「わーキレイな梅の花ー。いい香りが辺り一面に漂ってるー」
と、ミモロが、鼻をピクピクさせながら、うっとりと眺めているのは、滋賀県「石山寺」の梅の花。
京都駅からJRの新快速で13分ほどで石山寺駅に到着でき、そこから徒歩10分。京都の梅の名所のひとつに数えられるほど、近い場所にあります。
だから、ここは、ミモロにとって、四季折々に出掛けるお気に入りの場所のひとつです。
「でも、梅園があるって、知らなかったー」と。
実は、「石山寺」には、3つの梅園があって、50種類400本の梅が。
3月半ばになり、梅は、今からがまさに見頃の時を迎えます。
境内から、本堂に行く道は、なんども通ったミモロには、馴染みの道。
いつものように、龍の手水場でお清めを。
そして石段を上がって、本堂へと向かいます。「いつもながらキツイ…フーフー」
国宝の多宝塔の修復も終わり、美しい姿が春の青空に聳えています。
本堂にお詣りしてから、多宝塔の脇を抜けて、月見亭へ。そこからは瀬田唐橋を望む景色が広がります。
雪を頂いた山々をはるかに望み、眼下には、瀬田川がゆるやかに流れています。
川の景色をしばらく眺めて、「えーっと第二梅園と第三梅園の梅が、そろそろ見頃だって…」と受付で聞いた開花情報に従って、さらに山を登ることに。
「わー梅の花がいっぱい…」と、思わず歓声をあげるミモロ。
道沿いに、白、ピンク、そして紅色の梅が、丸い蕾を温かな陽射しの中で、ほころばせています。
さらに第三梅園へ。
山の斜面にある梅園は、まさにのどかな春景色。
広々した場所に、のびのびと枝を伸ばし、木の高さもかなり。
その中で、特に目立ったのが、ピンクの花を付けた大きな木。
枝をスクスクとのばした見事な梅。青空をバックにその美しさが際立ちます。
「ホント、ここの梅園、広々して気持ちいいねぇー梅の木もノビノビして、すごく幸せそう…」
「いいなぁーのんびりできて、春爛漫って感じ…なんか嬉しくなっちゃうー」温かな春の陽射しが、ポカポカとミモロを包みます。
ミモロは、この梅園がすっかり好きになりました。それは、ピンクの梅などの木の根元に、小さな黄色の水仙がいっぱい植わっていて、ピンクと黄色の花、そして青空という、まさに春らしい色彩にあふれてるから…。
「この水仙可愛いねぇー」。ミモロの大きさと比較してもわかるように、かなり小ぶりな可憐な水仙です。
歴史あるお寺ながら、ここはちょっと西洋風なお庭を思わせ、従来のイメージの梅園と異なる開放感が魅力的。
第三梅園から少し下ると、そこには、紫式部の像が。源氏物語と縁の深い「石山寺」ならではの像です。
紫式部の像も梅の花を楽しんでいる様子。
「ごめんなさーい。執筆の邪魔してー」
ミモロ、銅像で遊んじゃだめよ!
なんとか許してもらったよう…。
梅の花を愛でながら、ゆっくり山の道を下ります。
「なんていい景色…」眼下の日本庭園を眺めては、春ののどかさを満喫するミモロです。
第一梅園の梅は、まだ蕾が目立ち、開花はこれから…。ぜひ、山を包む梅の花を楽しみにお出かけしてはいかがでしょう。
*「石山寺」の梅およびアクセスなどの情報は、ホームページで。
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石山寺は、なかなか見応えのあるお寺。
近くの食事処で名物のしじみの釜飯もおすすめ。
ミモロ、必ず食べるんだー。
次は、桜の時期にも行ってみようと・・・。
今年は、滋賀県の桜もリポートする予定でーす。
えーアジサイもいいんだー。ホント、お花が
いろいろあるんだねぇー。
京都に行くと京都近辺しか行かなくて、滋賀は遠いイメージだけど、JRを使うとすぐなんだね。比叡山に行った時に琵琶湖が見渡せてビックリしたけど、すごく近いのね。今度行ってみたいですー
のどかで、のびのび、素朴な自然が一杯で、ホント、癒されるのよねぇ。
石山寺は3年前に主人とデートした所。 時は6月。
だから、紫陽花が綺麗だったよ~。
又、行きた~い!