「もう来週は、元旦だよ~」と、今年の残り少なくなったカレンダーを見ながら、ミモロ。 う!そうだよね~。今年は、12月に「ネコのミモロのクリスマス写真展」を開催したので、気づくと、もう年の暮れに…。
「今年、なんにもまだやってないんじゃないの?」とミモロがチラリと横目で…。そう、大掃除も、年賀状も、お正月の用意も、なんにも手つかずの状態…。今年の正月の楽しみは、ともかくよく寝ること…。
「ブタになるよ~」とミモロ。でも、今は、それが憧れです。「まぁ、忙しそうだったもんね~」と涼しい顔のミモロ。だれのために忙しくなったのかなぁ?「あ、まぁね~」と口を濁して、ミモロは、その場を立ち去りました。
さて、12月23日は、天皇誕生日でお休み。町の各所では、クリスマスや年末に関係するイベントが目白押し。
今年は、午前中、仕事で、恒例の鴨川沿いの「サンタマラソン」に参加できませんでした。残念…。
でも、午後、なんとか時間を見つけて出かけたのが、やはり毎年訪れる「矢田寺」での「かぼちゃ供養」です。
「よかった~今年もかぼちゃが食べられて…」とミモロ。
「矢田寺」は、寺町と三条通が交差する場所の近くにある浄土宗のお寺です。
奈良の矢田山金剛山寺の別院として。延暦15年(796)に創建されたといわれる歴史あるお寺。ご本尊の地蔵菩薩は、かつての六地蔵のひとつだとか。地獄に落ちた人々を救うお地蔵様です。
三条通のアーケードの入口にあるため、ミモロもお買いものの途中によく前を通り、時折、参拝するお寺です。
12月23日は、朝10時から大勢に人たちが、「かぼちゃ供養」のかぼちゃの煮物を頂きに、列を作ります。
ミモロが到着したのは、ちょうどお昼ごろ…「もう、かぼちゃなくなっちゃったかなぁ~」と心配そう…。お寺の前には、列はできていません。
「でも、まだかぼちゃの振る舞いやってるみたい…間に合ってよかった~」と、かぼちゃが並ぶテーブルを横目でチェックしてから、安心したように、参拝します。
ミモロの前には、2人ほどしかいません。だからすぐに参拝ができました。
本堂の脇には、巨大なかぼちゃが供えられています。
「ヨイショ…」
ミモロ、持ち上げなくてもいいの…撫でるだけで…「あ、そうだった…」撫でながら、無謀息災をお願いします。
「たくさん食べてもお腹こわしませんように…」とお願いを…。
それから、本堂に下がる鐘を撞いてお詣りを…この鐘は、夏の8月16日にお盆の精霊を送るために撞く送り鐘です。でも、この日もゴ~ンと1回撞きました。
参拝を終えて、いよいよお楽しみのかぼちゃ炊きのところへ。
「美味しそう…ひとつお願いします」と、そばに志を少し置いて、いただきます。
「あ、毎年来てる子だ~」と、お寺の息子さん。ミモロを覚えていてくださいました。
「わ~また背が伸びてる…」とミモロ。この写真(1年前)より、またお兄さんらしくなっています。3年前に初めて会ったときは、まだ幼さが残っていた息子さん。でも会うたびに、どんどん背が高くなって、少年らしくなって、毎年驚いてしまいます。
ミモロを見てると、なんにも変らないのですが、取材した子供と会うと、その成長に時が過ぎたことを実感。
1年ぶりの再会に、なんかうれしいミモロです。息子さんも馴れた手つきで、ミモロを抱っこ。
お茶もいただいて、ミモロは、お寺の前の毛氈の腰掛に…。
「あ、もしかしてミモロちゃん…」と声をかけてくださった方。「よくブログ見てますよ」と…。「え~ホント、うれしい、ありがとうございます」と、隣に座ってお話しを…
「え~こんなところで本物に会えると思わなかった…感激~」とおっしゃるのは、「KBS京都」のアナウンス部の海平さん。
「え?ミモロのこと知ってるんですか?」と、目をパチパチさせながら…。「取材先を調べていると、ミモロちゃんのブログによく出会うんです…。ホント、よくリポートしてますね~。いつも見て、なるほど~って取材の参考にさせてもらってます」と。「わ、お役に立ててうれしい…」とミモロ。
さすがにブログをスタートして5年ともなると、京都の事を検索すると、ミモロのブログに出会うとおっしゃる方の確率がアップしているよう…。だから、毎日、見てくださる方以外にも、ミモロのことを知っているという方が、本当に多いんです。
「あの~写真撮影していいですか?」と、最初に声をかけてくださった方。「はい、どうぞ~」とミモロ。「わ、私も~」と海平さん。緋毛氈の上で、撮影会が始まりました。周囲の人は、いったい何が始まったのか…と、よくわからない様子。
また、後ろのお席には、先日百万遍の「ル・マルシェ」でお目にかかったカトラリーのお店のオーナーさんもいらっしゃいました。「わ~ミモロちゃん、さすが有名人、いや有名ネコ…いろんな人に会うんだ~」と。
「え~そんな~」と言いながらも、しっかりカメラの前でポーズを決めるミモロです。
「ごちそうさまでした~またね~」とお目にかかったみなさんにご挨拶して、ミモロは、再び町の人ごみの中へ。
四条大橋のそばにある「南座」の正面には、こちらも年末恒例の「顔見世」の役者さんの名前を書いた「まねき(看板)」が掲げられています。
「ホント、もう年の暮れなんだね~」あまりの忙しさについ季節が変わるのを忘れしまいそうな毎日。
京都の町は、もうクリスマスを通り越して、新年に向かって、準備が整い始めています。
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