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朝、千歳山に登る。驚いたのは、人の多さだ。高齢者の方も多いが、何といっても小中学生を連れた人たちが、次々と登っている。久しぶりの好天で、遊びどころのない子どもたちを山に連れて来たと思われる。坂道を小走りに登っていく子どもたちの元気な姿は気持ちがいい。ヒバリが一羽、鳴きながら飛んでいた。空の青さが、ウィルスの流行を、ひととき忘れさせてくれる。
時は春
日は朝
朝は七時
片岡に露みちて
揚雲雀なのりいで
蝸牛枝に這ひ
神、空に知ろしめす
すべて世は事も無し
ブラウニングの「春の朝」を思い出させる空の青さだ。遠くに雪を被った月山がきれいに見える。里には寒桜が咲いた。春の日は、一瞬、人をしあわせにしてくれる。
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