ミモロの仕事場ある東山エリアは、「平安神宮」「南禅寺」などの観光名所と共に、「京都市美術館」「京都近代美術館」「京都動物園」など、見どころが多いエリアで、観光客にも大人気。
「平安神宮」へ通じる神宮道が、仁王門通と交差する1つ手前。南側を走る道沿いに、ミモロが、前から気になるお店があります。秋のある日、ミモロは、思い切って、店内に入ってみることに…。
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入口で、声を掛けます。中からは「どうぞ~」という声が…。
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入口には、さまざまな版画が並べられています。
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「ここ、版画屋さん?」とミモロ。では、もっと中に入りましょう。
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確かに中にも、版画、浮世絵が種類豊富に揃っています。ミモロは、興味津々…
細長い、奥行きの深い、京町家らしく、店内は、奥にぐ~っと続いています。その壁面には、天井まで棚があり、そこにぎっしりと本が並んでいます。
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でも、ここは、一般書籍ではなく、美術書を専門にした書店。
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「へぇーいろいろあるんだ~」
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この「山崎書店」は、なんでも1979年に伏見の龍谷大学に近い場所で創業されたそう。その後、京都大学の北側の元田中に移転。ここ、東山岡崎には、2003年に移転したとか。
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美術書の収集や販売だけでなく、「和洋美術古書総合目録」などを刊行する、専門的な書店なのです。
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江戸時代、明治、大正、昭和と、今や貴重な初版本や、資料的価値の高い書物などが、集められています。
「なんかここにいると、時間がすごくゆっくり流れる感じがする~。昔に戻ったみたい…」
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柔らかな光が照る店内…BGMもなく、静寂が包みます。
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そして、気になる本は、店の中央に置かれた大きな木製のテーブルで、ゆっくり見ることができます。
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ミモロが読んでいるのは、明治時代の女性のヘアスタイルを解説する書籍。
「へ~昔の女の人もすごくおしゃれにこだわってるんだね~」と、やはり女の子のミモロは、そういう本に関心があります。
自分の関心があるテーマを、書店の方に伝えると、いろいろ見せてくださいます。
海外からの人も多く、美術関係者、また日本文化研究者などには、知られた書店なのだとか。
ミモロ、そろそろ行かなくちゃ~
「うん…」と言いながら、一向に本から目をあげる気配はありません。
いいの、もうすぐランチだけど…「あ、そうだ~」と
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ぜひ、東山岡崎エリアに来たら、一度、覗いてみてはいかがでしょ。心を揺さぶるような本との出会いがあるかもしれません。
*「美術古書 山崎書店」京都市左京区岡崎円勝寺町91-18 075-762-0249 10:00~18:00 月曜休み
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