GW後にも続く緊急事態宣言。京都の最初の週末は、GW同様に、人々の外出自粛が続いています。
用事があって出かけた祇園。
「あ～思ったより、人出すくないね～」と、八坂神社の前の石段下の交差点にたたずむミモロ。
みんな、外出自粛でSTAY HOMEの状態を続けています。
「八坂神社」は、GWの間、すべての門が閉ざされて参拝ができない状態でした。
でも、今は、時間短縮で参拝ができるようになりました。
１６時近くに到着したミモロは、まずは、久しぶりに本殿に参拝します。
ミモロ以外に参拝者がいない静かな境内。「どうぞ、コロナが早く収束して、町が前のように活気あふれますように～」と祈ります。
「あ、茅の輪まだある～」。本殿の脇には、疫病除けの茅の輪が・・・「あれ？もうなくちゃったって噂だったけど～よかった～あって～」
ミモロは、以前も茅の輪を通りましたが、今回もひとり茅の輪くぐりをやりました。
だれもいない境内で、ひとり過ごすのは、とても寂しいもの。
「つまんないね～」とポツリ。
「そうだ、あそこ行こう～」と向かったのは、「大国社」。そこには、大黒様とうさぎがいます。
「こんにちは～。あ、ふたりともマスクしてるんだ～。なぁに？」とミモロが耳をピクピク。「そう・・・あのね～大黒様、ウサギさんに、それ以上近づいちゃダメって、注意してるんだって～。ソーシャルディスタンスを守るためだって～」と、ミモロ。どうも、ふたりには、これ以上、相手にしてもらえないよう…。がっかりして、その場を離れます。
それでも、社に参拝して、「どうぞ、またみんなで楽しくおしゃべりできますように～」と、縁結びの社にお願いします。
「え？もう境内から出なくちゃいけないの？」。もう閉門の時間です。
ミモロが、石段下に出ると、係の方が、石段のところにチェーンを設置。「今日は、もう、中にはいれないんだ～」と、門を見上げるミモロ。
そう、参拝は、しばらく時間短縮で、以前のように１日中、いつでも参拝できる状態ではありません。
朝は６時から夕方１６時までが、参拝時間です。
「八坂神社」から、ちょっと足を延ばして、石壁小路にまた出かけたミモロ。
ここもひっそりしたままです。「舞妓さんのカッコした観光客や人力車もいない～」
石壁小路にあるお宿や料理屋さんも、ほとんどが休業しています。
「人の気配がない道って、寂しいね～」と、いっそう寂しさが募るミモロです。
「もう、おうち帰る～お散歩、今日は、もういいや～」とミモロ。
「みんなどこに行っちゃったの？」と、ミモロ。さすがに、緊急事態宣言が続き、町に温もりがなくなっています。だから、どこを歩いても、なんとなく空気が冷たい気がします。
「こんにちは～」「あ、ミモロちゃん、いらっしゃい～」と、知り合いとのなんでもない会話の機会がなくった今・・・それがどんなに心を和ませていたことを、つくづく思うミモロです。
「あんなにたくさんの外国人観光客がいて、石壁小路を歩くの大変だったのにね～」。そう、去年の今頃は、今のような状態をだれが予想したでしょう。
「前みたいに、いろんな国の人が、楽しそうに町を歩くの、いつだろう・・・」と、夕暮れが迫る町をトコトコと家路を辿るミモロです。
＊この日、私のうっかりから、ミモロのマスクを忘れてしまいました。ただし、私は、しっかりマスクしておりました。あしからず…ただ、気温が上がり、マスクをするのが、以前より息苦しいと感じはじめています。でも、外せません・・・う～
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