
箱根から、ミモロは、足を伸ばして、湯河原温泉に立ち寄ることに。
「もう少し温泉に入りたい気分・・・・」というミモロです。
湯河原と箱根は、車なら30分ほどの距離。
電車なら、小田原からJRで熱海方向へ。
ミモロが、湯河原を訪れたのは、4月の初め、ちょうど桜の時期でした。

温泉地を流れる川沿いには、桜の大木が川に向い枝を伸ばしていました。
「こんなにたくさんの桜を見るのは、今年はじめて・・・キレイ!」
温泉地のいたるところに、桜があり、それぞれ本当に見事。

「湯河原は、梅が有名だけど、桜もいいね」
旅のポイント:大温泉地、熱海の隣り町の湯河原は、東京から普通電車で約1時間45分と、都心部からのアクセスもよく、熱海同様、豊富な温泉と新鮮な海の幸が存分に楽しめる場所。立地としては、熱海は、海に面するように宿やホテルがありますが、湯河原は、山の中。海の近くにありながら、山の温泉地なのです。海の温泉の広々とした開放感とは異なり、山の温泉は、籠もる感じがあり、心を鎮める効果が高いといわれています。疲れたと感じている人に向く温泉です。湯河原の詳しい情報は、「湯河原温泉観光協会公式サイト」へ。
湯河原温泉に到着したミモロ「まずは名物を食べなくちゃ!」と
温泉街にある和菓子の老舗「小梅堂」に向いました。

古い風格ある構えの店は、創業90年という湯河原一の老舗。元祖「きび餅」の店としても知られます。
さっそく店のきび餅を試食するミモロ。

「このモチモチ感がたまらない・・・」口のまわりに粉をつけながら一言。
「あのきび餅、1箱ください」「はい、ありがとうございます」とお店の方。

「よかったら、お団子も食べてみてください・・・」
と、「えーいいんですか・・・・」。ちょっと遠慮しながらも、口元がほころんでいます。なんとミモロは、お団子を1串いただくことに。

白餡を使ったピンクの団子とつぶ餡に包まれたお団子は、上品な甘さが特徴。
「いただきまーす」そういうと、嬉しそうにお団子をほおばるミモロです。
旅のポイント:湯河原の和菓子の「小梅堂」は、島崎藤村や夏目漱石も贔屓にしたお店。名物「きび餅」は20個入り945円ほかにも、かるかん饅頭や温泉饅頭なども。
住所:神奈川県足柄下郡湯河原町宮上483 電話0465-62-3325 営業時間:7時~17時 木曜休 交通:湯河原駅から車で約5分 バスなら「公園入口」下車すぐ。
名物の「きび餅」をお土産に、ミモロは、次に湯河原の名宿「石葉」に向います。