「今日は、すごく気温上がるんだって~。今のうちにお散歩しとこ~」と、この日もミモロは、6時ごろ起きると、近所の「下鴨神社」にお散歩に出かけました。
「あれ?セミさんが倒れてる~」
糺の森の参道の砂利には、セミが落ち、すでにその周りには、小さな蟻がいっぱい…。「死んじゃったんだ~」とそっとその場を離れます。
トコトコと糺の森を進みます。朝の空気は、まだちょっと冷たくて、また木々の枝が、緑のトンネルになって強い日差しを遮っています。
ちょっと進むと、また足を止めたミモロ。「あれ?ここにもセミさん落ちてる…」
そう、糺の森には、セミがいっぱい。それが、次々にその命を終え、落ちて、蟻などのエサになっています。
「まだ、夏なのに~もう、セミさん死んじゃうんだ~」長い間、地面の下で育ち、セミになって、飛び回り、そしてその短い命を終えたセミ。
糺の森には、この日だけでも10匹ほどのセミの死骸が落ちていました。
「いろんなことがあっても、夏は、確実に進んでいるんだね~もうすぐ夏終わっちゃうの?」と、ミモロです。
そう、8月7日は、立秋です。暦の上では、すでに秋が始まるってこと…。
「下鴨神社」の楼門に到着。
「あ、明日は夏越神事だったんだ~」
毎年、立秋の前夜に行われる「矢取神事」。御手洗池に男たちが一斉に入って、斎矢(いみや)を奪い合う勇ましい神事です。
「でも、今年は、神職さんたちの神事だけだって…」そう、今年の京都の祭りは、コロナの影響で、神事のみが行われています。
楼門には、茅の輪がかかり、「そこを通ると、厄除けになるんだよね~」とさっそくミモロは、茅の輪をくぐります。「ヨイショ!」
さぁ、本殿にお詣りしましょ!
参拝を終えたミモロが振り返ると、茅の輪の向こうに、人が集まっています。「なんだろ?」
鳥居の周りには、家族連れの姿が…「子供たち、いっぱいいるね~」と
ミモロは、ちょっと離れた場所でその様子を見ていました。
するとおじさんが近づいて来て「はい、アルコール消毒ね」とミモロの手にアルコール消毒のスプレーをかけました。
「え?なに?」と、よくわからぬまま、手を出したミモロです。「ラジオ体操に参加するんでしょ?」とおじさん。
「え~ミモロも参加していいんですか?」、そう、ここで夏休みの間、地域の人たちでラジオ体操をやっているのです。
「だれでも参加できますよ~どうぞ~」と言われ、「やってみようかな…」というと、麦わら帽子を脱いで、やる気充分に…。
6時半から、みんなでラジオ体操第一をしました。8月8日まで、毎朝行われるのだそう。
「みんなでラジオ体操するの久しぶり~」と、硬くなった体を動かすミモロです。
コロナ禍で、運動不足になっている人も多いはず、また、なかなか規則正しい生活はできず、ただボーっとコロナ関係のテレビを見て、いっそう不安になってしまうというケースも。
「コロナのこと、充分注意しなくちゃいけないけど…今、できることは、しっかりやらないと…」とミモロ。
心の安定を保つことも大切です。
「気持ちいい~やっぱり自然の中での深呼吸っていいね~」と、ミモロ。
「また、明日も来ようかな~」と、ひそかに思うミモロです。
8月5日の京都の最高気温予想は、38度。昨日も、市内では、救急車のサイレンがいろいろなところで聞こえました。
コロナだけでなく、熱中症危険度もアップしている今、昼間のお出かけは、充分注意が必要です。
「マスク、苦しいもんね~でも、しないと・・・・」と、全身毛皮のミモロのマスク着用の苦しさは、本人しかわからないことかもしれませんが・・・。
人間だって同じこと、どうぞ、みなさまもマスク着用の外出にご注意を…。
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