ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

高台寺の南側にある「京くみひも 昇苑」。伝統のくみひもを、現代にマッチしたスタイルでいろいろ提案

2015-12-18 | 京都

ある日、ミモロは、トコトコと散策に出かけました。すでに夕暮れが迫る時間…さすが日中混みあう高台寺周辺も、観光客の姿は、まばら・・。「こういう静かな時間の京都がいいんだよね~」と。


高台寺の南側、清水寺に続く、産寧坂の手前に町家が連なる一角があります。その中の一つが、今回、訪れた「京くみひも 昇苑」の高台寺店です。 宇治に本店を置くこのお店は、1948年の操業。宇治には、くみひもの工房があります。


そこで手づくりされるくみひも。和装の帯締めとしてだけでなく、お寺や神社などでもさまざまな場面に使われるもの。また、甲冑にも多用されてきました。日本文化には、欠かせないもの…それがくみひもです。

お店の中に入ると、「わ~いろんなものがある~」ミモロは、次々に棚に並ぶ品々を見てゆきます。

 
「くみひもでお人形もできるんだ~」、干支の動物たちの飾り物もくみひもで…

一時、一世を風靡したストラップ・・・今は、バッグや財布などにつけるアクセサリーとして人気
 ミモロは、ボタンのアクセサリーに…。

またヘアピンやヘアゴムなどにも、くみひもの飾りが…
 
 

「これ、かわいいよ~」キーホルダーなどにもつけたい、丸い飾り…
「ほらね~」

くみひもは、糸を組むことで、縁や絆を強めるといわれるもの…。
「贈り物にいいかもね~」とミモロ。

また、美しい色と模様のひもとして、メガネやカメラのストラップとしても、素敵です。
   

伝統の技で作られるくみひも…それぞれの時代のライフスタイルにあった使い方を模索し、次の時代へとその技をつなぎます。

ミモロがモデルでは、なかなかその魅力が伝わりにくいかもしれません。ぜひ、ご自分の目で、その素敵さと楽しさを見てください。

「このヘアゴムかわいい…欲しいなぁ…」
とミモロ。
あの、どこの毛を止めるの?「う~止める毛がない…」と、手に取ったヘアゴムももとに戻すミモロでした。

 
*「京くみひも 昇苑」高台寺店  京都市東山区高台寺桝屋町362の12 075-551-1830 10:00~18:00 無休
市バス「東山安井」バス停から徒歩5分


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