今日は大相撲の千秋楽。
賜杯を手にするのは、先行する玉鷲か、
追う貴景勝か。両者が雌雄を
決する対戦でないので少し残念な気がする。
千秋楽というのは、謡曲「高砂」の
結びにうたう小謡の「千秋楽」のことだ。
その歌詞は
千秋楽は民を撫で、
万歳楽には命を延ぶ、相生の松風、
颯々の声ぞ楽しむ
演能の最後にこの千秋楽がうたわれるので
大相撲でも最終日を千秋楽と呼ばれる。
この日、雪の晴れ間。
山を背にした東北芸工大の校舎が雪景色
に映えている。今は亡き設計家本間利雄氏の
設計によるものだが、山と校舎のデザインが
うまく調和している。
晩年のいま雪のとき山や川 清水径子