
紀貫之は枯木に積る雪を花に見立てた。花のない季節である。いにしえの人は、寂しい季節も、そんな目で草木を見ることができた。雪がたくさん降ることは来年の豊作の吉兆でもあった。今の時代に目を移せば、どんどん雪のない冬になっている。山の積雪がないと、春に必要な水も心配である。この正月にかけては、なお気温が高く、一部の地方を除いて雪が降らないらしい。温暖化の傾向は顕著になっている。
花の咲かない季節に、山の仲間からアルストロメリアの切り花をいただいた。ハウスで育てれば、冬もこうして花を楽しむことができる。玄関のドアを開けて入ってくると、華やかな雰囲気で迎えてくれる。まだ咲かない蕾がたくさんついていて、長い期間、目を楽しませてくれる。
ラクスルというネットの印刷会社ある。手作り新聞をデザインして、文字を入れ、ネットでデータを入稿。そして印刷代金を吹き込むと、自分で編集したA4両面カラーの新聞が届く。一部当り10円という手軽さだ。コンビニのコピー感覚で印刷を発注できる時代がきた。キャンバというデザインサイトで、無料で編集ができる。高齢のため、コンピューターの操縦が馴れないと時間がかかるが、一から勉強して数週間で完成した。この年で、ほぼ独学で新しい技術を身につけられたことが何よりもうれしい。