3月18日まで京都各所で非公開文化財特別公開の「京の冬の旅」が開催されています。
ミモロは、今年も、日頃公開されていない文化財を拝見に、いろいろな場所へ。
この日は、「相国寺」へ向かいました。
「相国寺」では、「鳴き龍」で知られる法堂・方丈をはじめ、「光源院」と「慈雲院」の2つの塔頭が公開されています。
まずは、境内の南に位置する「光源院」へ。
「よくこの前は、自転車で通過してるんだ~」と。でもここは「京の冬の旅」で今回が初公開。室町幕府の13代将軍、足利義輝の菩提寺です。
山門を過ぎると正面にお堂が…まずは、ここで参拝。
「このお堂の中には、どなたが御祭されているのかな?」と中を覗きますが、暗くてよくわかりません。
実は、今回、ここに公開された「役行者」像、弘法大師像、不動明王像が祀られて、すぐ近くで拝見できます。
これらの御像は、明治期の廃仏毀釈で移築されたもの。特に、修験道に関しては、長らく厳しい措置が敷かれたのです。
御像は、写真撮影は不可なので、ミモロの説明で…
「わ~すごい!迫力ある役行者様の像だね~洞窟の中にいらっしゃるご様子で、そばに改心した鬼の夫婦もいる~」と。
修験道に関しては、大本山である「聖護院門跡」でよくお話を伺っているミモロ。
「そこの役行者さまもすごいけど、ここのもすごい!」と感激。
そのすごさは、実際に拝見しないと伝わらないかも…
また、本堂には、日本画家の水田慶泉が十二支をモチーフにした12面の襖絵のほかに、2021年に画家の加藤晋が奉納した桃太郎や笠地蔵など日本昔話をテーマにした色彩豊かな襖絵も…。
「お庭もキレイ~」
枯山水の庭は、十二支を象徴した石が配置されています。
庭の石の配置図を頼りに、「あの石がイヌ・・・あっちがウサギ…」と確認しながら眺めるミモロ。
「なかなか想像力が必要だね~」と。「ネコも入れてくれたらいいのにね~」と続けます。
広い「相国寺」の境内…
「ここに鳴き龍がいるんだよね~」と法堂の横を通ります。
「前に見たことあるから、今回はパス…」と。この鳴き龍は、狩野探幽が35歳の時に描いた天井画「雲龍図」で、重要文化財。下で手を叩くと、響くことから鳴き龍と言われます。
今回の「京の冬の旅」のテーマ「京の龍めぐり」には、欠かせない龍の一つです。
境内を北へ進み、通りを越えたところに「慈雲院」があります。
ここも「京の冬の旅」では初公開。
江戸期の住持であった大典禅師は、絵師の伊藤若冲と親交が深く、また煎茶道の祖である黄檗宗の売茶翁ともお付き合いが深かったそう。
今回は、本堂で、本尊釈迦如来像や足利義俊筆の「松鶴図」および明兆筆と伝えられる「涅槃図」なども公開されています。
ここも撮影禁止なので…実際にお越しくださいませ。
「静かな雰囲気だね~」日本庭園が囲む建物。
「ここでお昼寝したい~」ポカポカと降り注ぐ陽ざしに思わず丸くなりたくなるネコのミモロでした。
ミモロの「京の冬の旅」スタンプも3つを越えました。
「どこかでお茶とお菓子頂くんだ~」と、それを楽しみに、3月18日まで、またどこかを見学したいミモロです。
*「京の冬の旅」の詳しい情報はホームページで
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