「もう5月だね~」と窓から見える新緑の木々を眺めるミモロ。
STAY HOMEのGWです。「お茶でちょっと寛ぐ~」と、ミモロは、用意していた粽と柏餅を運びます。

さて、この粽と柏餅は、お昼にお買い物に出かけた出町柳の和菓子屋さん「ふたば」のもの。

「あ、空いてる~すぐ買えそう~」と、いつもこの時期は、観光客が長い列を作るお店の前にも、数人の人がいるだけ。しかも、それぞれが、間隔をあけて待っています。
「はい、前に進んでください~」とお店の人に促され、ミモロもお店の前に。

「あ、粽と柏餅がある~やっぱり今は、これだよね~」と。
「ほかにもいろいろあるんだ~」お店の人に見せられたお品書きを再度チェック。

「う~どれも美味しそう~」と、ちょっと心が揺らぐミモロです。
店には、「厄除け粽」が…。「これ、食べられる粽だ~」と、ミモロは、祇園祭の厄除け粽を思います。

祇園祭の厄除け粽は、玄関先に飾るもので、食べるものではありません。ミモロが、祇園祭で粽の授与をしていると、いつも何人かが、「これ、いつまでも食べられますか?賞味期限は?」と聞かれます。「はい、この賞味期限は1年間です。来年、また新しいのをお求めください~」と答えるミモロ。「今年の祇園祭の厄除け粽、どうなるんだろ?」と、すでに中止が決まった祇園祭の山鉾巡行・・・「今年は、買えないのかな?」と、ふと思うミモロでした。
さて、ここ「ふたば」の粽は、洛北の深泥池に残る伝統の技で、1本1本巻かれた粽を「しん」の中まで充分に味と香りが滲み込むように蒸しあげています。
そもそも粽の起源は、中国。漢の時代のお話に由来するそう。疫病除けの宮中行事が日本に渡来し、今日の端午の節句につながるのだとか。

「今は、厄除け大切だよね~」と、ミモロも1本買うことに…
それからもちろん柏餅も・・・こちらは、日本生まれのお餅。なんでも江戸時代に登場したそうで、柏の木は、新芽がでて葉が落ちるゆずり葉であるため、子孫繫栄の思いがあるのだそう。

粒あん、こし餡、味噌の3種類がある柏餅。「みんな食べようかな~」とミモロ。え~それは食べ過ぎ…
今は、運動不足気味なので、食事なども食べ過ぎないように注意する必要があります。
「うん、確かに、なんとなく新陳代謝が低下してる気がする~」と、今も、ポッコリ膨らんだままのお腹を撫でるミモロです。
店先には、「葵祭」の象徴ともいえる双葉葵が、みずみずしく育っています。

「葵祭も今年は、中止だもんね~」と、双葉葵を見ると、ちょっと寂しくなるミモロ。
季節の変わり目に当たる端午の節句には、厄払いの意味合いが強い行事。粽も菖蒲も疫病などの退散を願うもの。
「今年こそ、しっかり端午の節句やらないとね~」。ミモロがやることは、粽と柏餅を食べること???

おうちで過ごす端午の節句。ぜひ、ゆっくりと粽や柏餅を味わいながら、コロナという疫病退散を願いたいものです。
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