オリンパスの損失隠しが問題になっています。
オリンパスでは、平成13年に企業の会計基準が有価証券などの損失を明らかにするよう変更されたことをきっかけに不正な経理操作を始めたとみられています。
オリンパスは、バブル期の財テク投資の失敗で巨額の損失を抱えていましたが、平成13年に企業の会計基準が変更されたため、こうした損失を隠すことができなくなりました。
オリンパスでは投資の失敗で抱えた巨額の損失を表に出せないと判断し、このときから海外のファンドに損失を付け替えるなどの不正な経理処理が始まったとみられるということです。
証券取引等監視委員会は、こうした不正に菊川剛前社長らが関わっていたとみて詳しく調べることにしています。
私が不思議に思うのは、監査法人の役割です。
オリンパスの損失隠しが疑われる期間に、2つの監査法人が会計監査をしていますが、これらの監査法人、公認会計士は、損失隠しに気がつかなかったのでしょうか。
気がつかなかったとすれば、公認会計士としての能力が疑われますし、気がついて黙認していたとすれば、不正な経理処理の共犯ということになります。
何れしても監査法人の罪は大変重いことになります。
投資家を欺く行為をしたのですから、監査法人の業務停止、公認会計士の資格取消処分がなされてもおかしくありませんね。
この2つの監査法人が監査した他の企業の決算の信用性も疑われますね。
日本企業のコーポレイトガバナンスはどうなっているのでしょうか。
心配になりますね。
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日記@BlogRanking
オリンパスでは、平成13年に企業の会計基準が有価証券などの損失を明らかにするよう変更されたことをきっかけに不正な経理操作を始めたとみられています。
オリンパスは、バブル期の財テク投資の失敗で巨額の損失を抱えていましたが、平成13年に企業の会計基準が変更されたため、こうした損失を隠すことができなくなりました。
オリンパスでは投資の失敗で抱えた巨額の損失を表に出せないと判断し、このときから海外のファンドに損失を付け替えるなどの不正な経理処理が始まったとみられるということです。
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オリンパスの損失隠しが疑われる期間に、2つの監査法人が会計監査をしていますが、これらの監査法人、公認会計士は、損失隠しに気がつかなかったのでしょうか。
気がつかなかったとすれば、公認会計士としての能力が疑われますし、気がついて黙認していたとすれば、不正な経理処理の共犯ということになります。
何れしても監査法人の罪は大変重いことになります。
投資家を欺く行為をしたのですから、監査法人の業務停止、公認会計士の資格取消処分がなされてもおかしくありませんね。
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