今年の師走の京都は、「なんか静かだよね~」というミモロは、そんな町をトコトコをお散歩しました。。
四条通の「南座」では、恒例の「吉例顔見世興行」が19日には、千穐楽を迎えました。
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今年は、コロナの影響で、3部構成で興行されました。
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密にならないように、観覧席にも空席を設ける配慮もされたそう。
ミモロは、そこから大和大路通を南へと進みました。
向かったのは、「京都ゑびす神社」です。
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「だれもいない~」と境内には、ミモロだけ。
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本殿に進みゆっくり参拝します。
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ここでは、毎年、1月8日から12日にかけて「十日ゑびす大祭」が行われ、多くの人で賑わいます。
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「あの~来年の十日ゑびす大祭は、どうなるんですか?」と、気がかりなミモロは、神社の方に伺います。
「コロナの影響で、映画俳優さんや芸妓さん、舞妓さんがご奉仕は行われない予定ですが、ほかの部分は、通年通りにする予定です」と。
「あの~マグロの奉納はあるんですか?」と魚が気になるネコのミモロ。
「はい、マグロは奉納されますよ~」と。
「あの~それから、いろんな屋台はどうなるんですか?」とミモロ。
「今のところは、それも例年通りの予定です」と。
大祭の内容には、一部変更はあるものの、今のところ行われる予定だそう。
「よかった~楽しみにしてます~」と笑顔になるミモロです。それまで、コロナの状況が改善するといいんですが…。
お正月は、京都各所の神社やお寺をめぐる「七福神めぐり」をする方も多いのです。
「京都ゑびす神社」は、七福神めぐりのえびすさまのご朱印を頂く場所。
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境内には、「七福神みくじ」もあります。みくじの中には、七福神のいずれかが入っています。
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「いつか全部集めたい…」と密かに思うミモロでした。う~なかなかそれってハードル高いかも…。
「また、新年になったら、状況を見て、お詣りに来ま~す」とえびす様にお約束。
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そこから、さらに南へ進むミモロ。「もうすぐ16時…そろそろ始まるから…」というのは、「六波羅蜜寺」の「空也踊躍念仏」です。
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毎年、必ず訪れているミモロ。12月13日から12月31日、毎日16時から本堂で行われます。(31日は非公開)
お友達と待ち合わせして、本堂へ。
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通常のお勤めと共に、空也上人が人々を救うためにはじめた念仏踊り。長い時代を超えて、今も行われて、重要無形民俗文化財に登録されているのです。「それを拝めるのって、感激だよね~京都だからできること…」とミモロ。
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本堂にいらっしゃるご本尊の十一面観音菩薩さま(国宝)の周りを鐘を叩きながら、僧侶が念仏を唱えながらまわります。リズミカルな鐘の音に、人々は、苦しい状況から救われる思いを抱いたに違いありません。
「どうぞ、コロナが早く収束して、人々に平和な暮らしがもどりますように…」と、ミモロは手を合わせます。
その思いは、参拝する人全員が抱いたことでしょう。
踊念仏が終わると、参拝者は、内陣に入り、秘仏の十一面観音菩薩に参拝します。
「ご焼香を1回したら、お願いをしてください~」とご住職の言葉に従い、皆、整然と密にならないように注意しながら、内陣へと進み、祈りを捧げます。
それから、お守りを頂戴します。
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「これ、身近に置いておくんだって…」と、ミモロは、それを大切に抱きながらお寺を後にしました。
毎年、お正月の三が日には、「福徳自在初稲穂」を頂きに上がるミモロ。
「あの~今年も、稲穂頂けるんでしょうか?」と伺うと、「はい、その予定です」とのお返事。
「じゃ、また新年に伺います~」と。
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例年より、参拝者は少ない感じ…。高齢者の参拝者は、外出を控えていらっしゃるのかも…。
京都の師走は、いつもこの時期、四条通に飾られるクリスマス飾りもありません。
「クリスマスソングも聞こえないね~」とミモロ。
観光客の姿も少なく、いつもより静かな師走です。
「初詣も、密にならないように…注意しなくちゃね~」とミモロ。
寒さも厳しい今年…おでかけには、充分、注意が必要です。
ブログを見たら 金魚をクリックしてね ミモロより
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