京都のGWは、本当にイベントや神事、祭事が目白押し。5月3日、ミモロは、ご近所の散策へ出かけました。
今年、京都で、話題といえば、「下鴨神社」と「上賀茂神社」の遷宮です。そのため、2つの神社には、例年より多くの参拝客が訪れています。
3日は、葵祭の「流鏑馬神事」が、行われます。
午後1時「糺の森」到着。
「葵祭」関係の記念品もいろいろ。
朝のお散歩では、人影もほとんどない静寂に包まれた「糺の森」も、多くの人で、賑わっています。
「あ、勧進能のブースがある~」
遷宮を祝い550年ぶりに再興される「糺勧進能」
まだ、お席の予約ができるそう。5月30日18時から。S席1万円、A席5000円で、ローソンチケットなどで予約できます。
さて、「流鏑馬神事」は、糺の森に並行する馬場で開催されます。「わ~もうたくさんの人で、どこから見たらいいの?」とミモロは、ウロウロ。有料観覧席のチケットを求める人の長蛇の列も続きます。「もう売り切れですよ」と教えてもらったミモロ。
「う~近くで見られないんだ~」。そこで、森をぬけて、本殿方向へ。
そこでは、流鏑馬が始まる前の神事が行われていました。
厳かな神事が進む本殿。遷宮を終えた神様に奉納する初めての流鏑馬です。
「あれ?馬はどこ…?」と境内を見回すミモロ。「きっとあそこだ~」。次第に神社のことが詳しくなり始めたよう。
ミモロは、西駐車場へ、人並みを縫いながら向かいます。
「ほら、やっぱり~いた~」
時代装束?で馬装された馬たちが出番を静かに待っています。
約100メートルほどの距離を、疾走する流鏑馬。実は、馬を同じスピードで走らせるのは、なかなか技術が必要なのです。馬は、指示されないと、走るのをやめてしまいます。一定の速度を守りながら、馬上で矢をすげて、的を射るのは、かなり修練が必要。
「下鴨神社」「上賀茂神社」は、馬を使った神事が多く、「上賀茂神社」には、白い神馬もいます。
馬が、勢いよく走ることで、神様を喜ばせ、そのパワーをいっそう高めることができると信じられているのです。
「う~流鏑馬見物できそうもないや~」と、今回、諦めたミモロ。走る前の馬に「がんばってね~」と密かにエールを送って、神社を後にしました。
「下鴨神社」の西側を走る下鴨本通にでたミモロは、そこをトコトコと進みます。
「あ、アンティークフェアだって…ちょっと覗いてみよう…」と、入ったのは、英国風の構えの「家具の浜野」です。
ここは、以前にも訪れたことがあるお店。この時期、毎年、フェアが行われ、ミニチュア家具やテディベアの展示なども行われています。
精巧なミニチュア家具…。ミモロが使うにも小さすぎるほどのサイズです。ミニチュア家具作家の宮元顕親さんの実演も行われています。
「わ~カワイイ…」
テディベアやウサギの手づくりのぬいぐるみもいろいろ。「くまのおかあさん」村瀬公子さんの作品です。
店内には、英国のアンティーク家具や雑貨がいっぱい。
「これ、素敵~」
あれ、ミモロがいない…「ここだよ~」と、おしゃれなバスケットの中から声が…
あ、そこにいたの…。日頃、憧れの家具が、お値打ち価格で手に入るチャンス。
*「家具の浜野」アンティークフェアは、6日まで。京都市左京区下鴨宮崎町119-1 075-781-0688
11:00~18:00
5月15日の「葵祭」に向けて、下鴨神社と上賀茂神社では、次々に神事が行われます。
ここで特別講座のお知らせ
『葵祭と神饌(しんせん)のおはなし』と題された特別講座が、5月14日18:00から「下鴨茶寮」で神職の方をお迎えして行われます。この秋、遷宮を迎える「上賀茂神社」。「下鴨茶寮」で特別なお料理をいただきながら、普段は聞けない「葵祭」などのおはなしを神職の方から聞くことができるもの。
なんでも「葵祭」では、神殿内にお供えする「内陣神饌」と「外陣神饌」というもののほかに、全国から集まる神様のためのおもてなしに前庭に、「庭積神饌」をご用意するのだとか。「へぇ~知らなかった~」とミモロ。そう、あまり一般には、知られていないことなどを、教えていただける特別講座です。
料金は、ひとり1万6000円。下鴨茶寮の特別料理が味わえます。限定20名
「葵祭」そして「遷宮」のことがよくわかる特別講座。お申込みは、「京都コンシェルジュサービス」090-9221-5688へお電話で、締め切りは、5月12日です。
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