「東福寺」のそばにある住宅地にある素敵なカフェ「竹情荘」。
ミモロは、ある日、ここでひと休みすることに…
「東福寺」の南門から出て、南に向かうと、閑静な住宅地が広がっています。
「え~この辺りって、こんな素敵な住宅地なんだ~」と、山の中腹に建つ住宅は、いずれも敷地もゆったり…高台のため、見晴らしもよさそうです。
そんな住宅地の一角にある洋館のような建物。
「ここカフェになってるみたいだよ~」と、ミモロは興味津々。「休んでいこうよ~」と、玄関へと進みます。
ドアを開けて、中へ「あの~お茶頂けますか?」と対応してくださる方に尋ねます。
「はい、どうぞ~奥のお部屋へ~」と言われ、靴を脱いで、上がります。
キョロキョロしながら、奥へと進むミモロ。
ドアや階段に、歳月が刻まれています。
廊下には、「竹情荘」と書かれた額が…
ここは、明治・大正・昭和に京都で活躍した日本画家・ 平井楳仙の住まいだった建物。現在、ご一族の方が管理なさっています。
京都に生まれ、京都市美術工芸学校絵画科を卒業。竹内栖鳳や堂本印象などが属する京都の四条派の画家であり、さまざまな美術展でその名と才能を国内外に知らしめました。帝国美術院展覧会審査委員などを務め、日本の美術界の発展に尽力。現在、その作品は、東京国立近代美術館、京都国立近代美術館をはじめ、さまざまな美術館に所蔵されています。
また、古式泳法にも優れ、昭和32年には、三笠宮御台臨日本泳法大会で、水墨画を描きつつ、泳ぐという模範演技を披露。日本泳法大会審判なども務めるという文武両道に秀でた方なのでした。
「へぇ~そういう方のお家なんだ~」と言いながら、ミモロは、案内された奥のお部屋へ
「わ~お庭が見える~」とつい大きな声を上げるミモロ。
大きな窓からは、新緑の木々がまるで絵画のように広がります。
「わ~素敵~なんか落ち着くね~」と洋間のお部屋には、いろいろな茶道具が飾られた棚…
奥様である平井満貴さんは、茶道や華道の師範を務めた方。文化的に高いご夫婦の暮らしが随所に感じられます。
「何、いただこうかな?」とミモロ。
ここでは、日本茶やコーヒー、そして和菓子やケーキが頂けるのです。
ミモロが、この日選んだのは、柏餅とコーヒーの組み合わせ…あれ?日本茶じゃないの?
「だって両方頂きたいんだもの…」と。日本茶の組合わせも可能。
お隣にいらしたソウルからいらした観光客の方々は、洋風のスイーツを注文。
「そっちも美味しそうだったなぁ~」と内心思うミモロでした。
さて、ここでは、カフェの他に、さまざまな文化講座やお教室が開催されています。
興味深い企画も多く、この場所で学べることにも魅力を感じます。
「また、来ようね~」と、「東福寺」に来たら、寄りたいお店になりました。
*「竹情荘」の詳しい情報はホームページで
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