毎月第4日曜日に上賀茂神社の境内で開催される「上賀茂手づくり市」。ミモロもたびたび訪れている大好きな手づくり市です。

この日も、境内には、たくさんのテントが設置され、京都を中心に、近県のクラフト作家さんや職人さんが、それぞれの作品を持って、並べています。

いろいろなテントをまわるミモロが、足を止めたのは、「洋服で履く下駄 サボ*ゲタ」と書かれた看板がさがる「創作ゲタ工房 Pokuri」です。


実は、このお店は、以前、平安神宮のそばの岡崎公園で毎月第2土曜日に開催される「平安楽市」で立ち寄ったことがあります。
「あ、ミモロちゃん~久しぶり~」と、ゲタ職人さんの西田ジュンさん。「わ~覚えていてくれたんだ~」と嬉しそう。

店先には、次々にお客さんが…店先に置かれた試着の下駄で履き心地を試しています。

ミモロも小さい下駄を見つけてためし履き。
「う~ん、やっぱり大きい~」

さて、ここの下駄は、お店の看板にもあるように、「洋服で履く下駄」。
三重県伊賀で代々「西田はきもの」を営む西田さん。創業100年以上の老舗の履物屋さんです。
「多くの方に下駄を履いてほしくて~。洋服でも似合い、また日常履いても疲れにくい下駄を作っているんです」と。

「わ~鼻緒がいろいろある~」そう、下駄の台も数種類。

好みで選んだ台に、さらに好みの鼻緒をつけてもらい、自分だけの下駄が作れます。


鼻緒は、デニム、プロバンス柄、ストライプなど、洋服にマッチするもの。
「デニムのお洋服やジーンズにピッタリだよね~」と、うらやましそうなミモロ。
ミモロサイズは、ないので、私が作ってもらうことに…。
白い台に、シルバーの鼻緒のものをお願いしました。
「はい、ちょっとお待ちくださいね~」と、選んだ台と鼻緒をその場でつけてくれます。

下駄の履き心地は、鼻緒のつけ方で変わります。そのため、通販はせずに、直接、販売のみにしているそう。
何度か、履いて、微妙な感じを調整してもらいます。

「はい、これでいいですね」と、最後の仕上げへ

洋服だけでなく、もちろん浴衣にも合う、素敵な下駄ができました。

今回は、台と鼻緒で、8000円。これくらいが目安です。
ここの下駄の特徴は、微妙なカーブがつけられていること。

「祇園祭に履いてゆける下駄が買えてよかったね~」とミモロ。「ミモロも欲しかったなぁ~」と、まだあきらめきれない様子です。
6月の28日にも、「上賀茂手づくり市」に出店の予定だそう。以前は、他の手づくり市にも出されていたそうですが、今は、上賀茂だけに…。「秋ぐらいまでは、出店したいと思ってます」と。ただ毎回出店者は、抽選なので、落選すると出られません。6月は、大丈夫なようです。
上賀茂神社の境内を流れる小川では、子供たちが水遊びに興じています。

6月になると、京都各所の小川では、蛍が飛び、また、神社では、大祓いの茅の輪神事などが行われ、いよいよ夏本番に…。


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