「よかった~流し雛、頂けて~」とミモロが、手に入れたのは、「下鴨神社」の小川に流される「お雛様」です。
3月3日は、雛祭り。京都各所では、華やかな雛祭りが行われるのですが、コロナ禍の今年は、昨年に続き、ほとんどが中止か神事のみになりました。
ここ「下鴨神社」も神事のみということに…。いつもは、流し雛を授与するテントがあり、多くの人で賑わいます。でも今年は…
「また雛祭り中止だって~」と、寂しそうなミモロです。「でも、もしかして~」と突然目を輝かせ、自転車に乗って、午後神社を訪れました。
紅梅が咲く境内「これ…桃の花じゃないよね~」
本殿に参拝した後、向かったのは御守などを授与する場所。
「やっぱりあったよ~」と思わず声が…そう、そこには、御守や神社オリジナルの品々の中に、流し雛が…。
「桟俵」というスタイルの流し雛で、手作りの藁の船に可愛いお雛様が乗っているもの。京都で手作りされた品で、流し雛らしい形をしていて、ミモロのお気に入りです。小さなものは、1000円、大きな方は1500円です。
「このお雛様、今日だけしか授与されないんだって~」と。
ミモロは、お金を納め、梅が彩るみたらし池へと向かいます。
いつもは、大勢の人が代わる代わるに池に雛を流し、穢れを祓うのですが、この時間、境内には、人の姿はまばらです。
そもそも流し雛は、穢れを雛に移し子供の成長を願う風習からと言われます。
みたらし池は、葵祭の時、斎王代が禊をする場所でもあります。夏には、足つけ神事など、やはり水で身を清める場所です。
「ここにこのお雛様流すの~」と、雛を持ち、池を見つめるミモロです。
ずっと池を見つめたままで動かないミモロ…流さないの??
「あ、雛が流れて来たよ~」と。
池には、午前中に神事で、流し雛をなさった方の雛が浮かんでいました。
そのひとつがミモロのそばに風に吹かれて近づいてきたのです。
ミモロ、さわっちゃダメよ~それは、他の人のお雛様だから…。「は~い」
雛は、風に吹かれ、池の面をあちこちに移動しています。
それを見つめるミモロ。
「流した人の願いがこもっているんだよね~どうぞ叶いますように~」と。
で?ミモロは、どうするの?お雛様流すの???
「ダメ~やっぱり流せない~」と、ミモロ。「だって、すごくかわいいんだもの~1年おうちに飾って、来年、また新しいの頂いたら流す~」と。
そういうスタイルで流し雛を毎年なさっている方も多いとか。
社務所で伺うと、家に飾ってもいいそうです。
結局、毎回、お雛様をおうちに持って帰るミモロなのでした。
来年こそ、京都各所でお雛祭りが行われますように~
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