ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

ミモロのおすすめランチ。北白川のベトナムフレンチ料理「スワン」。野菜もいっぱいのヘルシーな料理に舌鼓

2020-12-26 | グルメ

「やっと予約できたんだ~」とミモロは、いつもランチタイムに行くと、予約で入れなかった人気のお店。それが北白川の住宅地にあるベトナムフレンチ料理の「スワン」です。
 

「わ~素敵な雰囲気~」と店内を見回すミモロ。自然光も差し込むやさしい雰囲気が心地よさを誘います。


「いらっしゃいませ~」と笑顔で迎えてくださったのは、このお店のオーナーの桑島さんご夫妻。

1997年からベトナム料理店に携わり、2001年に四条御幸町でお店を構え、そしてここ白川には、2014年に移転なさったのだそう。

「あの~ベトナム料理って、どういうお料理なんですか?」と、あまり馴染みのないミモロ。
「そうですね~魚や鶏肉をはじめ、野菜がたっぷり使われるお料理で、だしを使う文化もあり、とても日本人には、馴染みやすく、あまり油をつかわないので、体にもやさしい料理なんです」と奥様。
「そういえば、ベトナムの方たちって、スタイルいいよね~」と、あまり肥満体型の人が少ない気がします。

「うちで使う野菜は、上賀茂の農家さんにお願いしている無農薬野菜なんですよ~」と。「わ~そうなんだ~」と目を輝かすミモロです。

「え~となんにしようかな?」とメニューをチェック。

「今日、ここ初めてなんで何いただけばいいですか?」とメニューで迷うミモロです。
「そうですね~。じゃ、いろいろな料理が楽しめる『11の食を楽しむセット』2200円は、どうですか?」と。
ここでは、ランチのセットは、「スワンセット」1364円というのもありますが、「それじゃ、それにします~いろいろ食べたいから…」と、おすすめのセットをお願いすることに。

「はい、蓮のお茶どうぞ~」と、まずミモロの前に緑茶に蓮の花の香りを付けたお茶が…

「わ~いい香り…」マスクをずらしていただきます。

それから、生春巻きや揚げ春巻き、カブと鶏肉のココナッツ煮込み、牛すじと紫芋のコロッケなどが…


さらに青パパイヤのサラダも頂きます。


「すごくたくさんお野菜食べちゃった~」とミモロ。どれも滋味あふれる食材です。
そして、メインは、ベトナム名物のフォー。

「すごくお出汁が美味しい~」スープも全部飲み干しました。

そして最後は、ベトナムコーヒーとプリンです。

「このコーヒーどうやってでるの?」と興味津々。「プリン美味しい~」と目を細めていただきました。

さて、お店の2階には、ベトナムの雑貨のショップも。可愛いバスケットなども…

「わ~マスクがいろいろある~」そう、ベトナムでは、オートバイや自転車に乗るときによくマスクを使います。だから、昔からいろんな種類のマスクがあるんだそう。
 
「ファッションに合わせて使うのいいかも…」と。

ショップの一角にミモロが見つけたのは、木の葉でできた小さな円錐形の帽子ノンラーです。民族衣装アオザイ同様、ベトナムを象徴するもの。
「これ、ミモロサイズかも~」とかぶってみました。

「あれ?ミモロちゃん、妙に似合いますね~」とオーナーご夫妻。
「そう、こんど、アオザイ着たいなぁ~」とミモロ。
「すごく似合うから、プレゼントします~」と。なんと頂いちゃいました。

さて、「スワン」は、インスタグラムやフェイスブックで、詳しく情報が出ています。ぜひ覗いてみてください。

「また、来ま~す」と、頂いたノンラーをかぶって、すっかりベトナム気分のミモロです。


ランチなど、大変人気のお店なので、事前の予約を忘れずに…。

*「スワン」京都市左居区北白川久保田町56-1  ☎075-741-6657 ランチ11:30~15:00 デイナー18:00~21:30LO 火曜休み 水曜ディナー貸し切りのみ。


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秋のお片付けに鹿ヶ谷の「安楽寺」へ。ボランティアの美化活動で、落ち葉のお掃除

2020-12-25 | 京都

12月の下旬、ミモロは、鹿ヶ谷の「安楽寺」に出かけました。


「わ~落ち葉いっぱい~」境内には、楓やイチョウなどの葉っぱが至るところに散っています。

約1か月前、ミモロは、ここに見事な楓の紅葉を楽しみに訪れました。

山門の石段には、真っ赤な落ち葉がまるで赤い絨毯のように美しい秋の景色を見せてくれ、それを見物に大勢の人たちが訪れたのです。

紅葉の名所と言われる「安楽寺」。通常非公開の寺院ですが、秋には、特別公開が行われました。

艶やかな紅葉が彩った山門のそばには、この日、たくさんのゴミ袋が積まれていました。

「さぁ、ミモロも頑張らないと…」境内に入ると、すでに顔見知りの人たちが箒でお掃除をしています。

「こんにちは~」と挨拶して、ミモロもその仲間に加わります。

この日は、NPO法人「京都観光文化を考える会 都草」の美化活動が行われます。

京都の文化や観光を学ぼうとする人たちの集まりで、多くのメンバーさんが、京都検定1級を持つ方々です。京都の歴史や文化を学ぶ講座の実施をはじめ、研究や文化事業への参加など、その活動は多方面に及びます。ミモロもそのメンバーの一員。
「わ~ミモロちゃん、久しぶり~」と、なかなか活動に参加できなかったミモロは、メンバーさんに会えてうれしくなりました。

「さぁ、ミモロもがんばりま~す」と箒を持って、さっそく境内の落ち葉を集めをはじめることに…。「どこ掃こうかな~」


ミモロは、境内を見渡して…「あ、あそこにしよう~」と西側の一角に向かい、そこでイチョウの葉っぱを集めることに…

「わ~たくさん散っている~」秋には、黄金色にまぶしい姿を見せていたイチョウの木の下には、すでに茶色になった落ち葉が…。

ミモロが選んだ場所は、動物の慰霊墓所…家族の一員として愛されたネコや犬、モルモットやインコなどあらゆる種類の動物たちを弔う場所。

なるほどここをお掃除するのは、ミモロ以上にふさわしいメンバーさんはいないかも…。
ゴミ袋3袋以上にもなったイチョウの落ち葉…「さぁ、そろそろ作業をやめてください~」との声。

「全部、キレイに掃けないけど、随分感づいた感じ…」とミモロは、箒を片付けます。
門のそばには、たくさんのゴミ袋。

京都市内だけでも、多量に発生する落ち葉。その処理は、堆肥などに活用されるものもありますが、その多くは、外部委託業者によって焼却処理されます。環境問題から、リサイクルなどの有効利用も今後いっそう考慮されることが期待されます。
「昔は、どうやって落ち葉お片付けしてたのかなぁ?」とミモロ。
確かに、今も、昔も落ち葉はいっぱいあったはず…。「焼き芋やったのかな?」とミモロ。う~それだけじゃ落ち葉処理できないでしょ~。
落ち葉を見て、焼き芋が食べたくなったミモロでした。


美化活動のご褒美は、お寺の方にいろいろなお話が伺えること。

お寺の由来などを、密にならないようにソーシャルディスタンスを保ち伺います。

今年最後の美化活動…「ミモロちゃん、お疲れ様でした~」とメンバーの方々。


門のところには、たくさんの秋の名残が積み上げられました。




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ミモロのクリスマスの定番。今年は、27日まで購入できる東山「肉の荒井亭」の骨付きチキンのから揚げ。

2020-12-24 | グルメ

「わ~い、クリスマスだ~」とミモロが大喜びするのは、毎年、この時期だけ食べられる骨付きチキンのから揚げです。


ミモロがよく通う東山、三条通沿い(粟田神社向かい側)にある「肉の荒井亭」は、良質の肉が揃うお肉屋さん。


そこでは、から揚げやコロッケ、カツなどを注文してから揚げてくれます。

時々、小腹が空いたとき、「あの~コロッケ1個ください~」とお願いすることも…。たとえ1個でも「はい、ちょっと待ってくださいね~」と、快く対応してくださいます。

ミモロのブログで紹介して以来、京都を訪れる人が立ち寄ることも多くなったとか。

このお店では、毎年、クリスマスの時期だけ、骨付きチキンのから揚げが販売されます。
通常は、食べられない品だけでに、ミモロは、毎年、「あの~1本ください~」と事前に予約しています。


「大きな骨付きチキンで、ミモロは、小さいサイズお願いしました」と。カラリと香ばしい皮…ジューシーなチキンの身…「この時期だけだから、絶対に見逃せない…」と。

から揚げには、最後に甘い蜜を付けてもらいます。

「これがまた、美味しいんだよね~」とミモロ。

さて、いつもはクリスマスの前後で販売は終了ですが、今年は24日から27日の日曜日まで販売。「でも、数に限りがあるから、早めに予約した方がいいよ~。当日、行っても買えないから…」とミモロのアドバイス。


ちなみに、1本大サイズ850円、小サイズ350円です。「大は、食べ応え充分だよね~」と、以前食べたミモロです。

今年も、「あの~骨付きチキンのから揚げください~」とお店を訪れたミモロ。


「はい、いらっしゃい~」といつも笑顔のご主人。さっそく揚げたての骨付きチキンを受け取って、おうちへ急ぎます。

「メリークリスマス!」と一応言って、サンタクロースの帽子もかぶってクリスマス気分を盛り上げます。

「あなたからメリークリスマス…」と歌うミモロですが、今年は、おうちにお友達が呼べません。
「去年は、お友達といっしょにすごしたクリスマスなのに…」と、ちょっと寂しそう。
でも、食欲は変わりません。「ガブリ~」とまずはかぶりつくミモロ。その様子は、ネコの野生の姿を思わせるものなので、とてもお見せできません。あしからず…

「サンタさん、いつも外国にいるから、今年、来てくれるかな~?」とコロナでヨーロッパの各地がロックダウンしている今、海外から日本に入るのは、むずかしいこと。「サンタさんも入国できるかな~?」と心配そうなミモロ。う~サンタさんは、空から直接おうちに飛んでくるし、プレゼントは直接渡さず、接触がないから大丈夫じゃない…。「そうだよね~」と安心した様子…。

コロナ禍の今年のクリスマスですが、世界中の子供たちが笑顔になれる日になることを願うミモロでした。

*「肉の荒井亭」京都市東山区三条通白川橋東入る4丁目中之町185  ☎075-771-3797 水曜休み 9:00~20:00 クリスマスの骨付きチキンのから揚げは、事前に電話で予約を…売り切れかもしれませんから…



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毎年恒例…奈良「大神神社」へのミモロの冬至詣り。

2020-12-23 | 国内旅行

12月21日、2020年の冬至にミモロは、毎年恒例の「冬至詣り」に奈良の「大神神社」に参拝しました。

冬至は、1年で一番、日照時間が短い日。この日を境に、1日1分ずつ日照時間は長くなります。
「エネルギーが再びアップする日なんだよね~」とミモロは、毎年、この日に神社へと参拝します。

いつも向かうのは、奈良の「大神神社」で、ここのご神体の三輪山は、御諸山(みもろやま)とも呼ばれます。
「なんかパワー頂けるんだよね~」と、感じるミモロは、生れてから毎年訪れているのでした。
 

ミモロだけでなく、多くの人にパワーを授けると言われるパワースポットの「大神神社」。日本最古の神社とも言われます。
国造りの神様である大物主大神。大国主命とも言われる神様が、この山にお鎮まりになったそう。

すでにこの時期は、新年の準備が進み、この日も多くの参拝者が訪れていました。
「冬至詣り普及しはじめたのかな?」とミモロ。まぁ、今年は、密を避ける初詣が奨励されているからかも…。

鳥居をくぐり、参道を進み、まずは、「祓戸神社」で心身の穢れを清めます。「ここにお詣りすることが大切だよ~忘れないでね」とミモロ。

続いて、縁結びの神様がいらっしゃる「夫婦岩」のところへ。

「今年も、いろいろな素敵なご縁を頂戴できました。ありがとうございました~」とお礼を…。

さぁ、拝殿に進みましょう。まずは、手水舎でお清め。

今年は、柄杓がなく、直接、お水を手に受けて清めます。そばにはアルコールも用意されていました。

「大神神社」は、ご神体がお山なので、本殿はありません。正面の建物は、拝殿で、ここを通してお山を拝むのです。
建物は、徳川家綱により再建され、国の重要文化財です。


「ミモロ、お詣りに来ました~。今年も見守ってくださってありがとうございます」と感謝の言葉を伝えます。
お願い事はしないの?「うん、しないの~だって、神様、いつもミモロのそばにいてくださるもの…よくわかってらっしゃるから…」と。

「あ、丑の絵馬も掛かってる~」来年の干支の絵馬の準備も整っています。


「白蛇さまにもご挨拶しなくちゃね~」と向かうのは、拝殿そばにあるご神木の「巳の神杉」です。
 
大物主大神の化身の白蛇が棲むご神木と言われます。
「この穴にいらっしゃるのかな?」

そしてさらに「参集殿」へ。「ここになでうさぎさんがいるの~」と張り切って向かいます。

いつもミモロが抱き着くうさぎさん。「あれ?いない…」とうさぎの姿がありません。「あの~うさぎさんどこにいるんですか?」と神社の方に伺うと、「今年は、コロナの影響で、撫でることができないので、うさぎさんはお休みしてます」とのこと。「あ、そうですか~どうぞよろしくお伝えください~」とお願いします。「はい、わかりました~」と神社の方。

境内の中のくすりの道を抜けて、さらに奥へと進みます。


ご神体のお山がすぐそばに迫る参道には、神々しい気が漂うよう…。ちょっとマスクをずらして深呼吸するミモロです。

途中の「磐座神社」は、少彦名神をお祀りしている磐座です。

「ここお山に近いから、特別な感じ~」と。

それから病気平癒の神様として崇敬される「狭井神社」へ。
 
「世界中のコロナの拡大をどうぞおしずめください~」と祈ります。

社の奥には、万病に効くといわれるご神水が沸く「薬井戸」があります。

以前は、ステンレス製のカップが並んでいましたが、今は、紙コップになりました。
「なんか美味しい~」とご神水で喉を潤すミモロです。


「ホントは、お山にも上りたいけど…」

ここがお山への登拝口で、約2時間くらいで参拝することができます。お山にはいるには、神社の許可が必要。

コロナの影響で、神社にも変化があります。ミモロが一番驚いたのは、おみくじ。

クジを引くために箱を振らないように、画像でおみくじを引くのです。
ミモロの場合、機械が反応せず、断念。

なにしろ、触るものを極力少なくするスタイルが、今年の参拝様式のよう。
柄杓も、鈴の綱も、なでうさぎも、おみくじの箱もありませんでした。
きっと他の神社も同じような状況だと推察されます。

「どんな形でも神様は、見守ってくださってるから大丈夫…」というミモロです。

*「大神神社」の詳しい情報はホームページで


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ミモロの工房見学。最中の専門店「種嘉商店」で初めて知った最中の皮づくり。

2020-12-22 | グルメ

烏丸御池の交差点近くに、半年前にオープンした最中の専門店「種嘉商店」。

お店の中には、イートインスペースもあり、そこで出来立ての最中を頂くことができます。

また、お土産や贈り物にしたい品々も…。

さて、お店の奥の工房では、三代目のご店主、舟越高さんが、おじい様、お父様から受け継いだ技をベースに、新たな最中の製作にも乗り出しました。

ミモロは、特別に工房を見学させていただきました。

「あの~こんにちは~ミモロです。あのね~ミモロ、最中の皮って何度も食べてるけど、どうやってできているのか知らないの…教えていただけますか?」とご挨拶。

「はい、どうぞ~こちらへ~」と、作業しているそばへ進みます。

和菓子の中でも、馴染みのある最中…でも、実際、多くの人が、その皮の作り方をご存じないのでは…。
そもそも最中は、江戸時代にうすやき煎餅のようなものに、餡を挟んだ菓子が考案されたのが、そのルーツとか…。
「わ~昔のクレープみたい…」とミモロ。まぁ、そうかもしれませんね~

その後、焼き方などがいろいろ改良され、明治時代に現在の皮が完成したのだそう。型や焼き方の技術が必要なため、皮(種)専門の種屋と呼ばれる専門店が製造を担い、和菓子店に納品するというスタイルが一般的に…。
最中と言われるのは、皮の形が満月を思わせる丸いもので「最中の月」とよばれていて、そこから・・・という説もあります。

皮(種)の専門店が、この「種嘉商店」なのです。「だから、お店の名前に種って文字があるんだ~」と納得するミモロ。

まず、最中の皮の材料は、もち米粉。ここでは、滋賀県産の羽二重餅の米粉を使っています。それを蒸して、薄くのばして、小さくカットします。

「普通のお餅より、柔らかいんだ~、なんか太いおうどんみたい…」とミモロ。
「一般的な最中は、米粉だけを使うので、白いんですが、今から焼くのは、うちのオリジナル最中の皮で、有機ナッツの胡桃、アーモンド、カシューナッツを砕いて練り込んであるんです~」とご店主。
「だから、皮がすごく香ばしくて、そのまま食べても美味しいんだ~」とミモロ。

小さく切った皮のもとを、焼き型の中へ並べます。


円形の焼き機は、ガスバーナーで程よい火加減を保ち、1周すると、焼きあがるようになっています。

「わ~できた~」と、次々に焼かれる皮にビックリ。

「この機械を導入したのは、父親の時代からで、その前は、手焼きだったんです。大昔は、火力も炭火だったんですよ」と。
お店に展示されているのが、昔の焼き型です。


「でも、その小さなお餅をギューッと抑えて、型からはみ出すくらいの伸ばすのって、すごい力いるんじゃないですか?」とミモロ。
「はい、その通り…指挟まないようにね~大変なことになるから…」と。

最中の皮のサクサク感は、おせんべいと同じく、でんぷんが膨らんだものだったのです。

次々に焼き上がる皮…。

「はい、どうぞ…焼きたて、食べてみますか?」と、1つ手にのせてもらいました。
「アチチ~フ~フ~」とまだ熱い皮…猫舌のミモロでも食べられる温度になって頂くと「キャ~美味しい~」と思わず声を…。
そう、焼きたての最中の皮の美味しさは格別のものが…。
「皮だけでも美味しいです~」とミモロ。「そう、いろんなナッツが練り込んでありますから…」と。
「いいですよ~もうひとつ…はい…」と、あまりに皮を見つめるミモロを見て…。焼きそこなったものを、もうひとつ頂きました。

一見、簡単そうに見える作業…でも、そこには、プロの技が…。
季節などにより、もち米粉の蒸し具合、さらに焼くときの火加減などが微妙に異なるのだそう。その違いを感じ、調整を繰り返すのがプロの技。
「夕方になると、火力が変わるんです…」と。

最中の皮の専門店として、お取引先の和菓子店とのお付き合いはあったものの、直接、一般のお客様と接するのは、このお店を半年前に開店してから…。
「今までは、お客様の声を直接聞くことはなかったんですが、美味しい~と言っていただける声を聞けて励みになります」とご店主。
まだまだ不慣れのことも多いとおっしゃいますが、連日、次々とお客様が‥。

「また、買いにきます~」とミモロ。


「お友達にプレゼントしようかな~」と箱詰めの最中を…


京都に来たら、ぜひお店で焼きたての最中の皮を味わっては…。お取り寄せもできます。


*「種嘉商店」の詳しい情報はホームページで



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