ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

[下鴨神社」の「糺の森」での「森の手づくり市」。かわいいものに夢中のミモロ

2018-10-26 | イベント

10月21日「下鴨神社」の「糺の森」では、「森の手づくり市」が行われました。
ミモロは、毎回、楽しみに出かけます。
テントは、参道にずらりと並んでいます。
「これ可愛いね~」とミモロが足を止めたのは、小さな木のお家が並ぶお店。
 
「これメモホルダーになるんだって~」と興味津々。

滋賀県で家具づくりや木工教室などをなさっている「慧夢工房(えむこうぼう)」のお店です。ここに並ぶ小さなものは、家具を作るとき、出た半端な木材などを再利用したもの。

「どうぞ座ってみて~」とのお言葉に甘え、ミモロは、木製の椅子に座ります。
「わ~ぴったり~」ミモロのお尻にピッタリサイズの椅子。
「小さなお椅子と机もかわいいね~」とミモロ。
注文家具なども得意とする工房です。

さらにトコトコ進みます。

「わ~素敵~いろんなお洋服がある~」と、ミモロが目を輝かすのは、名古屋から参加なさっているお人形の洋服などを手掛ける「Natural Time」です。
 
「なんかミモロが着られそうなサイズありそうだよ~」ともう夢中。
「これいいかも~あの~試着していいですか?」とお店の方に伺います。
「はいどうぞ~」
「首のところも大丈夫ですね」
「うん、ピッタリ!」とミモロ。「あの~他にもありますか?」と、めったに既製服に出会えないミモロです。
ほかの色の服にも挑戦・・・
「これもいいかも~ほかにないかな?」
さらに探すミモロです。服選びに夢中になるのは、女の子なら当然かも…。

「こんなのはどう?すごく女の子ぽいワンピース・・・似合うと思うけど~」と。さっそく試着を…
「どう?」
なんかいつものミモロとは別のイメージ…。それなりに可愛いかも…。「おでかけ用にいいかも~」とミモロ。

人形の服作りをなさってすでに十数年。小さなものが大好きとおっしゃるオーナーさん。
生地は少なくても、手間のかかる人形の服作り。種類の豊富に揃っていました。

「欲しいよ~」というミモロ。茶色のギンガムチェックのワンピースを買いました。
「お人形もあるんだ~」とそこにも興味を示すミモロ。

さぁ、もうお家に帰りますよ~。秋の午後、森の中での楽しい時間を過ごしたミモロでした。


ブログを見たら 金魚をクリックしてね ミモロより

人気ブログランキング

ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro@piano.ocn.ne.jpまで

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

[下鴨神社」の大黒様の秋まつり「えと祈願祭」。楽しみな模擬店と森の手づくり市

2018-10-25 | 祭事・神事・風習

10月21日の午後、ミモロは、ウキウキしながら「下鴨神社」に向かいました。
この日は、恒例の家運の隆昌、商売繁盛などを祈願する「えと祈願祭」の日。境内の本殿の前に並ぶ社には、大国主命=大黒様が、それぞれの干支の守り神として祀られています。
 
「お名前たくさんあるんだね~」そう、さまざまな別名をお持ちです。

「下鴨神社」にお詣りする人は、本殿に参拝後、自分の干支の社にお詣りします。

ミモロは、参拝するたびに、順番にそれそれの社をお詣りしています。「だって大黒様大好きだから、みんなにお詣りするの」と、ミモロ流の参拝。

さて、この日、「下鴨神社」の崇敬会に入っているミモロは、福くじなどが楽しめる券をもっています。
「毎年、神社から送ってくるの~」と。崇敬会は、年会費3000円で、さまざまな祭事への招待や誕生日のご祈願などがいただけるもの。

「今年は何が当たるかなぁ?」と気合いを入れてくじを引きます。
「え~い」今年は梅干の詰め合わせが当選。そして福笹もいただきました。

「おでんやみたらし団子ももらえるんだよ~」


「えと祈願祭」と共に、この日は「糺の森」で「森の手づくり市」も開催されていました。

「あ、なんか可愛いもの売ってる~」と立ち止まったのは、天然あめ細工「辰友堂」という飴のお店。
  
いろいろなところに出張で飴細工を実演なさっているそう。
 
「かわいい飴の動物たち・・・食べちゃうの惜しい~」とミモロ。

飴細工師の泉本さんは、飴細工を老人介護施設や子供病院などでボランティア活動として行ったり、カルチャーセンターでも飴細工体験講座などもおこなっているそう。

「きっとみんなよろこぶね~」と思うミモロです。


「ほかのお店も覗いてみよう~」と、トコトコ糺の森の中を歩きます。

ブログを見たら 金魚をクリックしてね ミモロより


人気ブログランキング


ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro@piano.ocn.ne.jpまで


ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミモロ流「時代祭」の楽しみ方。今年は、出発前の「京都御苑」で

2018-10-24 | 祭事・神事・風習

「今日は、時代祭なんだ~」とすでに7回も見物しているミモロ。「まぁ、ちょっと出かけてみようかな~」と11時頃、「京都御苑」に向かいました。行列の出発は12時です。
 
出発まで1時間あり、京都御所の建礼門の前には、今朝、「平安神宮」から担がれた桓武天皇と孝明天皇の2基の鳳輦が置かれ、その前で神事が行われます。

それを拝見して、ミモロは、行列の出発を待つ人たちが待機しているところへ。
 
「こんにちは~」行列の先頭を進む方たち。

また、「京都御苑」で披露された鼓笛隊の演奏は、「山国隊」の方々です。
 
「時代祭」の先頭を進む「維新勤王 山國隊」は、「戊辰戦争」の時に、新政府軍に加わり、幕府軍と戦った人たちで、京都北部の周山街道の地域に暮らしていた農民の部隊です。
この地域は、桓武天皇が平安京遷都の際、都造営のために木材を供給する地域で、以来、朝廷との結びつきが強いエリアなのです。その深いつながりから、朝廷のためにと、83名が、農具から、一度も握ったことがない刀を握り戦いに参加。新政府軍と幕府軍の戦いは、京都から関東、東北へと移ります。その戦いの中で、命を落とした7名を弔うために創建された「山國神社」。その例大祭で「山國隊軍楽保存会」による軍楽行進が行われます。
「山國隊」は、江戸到着後、行進曲など鼓笛軍楽を習得。明治元年には、さらに軍楽の練習に励んだそう。それが現在も保存され、時代祭の先頭を進む鼓笛隊のベースになっているのだとか。

さて、待機している場所でのミモロの楽しみは、馬や牛に会うこと。
「こんにちは~」
馬に声を掛けて近づきます。
「おやつ食べてるの?」御苑の草を食べるのに夢中な馬。「行列お腹空くもんね~」
「がんばってね~」
これから始まる2時間ほどの行列に向かう馬にエールを送るミモロです。

「わ~馬さんたちみんなキレイ~」行列には、たくさんの馬が参加します。映画撮影をはじめ、葵祭やいろいろな祭り、イベントに参加しているベテランの馬たちです。
   
「時代祭」は、時代装束行列が見どころですが、実は、馬を飾る装飾も見事なもの。

「あ、いる~」とミモロが恐る恐る近づいたのは、牛車の牛。「こんにちは~黒毛和牛さん」
 
牛も美しい装飾をされています。「黒毛和牛さん、頭に飾りつけてる~」

「ハハハ~これ肉牛じゃありませんよ」といわれました。

黒い牛を見ると、黒毛和牛さんと声を掛けるミモロなのです。

トコトコいろんな場所を歩いていると「あ、ミモロちゃん!」と声が…。
石座神社や粟田神社のお祭りでお目にかかった剣鉾の差し手の方と祭りなどの役員をなさっているお父様。
「わ~このお祭りにも参加してるんですか?」とミモロ。「はい、今日は鳳輦担いでます。昨日は、八大神社の剣鉾差し上げました。今週は、亀岡祭にも行くんですよ~」と。「わ~連日、忙しいですね~」とミモロ。京都では、それぞれの祭りをみんなで助け合って行うのです。「がんばってください~ミモロも亀岡行こうと思ってます」と。

さて、ミモロがトコトコ歩いていると、なんと「これどうぞ~」と、観覧席の招待券をいただきました。
「キャ~座って見られる~」となんとラッキーなミモロ。
 
観覧席から行列を見物します。
  
目の前に次々現れる時代装束の行列。
 
「わ~鳳輦だ~」

行列の最後は、2基の鳳輦が…。

12時からスタートした行列の最後尾が「京都御苑」を出たのは、14時30分くらい。その時刻、先頭は、すでに「平安神宮」に到着しています。行列の長さは、約2キロといわれ、通過所要時間は、約2時間。
「わ~つまり行列のコースずっと交通規制なんだよね~。なんか今日お天気いいから、全部見たら日焼けしちゃった~」
観覧席の前の方に座ったため、途中で移動ができず、結局2時間、久しぶりに全部の行列を見物することになったミモロでした。



ブログを見たら 金魚をクリックしてね ミモロより


人気ブログランキング


ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro@piano.ocn.ne.jpまで

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京都岩倉の町に60年ぶりに響く剣鉾の鈴の音。「石座神社」の例大祭

2018-10-23 | 祭事・神事・風習

京都の町の北部、岩倉にやってきたミモロ。10月20日は、岩倉の産土神さまの「石座神社」の例大祭です。
「あ、やってきたよ~」と通りの向こうに姿を見せたのは、神輿に先駆け町を清める剣鉾です。
剣鉾は、「祇園祭」の山鉾のルーツのような存在。ミモロは、京都に来てからその存在を知って、以来興味を抱いています。

「こんにちは~」と駆け寄るのは、剣鉾を差し上げるみなさん。

「あれ~ミモロちゃん、ここにも来たんだ~ホントに剣鉾好きなんだね~」と顔なじみの差し手のみなさんに言われます。

京都各所の神社で復活の兆しが見える剣鉾。ここ岩倉地区にも6基の剣鉾がそれぞれの町内にあるのだそう。

毎年、祭りの時に、それらの剣鉾は、差し上げる人がいないため、神輿の前を横にして進んでいたのですが、今年、岩倉地区の方が、60年ぶりに剣鉾の差し上げの復活を果たしました。差し手をやることを志た町の有志の方々が、粟田神社や八大神社など剣鉾の差し上げが盛んな地区に出向き、練習を重ね、ついにこの日を迎えたのです。

祭りの行列が動きだしました。
 

「わ~剣鉾の差し上げだ~」と目を輝かすミモロ。
 
カ~ン カ~ンを鳴り響く剣鉾の鈴(りん)の音。それを見上げる氏子の人たちから拍手が起こります。
60年ぶりに響く鈴の音、「なんか感激的だね~」とミモロも拍手をおしみません。

「あ、稚児さんもいるんだ~」
 
御稚児さんの衣装を着て歩く子供たち。その次に、子供神輿が登場です。
「ワッショイ ワッショイ」と大きな声で進みます。

そしてついに大きな神輿がやってきました。
「ワッショイ ワッショイ」という掛け声が聞こえます。
「あれ?ここホイットーホイットーじゃないんだ~」と首をかしげるミモロ。というのは、京都の祭りで、ミモロが知る「祇園祭」の神輿、粟田神社、松尾大社などいろいろな神社のお神輿は、ホイットー、ホイットーの掛け声で、そして神輿を高く差し上げて激しく揺さぶり、神さまのパワーを高めるのです。

「あの~ここは、差し上げやらないんですか?」とそばの方に伺うと、「はい、ここでは、ワッショイと言って、神輿を担ぐだけですよ~」と。「あ、そうなんだ~」京都には、ワッショイとホイットーの少なくとも2種類の担ぎ方があることを知りました。

「わ~バスがギリギリ・・・」

剣鉾と神輿は、御旅所から「石座神社」へと戻りました。
神社前の広い場所で、最後の差し上げが行われます。
「あれ?どうしたの?」
剣鉾の差し手の人が、1本剣鉾を差し上げると、急いで、元の場所へ走って戻ります。
実は、6本ある剣鉾の内、差し上げるのは3本。そして差し上げる人は1組しかいないので、その方々が他の2本を差し上げるためにもどっているのでした。
 
「きっと将来、3本が一度に上がるときがくるといいね~」と思うミモロです。

そして神輿も、最後に勇ましく担がれます。
 

観光客などの見物人が少ない地元の祭り。地域の人たちの心意気と神社への崇敬が毎年祭りを続け、次の世代へとその心を伝えています。

「明日も、明後日も、どこかでお祭り行われるんだよね~」

連日、どこかの祭りに出かけるミモロ。「お祭りって、なんかパワーもらえる~」祭り好きのミモロの忙しい日々が続きます。

ブログを見たら 金魚をクリックしてね ミモロより


人気ブログランキング


ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro@piano.ocn.ne.jpまで


ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岩倉の産土神の「石座神社(いわくらじんじゃ)」。岩倉火祭が有名

2018-10-22 | 寺社仏閣

10月20日の午後、ミモロは、京都バスに乗って終点の「岩倉実相院」を目指しました。
終点に近づくころ、窓の外に剣鉾が見えてきました。「あ、剣鉾とお神輿の巡行だ~」ミモロは、それを見に来たのでした。

でも、まずはその神輿が目指す「石座神社(いわくらじんじゃ)」に参拝することに。
「ヨイショ~」

「石座神社」は、「実相院」のすぐそばの山の中にあります。岩倉の産土神でその創建は明確ではありません。その起源は、今、御旅所になっている「山住神社」だといわれます。「山住神社」には、大きな石が祀られて、古代信仰で、神々が降臨する場所、つまり「磐座(いわくら)」と伝えられます。

「だからこの地域が岩倉(いわくら)って呼ばれるの?」とミモロ。たぶんそうなのでは・・・。

秋に行われる例大祭。この日の明け方に行われる朝神事は、岩倉の火祭といわれ、京都市の登録無形民俗文化財に指定されています。

「見たかったけど~夜中の2時から4時頃に行われるから、ミモロ、眠くて来れなかったの~」と残念そう。
大きな松明を灯す火祭りは、その昔、村人を苦しめた大蛇を退治するために、雌雄の大蛇に見立てた大きな松明に火をつけ、どちらの松明が先に燃え尽きるかを競うそう。「きっと幻想的なお祭りなんじゃないの~見たいなぁ~」と、ミモロ。

境内のあちこちに、火祭りの名残と思える燃えかすが…
 

石段を上がると、そこには社が並びます。
八所明神と伊勢、平野、貴船、稲荷の明神も祀られています。

いつもは静かな神社・・・この日は、祭りらしい飾りや奉納榊が・・・
 

そして拝殿には、神輿、そしてそばに祭りの太鼓もありました。
 

でも誰もいない境内、ミモロは、参拝を終えると、「剣鉾と神輿どこかなぁ~」と、石段を下りて、町へと戻ります。


途中であったのは、大きな石仏。「三面石仏」で「大日さん」と呼ばれるもの。「岩倉エリアって、石仏が多いんだって~」


石仏にお詣りして、ミモロは急いでバス通りへと向かいました。

ブログを見たら 金魚をクリックしてね ミモロより


人気ブログランキング

ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro@piano.ocn.ne.jpまで

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする