京都のお隣り滋賀県は、琵琶湖の周りに古くから、水田や畑が広がる、農業が盛んな県。
大津の平尾地区で、棚田を見たミモロ。「ほかにも棚田の景色見られるところがあるのかな?」と。
「それなら、高島市の畑(はた)地区に、『日本の棚田百選』になっているところがありますよ」と教えてもらいました。そこで、さっそく車で、そこへ向かうことに…
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高島市は、大津市に隣接する琵琶湖の北西部に広がる市。京都府、そして福井県に接しています。「へぇ~高島市から、日本海って近いんだ…」東京生まれのミモロは、まだ関西の地図が頭に入っていないので、「どうも琵琶湖とほかの県や町の位置関係がよくわかんない…」のです。地図が、わかると、歴史は、いっそう面白くなるんですけど…。
「えーっと、棚田は、『ガリバー村』のそばにあるらしいよ…」と、ここも途中、いろいろな人に道を尋ねながら…
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「ここだ~!」細い農道を走り、山間の奥まったところに、目指す「畑の棚田」がありました。
山の斜面に段々に水田が…
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「わーここもすご~い…」と、目の前に広がる棚田を見て、感激の声を・・・・。
「日本の棚田百選」は、1997年に農林水産省が、水田地帯の観光化を目的に設定したもので、117市町村134地区が登録されています。一番多いのは、長野県の16地区、京都は、福知山市の毛原地区、京丹後市の袖志地区の2つが登録。滋賀県は、唯一、ミモロが訪れた高島市の畑地区です。
「こんな山の中に、こんなにたくさん水田があるんだ~」と、ビックリ。
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琵琶湖から、約5キロ以上、山の方に入った場所に、水田がひろがっているのです。
ここ高島市の畑地区は、標高300から400メートルの山の斜面、約15.4ヘクタールに359枚の棚田が、沿うように広がっています。その棚田の景色の中に、集落の家々があったり、高い木々がそびえるところがあったりと、一面の棚田の景色とは、一味違った風情です。
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「あ、農家の方がいる・・・・こんにちは~棚田見に来ました…」とミモロは、あいさつ。「それなら一番上に行くと、よく見えますよ…」と、教えていただきました。
「ここから、もっと上に行かなくちゃ…」ミモロは、水田の脇の道を上へと進みます。
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「わ~よく見える…」目の前に続く棚田・・・そしてそれを囲むような森、遠くにかすむ山々、そして琵琶湖…。
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ここの景色も本当に心和むもの…「日本の里山っていいね~」と、しみじみ思うミモロでした。
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夕暮れが迫る棚田からは、カエルの声があちこちから…。風の音、時折響く鳥の声…、「なんかいいねぇ~」
農家では、自家製の佃煮や、ここで収穫されたお米の販売もされています。
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「きっと美味しいよね~。きっとご飯が進むよね…」と、想像するミモロ。
そこに住む人にとっては、ごく日常の景色でしょうが、町に住むミモロにとっては、どこか懐かしさを覚える非日常の景色です。減少傾向にある棚田を守るために、ミモロのような町に暮らす人に、稲作に参加してもらおうという「棚田オーナー制度」という取組も積極的に行われているようです。
「そういえば、東京のお友達で、毎年、春の田植えや、秋の収穫に、田舎に行くって人がいる…。きっと「棚田オーナー制度」のメンバーかも…。すごく楽しそう…」と、ふと思い出すミモロ。
「いつかミモロも参加したいな~」きっと田植えや収穫の時は、ネコの手も借りたいほどの忙しさでしょうから、役に立てるかも…。
「棚田オーナー制度」は、棚田がある市町村に問い合わせると教えてくれます。
ちなみに、高島市は、高島市高島支所地域振興課 0740-36-2008
米作りにかかわりたいという人は、ぜひ問い合わせてみては・・・。
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「年に何回か、こういうところに来ると、きっと心が落ち着くよね~」
「夕ご飯には、美味しいご飯が食べたいなぁ~」と、棚田を眺めながら、炊き立てのご飯を思うミモロでした。
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ブログを見たら、金魚をクリックしてね。ミモロからのお願いでーす。
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