ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

桜が咲く「上賀茂神社」。山野草やお人形のドレスなど手づくり市で出会った素敵なもの

2018-03-26 | 京都

好天に恵まれた日曜日。ミモロは、「上賀茂神社」の手づくり市に出かけました。毎月第4日曜に開催される「上賀茂手づくり市」は、出店数も多い人気の手づくり市です。
 
境内では、桜も彩りをそえ、いつもより大勢の人が、「手づくり市」を楽しんでいるよう。

ミモロは、手づくり市の中を歩き、今回、注目したのは、山野草のお店です。
 
「わ~いろんな山野草がある~」と、並べられた小鉢をひとつひとつ見ています。

「これなんだろ?」可憐な花を付けたさまざまな山野草。華やかな洋花とは違い、地味ながら趣があります。
  

「あ、双葉葵だって~」
ミモロの目が輝きます。

「あの~うちで双葉葵お世話してるんですが、植え替えっていつやったらいいんですか?」とお店の人に尋ねます。
「葉っぱが枯れた秋にしたら、次の春には、株が増えていると思いますよ~」と。
この山野草のお店をなさっている小針さん。京都市内で山野草の栽培をなさっています。
その種類は、とても多く、4000鉢以上あるそう。

「あのね~。ミモロ、毎年双葉葵の鉢買ってるんですけど、いつも枯れちゃうの・・・でも、今年は、去年買った鉢が、また葉っぱ出したんです。だから大切に育てたいの~」と。ミモロは、上賀茂神社などで双葉葵の鉢を数個買っては、枯らしていました。「育てるのむずかしい~」と思っていたのです。

「う~山野草は、自然の中に育つものですから、あんまり手を掛けなくても強いですよ。だから、あまり手をかけすぎないようにね」と。「え~そうなんだ~」とミモロ。「肥料もあげすぎちゃダメですよ~」「え~そうなんだ~いままでお世話しすぎてたのかな~」と世話好きのミモロ。

「あのね~今年は、葉っぱたくさん出たの~。それで鉢からはみ出したみたいに根が伸びてるの~。だから、植え替えた方がいいのかと思って~」と。「それは上手に育ててますね~その調子で…。株わけすれば、もっと増えると思いますよ~」とアドバイスをいただきました。「あ、そうなんだ~やってみよう~」とミモロ。そこで水はけのいい土を購入。みかんの木にあげる肥料も買いました。

「また、アドバイスお願いします~」とミモロ。
ほかの山野草にも興味を抱くミモロですが、まずは、双葉葵をしっかり育てることに。「たくさん増えたら、上賀茂神社に奉納しよう~」と思うミモロです。

 

「手づくり市」をトコトコ歩き、前にミモロの写真展にも出店してくださった手編みバッグのお店へ。
 
かわいい編みぐるみなどもいろいろ。

さらに歩き回ります。

次に足を止めたのは、お人形のドレスのお店です。「わ~かわいいお洋服がいっぱい~」と夢中に。
「これ素敵~」

ワンピースやスカート、パンツなどいろいろな種類のお洋服。「これ素敵~似合うと思うんだけど~」と
  
そうね~。確かに似合うけど…ミモロには、小さすぎるんじゃないの~

「そうかなぁ~」とミモロ。

このお洋服は、リカちゃん人形用。
「そんなにスタイル違う?」
すらりとしたスタイルのリカちゃん。長く細い足、小さな顔・・・それに合うように作られたもの。
三頭身の体形、太めのウエストのミモロ。どうがんばっても入りません。「冬の間に太っちゃったから、痩せないと無理~?」とお腹を引っ込めるミモロ。う~そういう問題じゃなくて・・・

「お靴もいろいろあるよ~いいなぁ~こういうの~」と真剣な目つき。
でも、小さい足のリカちゃん、ミモロの足とはかなり違います。

「だめだ~お洋服もお靴も入らない~」とションボリするミモロ。そのあまりにがっかりした様子にこのリカちゃんのお洋服を手づくりされている方も、「素敵なお洋服着てますね~よく似合ってますよ~」と慰めてくれました。

いいの、ミモロそのままで・・・。「また、お洋服作ってね~」と涙目で見つめます。はい、また春のお洋服作りましょうね~。

桜が咲き始めた「上賀茂神社」。春のやさしい陽射しを浴びながら、ミモロは元気にまた歩き始めました。


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3月31日まで京都岡崎「京都伝統産業ふれあい館」の春の職人実演まつり

2018-03-25 | ものづくり

「東山エリアの桜ももうすぐだよね~」と、京都東山岡崎エリアにお散歩に行ったミモロ。
琵琶湖疏水から流れ、祇園を経て、鴨川に注ぐ白川沿いを歩きます。
白川沿いには、柳が新芽をふいて、細い枝が、春風にそよぐ、春らしい風情が…

青蓮院の桜も満開になっています。「キレイ~」そう、春は、京都のどこを歩いても、桜に出会えるほど、桜の多さを実感する季節です。
「大きくてりっぱな桜も素敵だけど、お庭や道に咲いている小さな木の桜だって、キレイだよね~」
そう、ミモロは、自分が小さいせいか、小さくても頑張ってさいている桜も見逃しません。

さて、桜の名所として多くの観光客が訪れる東山岡崎エリア。琵琶湖疏水沿い、岡崎公園、平安神宮など、町中が桜色に染まります。「でも、まだちょっと掛かるかも…来週がすごいんじゃないの?」と予想するミモロです。

そんな岡崎エリアの中心にある「京都伝統産業ふれあい館」では、3月31日まで「春の職人実演まつり」が行われています。

ミモロは、許可を頂いて撮影させてもらいました。

京都の伝統産業と言われるさまざまなものが、一堂に揃っている「ふれあい館」。この時期は、実演する職人さんの数も多く、いつもは工房で作業する姿を間近で見学できます。
「あそこ何してるんだろ?」と興味を抱いたのは…京人形髪付師の井上正行さんのところです。
「こんにちは~失礼します」
作業に集中している職人さんの作業の間合いを見て、声を掛けるミモロです。
「作業、お邪魔しちゃ申し訳ないものね~」と、なかなか気づかいも…さすが、何度も職人さんの工房を訪れているミモロです。

この「ふれあい館」で実演している職人さんは、みんなすごくフレンドリー。伝統工芸の説明なども作業の手を止めてしてくださいます。「だから、話しかけてもいいんだよね~」とミモロは、わからないことなどを質問します。

「あの~髪付師ってどういうお仕事なんですか?」とミモロ。「それはね、人形の髪の部分を作る仕事ですよ」と井上さん。京都は、友禅、西陣織、漆器などいろいろな伝統工芸は、昔からそれぞれの部分を専門に担当する職人さんの分業制になっています。京人形もそのひとつで、顔をつくる人、衣装を作る人、組み立てる人など、一体の人形は、さまざまな職人さんの手を経て、それぞれの技術を集約した形で完成に至ります。

髪付師は、京人形の髪を頭に設置し、それを人形に合うように結い上げる仕事です。

黒く細い絹糸を束ね、そこに糊を付けて、人形の頭に接着します。
  
雛人形など小さな人形には、細い絹糸を使います。「人毛を使うのは、市松人形のように大きなものですが、今は、ほとんど人毛は使われていません」と井上さん。ウィッグなどに使われる人毛の多くは、中国などのもの。小さな人形に使うには、人毛は太く、また癖があるのだそう。

「あ、前髪立ってる~。頭の中心は、落ち武者みたい…変なの~」と失礼なミモロ。


それを人形の顔立ちなどにマッチさせるように結い上げるのが、髪付師の技。

「あの~お雛様でもお顔によって、髪の結い上げ方違うんですか?」とミモロ。
「そうですね~。基本的には形は同じですが、やはりお顔立ちによって、脇の張り方などに違いがありますね~」と。その加減は、職人さんの経験と技による、微妙な違いなのです。

落ち武者のように髪がなかった部分には、黒い枕をのせて、それに合わせて髪は結われます。
「ロングヘアでいいなぁ~」と、毛並が短いミモロにとっては憧れのロングヘアです。

「はい、これが完成品」美しく結い上げられた髪・・・髪につける装飾品も井上さんが調達なさるそう。
「最近は、小さな髪飾りを作ってくれる職人さんが少ないんです。人形の髪飾りだけでは、生活ができませんから…なにかほかの作業の合間に作ってもらうことになるんで~」と。

京人形に限らず、日本人形の需要のほとんどは、雛人形です。昔は、家にガラスの人形ケースがあって、そこに藤娘などの人形が飾れていたのを覚えている方も多いのでは…。「フランス人形もあったよね~」とミモロ。そう、結婚のお祝いなどに、人形が贈られることもありました。「昭和だよね~」とミモロ。そう、昭和です。

今は、ガラスケースで人形が飾られている家は、ほとんどないと言えます。たぶん外国の方が、残っているのでは?親日家の家や日本料理店で見たことがあります。日本人形は、外国人のお土産にともいわれますが、今、お土産の多くは、スーツケースなどに入る持ち運びしやすいものが主流。「人形って持って行くのにかさばるもんね~」と思うミモロです。

日本人形業界を支えているのは、雛人形。「あの~三人官女や五人囃子、右大臣・左大臣なんかの髪も結うんですか?」とミモロ。「う~ほとんどは、内裏びなの2体ですね~。まぁ三人官女は時々・・・他は、注文はめったにないですね~」と。15人一揃いの雛人形は、今やめったに注文がないそう。「そうだよね~飾るスペースお家にないし~。出したり、お片付けするの大変だもんね~」と、雛飾りのお手伝いの経験があるミモロは、その大変さ実感しています。

「ありがとうございました~見学させていただいて~」とお礼を言って、次の場所へ。
「わ~キラキラしてる~」と、光物が好きなミモロが立ち止まったのは、箔押しの職人さん岡田義雄さんのところです。
  
金箔を仏具や祭具などに漆を使って貼ってい行く箔押し師さん。現在、その仕事の多くは、仏具や祭具、また建築物の錺の修復などが占めているそう。「全国から依頼があるんですよ~」と。さすが京都・・・優れた腕の職人さんのところにさまざまな仕事が依頼されます。

「ミモロも、やったことあります~」と。「そうなんだ~」と。「金箔たくさん使っちゃいました~」「おやおや~」
「あの~余った金箔捨てちゃうんですか?」「いいえ、もちろん集めて再利用されるんですよ~」と。「そうだよね~金価格高いもんね~」

仏壇などに多く施される金箔の技。
現在、大きな仏壇は、ほとんど需要がないそう。「ふれあい館」にもコンパクトサイズの家具調などの仏壇が展示されています。京都の伝統の技を集約させた仏壇ですが、そのサイズは、小さく、またインテリアに調和するものに変貌しています。

京都の伝統工芸の職人さんにお話を伺うのは、ミモロにとって楽しい時間・・・。
ぜひ、桜を見に来た折は、「ふれあい館」にお立ちよりを…。

京都らしさを感じる素敵な時間になるはずです…。

 
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2018ミモロの京都さくら案内。町中に咲く枝垂桜「六角堂」と高瀬川

2018-03-24 | 京都

京都の町中にお買い物に行ったミモロ。「ほら、咲いてる~」
ふと思い立って「あ、あそこ寄ってみよう~」と出かけたのは、烏丸通と六角通の交差点から東に進んだところにある通称「六角堂」、天台宗系の単一寺院の「頂法寺」です。
「咲いてるかな~」と門を入ると
そこのしだれ桜が満開に・・・。町中にあるお寺なので、周囲は、高いビルに囲まれています。
 
「京都の中では、都会っぽい桜だよね~」

桜をゆっくり観賞する前に、まずは本堂に参拝します。
「まずは仏様にご挨拶~」
ご本尊は、如意輪観音さま。西国三十三所観音霊場第18番札所であり、また洛陽三十三所観音霊場第1番目札所です。
生け花発祥のお寺といわれ、代々、華道の池坊のお家元が、ご住職を務めるお寺です。

本堂の形が六角形をしていることから、「六角堂」と呼ばれ、平安時代から庶民の信仰を集めています。

ちょっと暗い本堂の中から外を眺めると、いっそう桜が鮮やかに見えるよう・・・。


参拝を終えたミモロは、境内へ。
「わ~キレイ~」
新芽をふいた柳の若葉色と桜のピンク色の調和がまさに春色。「素敵~」と見惚れるミモロです。

ミモロは、ベンチに座って、ゆっくり桜を観賞します。
 

周囲には、外国人観光客が、日本の桜をスマホで撮影。ミモロの姿を見つけると「かわいい~」とパチリ。
「かわいく撮ってね~」と笑顔で写真撮影を…。「これもおもてなしなの~」というミモロでした。
はい、チーズ
しだれ桜の「六角堂」を後にしたミモロ


帰り道に高瀬川沿いを歩きます。
  
「ここは、まだこれからだね~」5分咲きという感じ。でも、十分キレイでした。


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2018ミモロの京都さくら案内。枝垂桜が見ごろを迎えた「京都御苑」。

2018-03-23 | 京都

春が訪れている京都。今年も、ミモロは、京都各所のお気に入りの桜を見て回ります。

まず最初に訪れたのは、「京都御苑」です。
出町柳駅方向から今出川通沿いに東に進み、今出川口から「京都御苑」に入ります。
そこから、東方向に進み、近衛池を目指します。
「うわ~もう咲いてる~」と、思わず声を出してしまうほどの見事な桜。

こぼれるばかりの花…御所の建物との調和が美しい景色です。
「この景色、豪華で大好き~」というミモロです。

近衛池の周辺は、桜の多い場所。まだ山桜などは咲いていませんが、枝垂桜がすでに見ごろを迎えています。

「わ~きれい~」小さなミモロは、花の下から見上げ、その美しさを観賞。

地面に近い花枝のそばで、じっと見つめることも…。

「ホント、すごくキレイ~もう春が来たんだよね~」と、柵の上に立って、桜の姿に見惚れます。
 
柵の上が観賞のミモロの特等席。

「何回見ても、飽きないね~」と。


周囲4キロの「京都御苑」には、四季折々、さまざまな花が咲き乱れます。
 
そう、今は、モクレンも見事です。
「なんかソフトクリームみたい~」と・・・。
確かに、似てるかも…。

「もっと歩くんだ~」と、ミモロは、広~い御苑の中を背中のリュックを揺らしながら歩きます。
春とはいえ、この日は、空気は冷たく感じます。でも歩けば温かくなってきました。
「あ、そこにも桜が見える~」さすが目のいいネコ・・・遠くにピンク色を見つけたよう…

ミモロは、御苑を南へと進みます。

「ご覧ください~ここにも桜があります~」
「下立売御門」の東側にある桜です。

そこから今度は、東へ。「京都御苑」のメインストリートとも言える「建礼門前大通」です。
「遠くに見えるのが、御所の建礼門だよ~」
5月の「葵祭」10月の「時代祭」には、この通りを雅な行列が進みます。

「あ、もう桃のお花は終わっちゃった~」すでに散っている桃の花。でも地面には、ピンク色の絨毯が…
「キレイだね~」

「桜は、今は、こんなところかなぁ~。さぁ、帰ろう~出発!」

お散歩が大好きなミモロも、ここからは自転車に・・・。「もっと速く~」とバスケットから…


「また、他の桜が咲いたら、来ようね~」とミモロ。


「京都御所」「仙洞御所」の桜は、まだ開花まではかかりそうです。

帰りに立ち寄ったのは、「京都御苑」の東側寺町通沿いにある「京都市歴史資料館」です。
ここには、京都の町の歴史や、御所のことなどが、よくわかる資料がいろいろ。2階には、歴史に関する書籍を収蔵する資料館があります。入館は無料。

 

「次は、どこの桜見に行く?」どこにしましょうね~京都には、本当にたくさん行きたいところあるから~


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京都の伝統工芸の職人さんが実演なども。「伝統産業の日」のイベント

2018-03-22 | イベント

3月21日は、京都では「伝統産業の日」というのだそう。ミモロは、18日に、京都岡崎の「みやこめっせ」に出かけました。3階にエスカレーターで上がると、広いスペースには、京都の伝統工芸の品々が多数展示されていました。
 
会場内をトコトコと歩くミモロ。
「あ、紙漉きやってる~」と興味津々で足を止めます。
 
京都府の北部、綾部市の黒谷は、昔から良質な和紙の産地として知られます。なんでも黒谷には、800年ほど前、平家の落ち武者が隠れ住み、生活の糧に和紙作りを始めたのがそのルーツだとか。
「へぇ。そこの和紙職人さんたちって、平家の子孫なんだ~」と、別のことに関心を抱くミモロです。

 
黒谷には、「黒谷和紙工芸の里」という場所があって、週末、そこで「はがき漉き体験」などもできるそう。[温かくなったら、行ってみたい~」というミモロです。

「こんにちは~」清水焼のブースで、以前お目にかかった「わかば会」の陶芸作家の山口さんに偶然遭遇。
「かわいい~」ここでは、小さな箸置きの製作をなさっていました。「ミモロちゃん、こんにちは~また会えたね~」「うん」と再会を喜ぶふたり・・・。


ここには、いろいろな体験コーナーがありました、
 

「あ、ここ知ってるもん~」というのは、真田紐の「江南」の和田さんです。
 
[ミモロちゃん、こんにちは~」「ここに来てるってホームページにあったから、会えるって思ってました」とミモロ。
 
最近、五条通エリアにお店を移転。「新しい店にも遊びに来てね~」と和田さん。「はい、伺います」とお返事。
「これいいな~」小さな下駄についた真田紐を見て…。真田紐を鼻緒に使った下駄も素敵です。
 

「あ、お久しぶりです~」と隣りのブースは、「京こま 雀休」です。ご店主の中村さんにご挨拶。「こまで遊んでいってください~」と。
「クルル~」と回して遊びます。

伝統工芸に興味のあるミモロは、会場内には、顔なじみの職人さんがいっぱい。さすがインパクトの強いミモロ、しばらくお目にかかっていなくても、しっかり覚えていてくださいました。うらやましい~

「あ、鼓がある~」
ここのブースは、鼓や太鼓に使う「調べ緒」を作る「山下慶秀堂」の5代目の山下雅治さんのブースです。
全国で、この調べ緒を作る職人さんは、3人しかいないそう。

「調べ緒」というのは、鼓の皮と胴を組みわせるのに使う紐。そればかりではなく、鼓の音程を変える部分でもあります。
「え~そんなに職人さんが少なくなったら、歌舞伎なんかでお囃子演奏する人困っちゃいますね~」とミモロ。
「そうですね~。調べ緒は、消耗品ですから、何年に1度は、替えないと~」と山下さん。
「ミモロ、前に鼓習ったことあるんです~」と、そこで実際に鼓をポン~と。「おや、なかなか上手・・・」と山下さん。「はい、笛も習ったんですけど、ミモロ、指短くてダメでした。それなら鼓ならと…でも、鼓持つ腕が吊っちゃいました」と、とりとめもないお話を…。

「調べ緒」は、麻で作ります。
小鼓で、8m70㎝、大鼓で10mにもなる長い紐です。

染料を染められた美しい紐に・・・。紫色のものは、家元クラスしか許されないものだそう。

「伝統産業の日」は、京都の職人さんとその優れた技をもっと多くの人に知ってもらうために京都市が「春分の日」に設定しました。日本の宝の伝統産業。その多くが後継者不足に直面しています。
「調べ緒なくなったら、大変~」とミモロならずとも思うはず。「もっと文化庁なんかが、支援すればいいのにね~」と。きっと多くの人が同じような思いを抱いているのでは?

「もっといろんな伝統産業レポートするんだ~」と、意欲的なミモロです。

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