ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

京都東山「粟田神社」の大祭。秋晴れの14日の午前中から始まった剣鉾と神輿渡御。

2024-10-16 | 祭事・神事・風習
青空が広がる10月14日。「粟田神社」の大祭の神輿渡御が始まります。

毎年、この時だけ着られる祭装束はミモロのお気に入り。前に神輿会の方が作ってくださったのです。

朝、10時、張り切って「粟田神社」に出かけます。


「ミモロちゃん、やる気満々だね~」と神輿会の受付の方。「うん、がんばるんだ~」と答えます。


石段を上がり、境内に着くと、すでに神事が…

祭の無事を願うと共に、氏子町の繁栄と人々の平穏な暮らしを祈願。厳かな中、神事は納められました。

神輿の前を進み、町を浄める剣鉾…鈴の清らかな音が町に響き、祭の雰囲気はいっそう。

「剣鉾って、カッコいいんだ~」差し手の姿をいつも憧れの眼差しで見つめるミモロです。

神輿に先立ち境内を出発した剣鉾。次は、いよいよ神輿が出発…。


ミモロ、お手伝いしなきゃ!「うん!」とミモロは、神輿の後ろに繋がれた綱を握るため、神輿に近づきます。


この綱は、境内から町に降りるとき、みんなで神輿を引っ張って、石段で神輿が重さで急に進んで担ぎ手が転ばないようにするためのものです。

ミモロも神輿会の人の後ろで、綱を曳きます。後ろを見ると、たくさんの人の姿が…


神社の入口の鳥居にぶつからないように…担ぎ手の人たちが緊張する場面です。

無事に鳥居を過ぎた時、拍手が沸き起こりました。

「帰りは、この石段を上るの…その時も大変なんだよね~」その時は、綱は神輿の前に繋がれ、それをみんなで石段を上りながら引っ張ります。

氏子町を巡る神輿渡御が始まりました。


神輿が巡行する通りでは、交通規制が…。「車より、神輿が優先なんだよね~」

「ミモロちゃん、今日はお神輿担ぐんですね~」と、行列奉行の装束のカドヤさん。

連日、祭に関わり、そのたびに着ているものが、お役によって異なっていました。
「いろんなお役、なさってるんだ~」

ミモロは、子供神輿の担ぎ手の中へ。

地域の子供たちは、揃いの装束で…大人に混じって祭りに参加し、そこでいろいろなことを学ぶのです。

「ここ持っていいよ~」とそばの子供がミモロを助けてくれました。

「ありがとう~」と譲ってくれた場所に入るミモロは、みんなの仲間に入れてもらって、嬉しそう。

しばらく神輿を担いだ後…ミモロは神輿を見送ります。


「お家に帰る前に、一休みしよう…」とミモロは、お友達と近くのカフェでソフトクリームをペロリ。


神輿渡御は、11時頃から夕方16時頃まで、氏子町を歩きます。もちろん途中の休憩や昼食タイムはありますが、ほぼ1日中、歩き回ることになります。「大変だけど、年に1度の祭りだから…」そう、みんなで力を合わせてするから頑張れるのでしょう。

「お祭りって、パワー出るね~!」と、そう、神様からたくさんのパワーを頂いてるのかもしれません。


「ママ、ご用事あるんだって~う~もっとお祭りに参加してたかったなぁ~」と、心残りの様子のミモロでした。

*「粟田神社」の詳しい情報はホームページから


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