叡山電車の「一乗寺駅」から、山の方へ徒歩15分ほどにある「瑞巌山 圓光寺」は、臨済宗南禅寺派のお寺です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/c6/d3edb8411746b8ce9fffd87072057a67.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/40/ad2ce25be75f6798d08d3e2f4f2c48fb.jpg)
このお寺の前を、以前、何度か通ったことがあるミモロですが、参拝するのは、今回が初めて…。
実は、ここを訪れたのは、4月の中旬、すでに「曼殊院」「詩仙堂」などが拝観中止になっていた時期で、たまたま前を通ったところ、門が開いていて、拝観できるとのこと。そこでちょっと立ち寄りました…
「わ~大きなお寺なんだ~」と、境内に入って、その広さに驚くミモロ。まずは、入口のすぐそばのお庭に向かいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/20/2788ea2ae5821b1e4d5cc9ff5627709e.jpg)
まだ八重桜も咲いていて、遅い花見をちょこっと楽しんだミモロです。「もう、これが今年最後の桜かもね~」と、いつもとは違う春を思います。
境内には、さまざまな花が、晩春を彩っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/d1/57fef113321b1fea31db8628dd580940.jpg)
方丈に至る道の傍らには石仏の姿…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/52/a3f9b19b108790c688e98791afcea0dd.jpg)
「お釈迦様かな?こんにちは~」と、ご挨拶。
石段を上がると、そこに建物が見えてきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/03/f8d47f142b2f557ff98fdb2126926931.jpg)
上がり切った石段から、振り返ると、「わ~京都の町が見える~」山の中腹に位置する寺なのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/23/5562127c867f13107e8b5b474532402b.jpg)
さて、ここでちょっとお寺の歴史を紐解くと・・・「瑞巌山 圓光寺」は、慶長6年(1601)に、徳川家康が、下野足利学校第9代学頭の三要元佶(さんようげんきつ)禅師を招き、国内の教学発展のために、伏見に学問所として建立した圓光寺が始まりです。その「圓光寺学校」には、僧侶だけでなく、絵師や文人なども通い、学問に触れてゆきました。さらに、そこでは、木製活字により、多くの書籍を出版。それらの書物は、伏見版、圓光寺版と呼ばれ、日本の出版文化史にその功績をとどめています。
時を経て、伏見から、相国寺山内に移転、さらに寛文7年(1667)に、現在の場所に…。
運慶作と伝えられる本尊の千手観世音菩薩坐像をはじめ、重要文化財の開山である元佶禅師頂相や円山応挙作の屏風、日本最古の木製活字などが、大切に守られています。
さらに、明治以降には、尼寺の修行道場として多くの女性たちの学びの場にもなったそう。
「う~こういうお寺だって、全く知らなかった~」と、ミモロは、お寺の解説書を見て、改めて、このお寺への興味と崇敬を募らせてゆきます。
「すごいお庭がある~」と、思わず立ち尽くしたのは、「奔龍庭」という平成にできた枯山水庭園です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/14/f2fe068f824aeec0aa5694053d23924a.jpg)
天空を自由自在にめぐる龍の姿を石組が表現。渦巻は、雲海の動きを感じさせます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/f1/44145994da5962521d742bbf1a06d5c3.jpg)
ミモロは、方丈に行く前に、ちょっと山内を歩くことに…
緑の苔と楓の若葉・・・そこには、みずみずしい緑の世界が広がっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/95/52602b18c99010cc6758e6a059d8e8b4.jpg)
「緑の匂いがする・・・」と言いながら、深呼吸。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/59/25afe6ea4c5a2934dde30dc337855cc3.jpg)
そして、ひっそりと咲くシャクナゲと水琴窟の澄んだ音色が、緊張の日々を癒してくれます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/55/d674f96a64f45da167e4c10f73bd4ea5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/bf/61f7a0507e18857666ec7fe3dc118254.jpg)
さぁ、建物の中に進みましょう・・・
*「圓光寺」の詳しい情報はホームページで
ブログを見たら 金魚をクリックしてね ミモロより
![人気ブログランキング](https://blog.with2.net/img/banner/m07/br_banner_kingyo.gif)
ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら
ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで