「きれいな色の糸がいっぱい~」ミモロが、この日訪れたのは、宇治にある創業70余年の「昇苑くみひも宇治本店」です。
JR奈良線「宇治駅」から徒歩8分にあるお店は、100年以上前に建てられた町家を、2018年に改装。かつては、ご店主のお住まいだったそう。そして工房は、すぐ裏手の建物に…。
「なんか前よりすごく広くなったみたい~」とミモロ。
自然光がやさしく注ぐお店には、木調の家具の上に、さまざまな組紐の品々が並んでいます。
組紐とは、細い絹や木綿の糸を組み合わせ、「玉」と呼ばれる糸巻に巻き、それを台にセットして、糸巻を動かし、さまざまな模様を組み上げ、紐を作る伝統の技です。
その歴史は、古く、仏具、経典などの付属品の紐として、仏教伝来と共に日本に大陸から伝わったそう。その後、日本で独自の組み方などが生まれ、奈良時代には、装束の紐、鎌倉時代には、甲冑や武具の一部として、さらに室町時代には、茶道具の飾り紐など、日本文化の中に根付いてゆきます。
特に、帯締めとして和服には欠かせない品のひとつです。
「いろんな幅や模様があるんだね~」と興味津々のミモロ。
さまざまな用途に使われる組紐…その組み方によって、表情豊かな品々が生まれます。
暮らし方の変化に伴い、組紐の用途にも変化がいろいろ…。
「この細いの何にする紐ですか?」とミモロ。
「はい、それはスマホを吊るすための紐です。サッとスマホが使えるように、いつも身近に置いておくために…」と。
スマホケースを利用して、紐を設置できるです。
また、眼鏡のストラップも…「なんかおしゃれ~」
お土産や贈り物に人気なのは、キーホルダー
編むということで生まれる温かさが感じられる品々です。
「え~こんなのもあるんだ~」と、ミモロが飛びついたのは、スニーカーなどの紐。
機械で組んだ紐で、強さもしっかり備えています。
「紐だけで、スニーカーや靴の雰囲気変わるよね~」とミモロ。
おしゃれな組紐の使い方です。
また、店の一角では、組紐手組体験ができます。
自分で、糸から紐になるまでの組む工程を体験。ストラップ、バッグチャーム、ブレスレットのいずれか2つを仕上げ持ち帰れるのです。
所要時間は、30分から1時間ほど。一週間前の予約が必要。参加費は2500円です。
「ここから、好きな色の糸選ぶんだって~」と、すでにやる気になっているミモロですが、当日の受付はないので、また事前予約をして伺いましょうね…。
「わかった~。じゃ今度予約して、ここで組紐体験して、宇治の抹茶パフェなんか食べて、平等院や源氏物語ミュージアム行ったりしようね~」と、1日宇治を楽しむコースがミモロの頭の中に、すでに浮かんでいるようです。
さまざまな観光の魅力的なスポットが集まっている宇治…京都観光の一日、訪れるのもおすすめです。
「あれ?なんか可愛い飾りがいろいろあるよ~」と、店に展示されている装飾の紐に興味津々…さて、なにかな?
*「昇苑くみひも」の詳しい情報はホームページで
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