
そこで、僕たちの決まり文句。
喧嘩が最高潮になった時に、お互いに投げかける。
 
「でけへんかったら、何すんねん!」
 
「おぉ!何でも言う事聞いたるわぁ!」
 
 
 
「ほな、ラーメン作れぇ!!!!!!!!!!!」
 
 
 
この、“ラーメン作れ”の言葉で、この喧嘩は終わりって
言う意味も兼ねた決め台詞。
 
僕が小3、弟が幼稚園の頃だったと思う。
あの頃は、インスタントラーメンを作ることすら
出来なかった者としては、
それはとてつもない作業だったんだろう。
 
約束を守れなかったら、インスタントラーメンを作る。
 
不可能な事ではないが、
限りなく不可能に近いからこそ、リスクとなる。
 
昨日、ひさびさにラーメンを作りながら、
昔の決め台詞を思い出した。
 

 



アオヤギ

2008年05月15日 | 日記・エッセイ・コラム
夏の馬鹿会が開催される。
 
このブログでは有名な存在にしてみたいと
日々思っている馬鹿会。
 
年会費は無いという、
リーズナブルな付き合いのこの会は活動は、
 
新年会 
忘年会
秋の小旅行 
 
の三大メインイベントのほかに、
イレギュラーとして、夏のビア大会などの
集まりがある。
ユキちゃんの提案が発動されると、
一斉送信で僕がメール連絡をする。
出欠を取りまとめてユキちゃんに連絡をいれると、
お店等の段取りをしてくれる。
 
つくづく思う。
便利な世の中になったと。
 
以前なら、11名の会を取り仕切るのは
面倒くさいことだった。
特に、年間五回ちかく飲み会を開催するのだ。
連絡網だけではどこかでタイムラグが生まれるだろうし、
なにより、
取りまとめる事務局的な役回りの人間を
置かないといけいないと言う、
とにかく、
メンドウクサイことだっただろう。
 
それが今ではメールで済む。
 
個人的な楽しみとしては、
趣向を凝らした返事を頂いたときに
やりがいとか、楽しみを見出そうとしているのだが、
そこは、大人の男の集団。
圧倒的に
 
“了解”
 
と、返事を簡潔かつダイナミックな表現で
返ってくる事が多い。
 
残念なのは、
渾身のボケをかましてもスルーされる事だ。
まぁ、この場合は、僕だけが渾身と思っているだけで、
ポテンヒットにもなっていないのかも知れないが。
 
今回、出欠の確認をするメールの題名を
 
“青柳通信”
 
とした。
が、今のところ、つっこみはない。
少なくもと数人は気付いているとは思っている。
さて、来週の飲み会の折、誰がいち早くこの話題に
触れてくれるだろうか?
 
それとも、スルーかな?