修理から戻ったカメラを持って散歩。久し
ぶりの散歩コースは、行く秋を惜しむ風景
にあふれていた。スマホの写真に比べると
やはり色味が違う。スマホはSNSにあげる
とき編集して出すようにしているが、ミラ
ーレスデジカメはそのままで自然の色が出
る。色づいたリンゴは、秋が深まると味も
深くなるが、そのおいしそうな色をそのま
ま表現してくれる。
カメラを携えた散歩は、つい次の被写体
を探して長くなる。澄みわたった晩秋の
空とプラタナスの黄葉のコントラストも
見逃せない。気温は20℃を下回っている
が、速足で歩くと汗が出てくる。今日の
コースは悠創の丘をひと回り、およそ6
㌔歩行時間1時間半だ。汗をかき、スニー
カーで歩いたのでつま先が痛くなった。
此道や行人なしに秋の暮 芭蕉
晩秋の散歩なら、芭蕉にならってひとり
行く秋を悲しみたいのだが、休日とあっ
て秋の陽だまりを歩く人に多くすれ違っ
た。山歩きなら自ずから挨拶の言葉が出
るのだが公園ではつい無言で行きかうの
が定番のようだ。
思いっきり紅に染められたカエデ。今年は天候
のせいか、発色がよくないようだ。雨が続いて
これから街の紅葉が期待される。きのう、畑の
作業で玉ねぎとつぼみ菜、キャベツを定植して
一段落したため、ゆとりができた。晴耕雨読は
雨読の季節に入る。