叡山電車「元田中駅」から徒歩10分ほどの住宅地にある洋食店「キッチンごりら」。以前から行ってみたかったお店です。

店の前には、ゴリラの人形…「ここだ~すぐわかった~」と、自転車でやってきたミモロ。


ここは、お肉のメニューが評判のお店です。昼夜共通メニューで、リーズナブルでボリュームたっぷりと洋食ファンにはたまりません。
また、お店のそばには、「京都大学」があり、学生さんにとっては、ありがたいところ。
テーブル席とカウンター席がある店内。

いろんなところにゴリラの人形が置かれています。

「きっとマスターがゴリラ好きなんだ~」と思うミモロ。
「あの~初めて来たんですけど、何から食べるのがおすすめですか?」と伺います。

メニューには、ロースカツ150g900円、ポークステーキ250g1300円、ハンバーグ250g1100円、ビフカツ100g1400円などお肉料理が並びます。
しかも、その肉の分量をアップすることもできるのです。


食いしん坊のミモロも、「う~こんなにたっぷりのお肉食べられるかな~。最近、ちょっと夏バテ気味で食欲落ちてるし…」と、提示されている分量にちょっと躊躇します。
「じゃ、ハンバーグの分量を少し減らして、エビフライ1本つけることもできますよ~」とマスターの谷本さん。
「うん、じゃ、それにします~」とミモロは、ハンバーグ150gにエビフライ付きの1250円をお願いします。
すべての料理には、みそ汁とご飯がセット。「ご飯のおかわりもできますよ~」と。
カウンターの向こうでは、マスターが他のお客様のお肉料理を作り始めました。

「あのお肉美味しそう…」と思うミモロ。
「あれ、カツかな~う~美味しそう…あれにすればよかったかな~」と見ていると食欲が増してきた様子。

さて、店主の谷本さんが、ここにお店をオープンしたのは、10年ほど前のこと。

高校卒業後、舞鶴の海上自衛隊に入隊し、護衛艦の中で調理を担当なさっていたそう。退隊後、京都市内の和食や洋食店で修業し、京都の中央卸売市場でも働いていたと。
いろいろな経験を経て、「肉の美味しさをストレートに味わってもらえる店を作ろう…」ということでオープンしたのが、このお店。
特に、ポークの美味しさは秀逸。豚肉の旨味が実感できます。
メニューで見つけた、天城の文字。「あの~天城黒豚って、有名なんですか?」と伊豆に詳しいミモロ。「はい、伊豆の天城でいい豚が生産されているんですよ~」と、「う~今度、これ食べよう…」と心に決めるミモロです。
他に、北海道産なども。牛肉は、オーストラリア産も…。
いずれも谷本さんが、選び抜いた素材。その美味しさは、折り紙付き。
やがてミモロの前に注文していたハンバーグとエビフライのセットが…

「あれ?ハンバーグにデミグラスソースとかついてない…」と、今まで食べたのとは異なる感じに戸惑うミモロ。
「つなぎを一切使っていないので、ちょっと固めのハンバーグですよ。塩と胡椒で食べてください~」と。
確かに一般的なハンバーグのように玉ねぎやパン粉などのつなぎはなく、まさに100%豚肉のみ。
牛肉と豚肉の合いびき肉のハンバーグに馴れたミモロは、不思議そう。「う~お箸で割れない…」
固めなハンバーグは、お箸で割るのはむずかしいほど。肉汁たっぷりのハンバーグにはない、しっかりとした食感…でも…
「う~美味しい~なんにもソースがなくても、お肉の美味しさが口に広がる…」とミモロ。
そう、本当にシンプルな味付けながら、それがとても美味しくて、ミモロは、食欲不振が嘘のようにパクパク。
お肉の旨味を最大限に引き出した調理法・・・だから、多めの量も食べられてしまうかも…。
店を出る時、気になっていた質問を…
「あの~どうしてこのお店ゴリラって名前なんですか?…う~マスターがちょっと似てるから・・・」と口ごもりながら尋ねます。
「ハハハ~そう、子供の頃、よくゴリラって言われたんです。今も似てる?」「え?そんな~でも、ゴリラって、すごく優しい動物なんだよね~ちょっと怖そうなお顔だけど…」フォローになってないお返事。
「また、来ま~す。今度は、ポークソテー食べるんだ~」とミモロ。
「やっぱり夏バテには、肉でエネルギー補給しなくちゃ~」と、ハンバーグですっかりパワーチャージしたミモロでした。
*「キッチンごりら」京都市左京区田中樋ノ口町17-3 075-702-3905 昼11:30~14:15LO 土日は、11:00~ 夜18:00~21:15LO 不定休
ちなみに18日まで夏休みだそうです。
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