ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

大雪の京都。朝のお散歩で下鴨神社に…。「まるで雪国にいるみたい~」白銀の森の幻想的な景色

2023-01-26 | 寺社仏閣

10年に1度と言われる猛烈な寒気が襲う京都。ミモロは、25日の朝、下鴨神社へと出かけました。

「すごいね~まるで雪国にいるみたい~」

家から神社までは、徒歩5分ほど。「こんなに積もるの久しぶり~」と、その途中の御蔭橋から北山を眺めます。

橋の下を流れる高野川の半分も雪に覆われ、川幅を狭めています。「あそこでスケートできるかな?」とミモロ。
う~それは…陽光がミモロを包むものの北方向は、いまだ雪雲に覆われているよう…「まだ雪降るかもね~」

神社に向かう途中の歩道も、まだ雪かきがされていないので、歩くのが大変。

ミモロの足が全部雪にはまってしまうほどの深さ…サクサクサクと雪を蹴って進みます。

下鴨神社の入口でも朱塗りの燈籠が雪帽子をかぶっています。


境内奥のみたらし池から流れる小川の周囲も一面の銀世界。


ミモロは、まず入口の西側にある「河合神社」へと。

朱色の鳥居が雪に映え、「こういう景色、1年に何日かしか見られないよね~キレイ~」

「参拝のお清めしよ~」と手水に向かいますが…「あ、凍ってる~」

「お清めしなくても、神様許してくれるよね~」と、手袋を外すのを控えます。

拝殿や本殿、境内の建物は、すっぽり雪をかぶっています。

「あ、氷柱も下がってるよ~本当に気温低いんだね~」

屋根から下がる氷柱…あまりの気温の低さから見られた氷柱です。

積もる雪の重さから枝を垂れる木々…

「なんか素敵な景色だね~」とミモロ

さぁ、糺の森を通って本殿に参拝しましょう。

「ヨイショ~」と雪の中を進むミモロ。う~わざわざ積もってるところ歩いてない??
誰も踏んでいない雪に足跡を付けるのが好きなミモロです。そのため本殿に行くまでには、結構時間がかかります。

「あれ~葉っぱ…」

歩いているミモロの上に茶色の葉が舞い落ちました。こんなことあるんだ~と思わずにはいられない出来事。他の広い場所に落ちずに、小さなミモロの上にだけ落ちてきたのですから…

雪をかき分け、小川の畔へ。

「鯉とか大丈夫かな?」と心配そう。

糺の森は、本当に見渡す限り白銀の世界。

じっと見つめるミモロ…時折、枝から落ちる雪の音が聞こえます。


寒くない?「大丈夫だよ~」ミモロにしては最高レベルの防寒状態。赤い毛糸の帽子とマフラ、お友達が編んでくれた厚手のセーター、靴下と手袋もしています。

本殿に至り、無事に参拝。


帰りは、馬場道を通ります。

「う~滑りそう…」

雪が解け、シャーベット状になった地面は、とても滑りやすい状態。慎重に一歩一歩進めます。

雪が止んでも、気温が低いために、路面凍結がいろいろな場所で発生。転倒事故や車のスリップ事故などが多発。
まだまだ十分な注意が必要な京都です。

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非公開文化財特別公開「京の冬の旅」。家康ゆかりの寺、初公開の「上徳寺」へ

2023-01-25 | 寺社仏閣

1月7日から3月19日まで行われる非公開文化財特別公開「京の冬の旅」。ミモロも楽しみに出かけます。
まずは、今回、初公開となる「上徳寺」へ。

ここは、家康ゆかりの寺。

今回の「京の冬の旅」は、大河ドラマ「どうする家康」にちなみ家康と共に同時代を生きた戦国武将ゆかりの寺、親鸞聖人御誕生850年、弘法大師御誕生1250年にちなんだ寺院にスポットを当てています。

富小路五条にある「上徳寺」は、慶長8年(1603)に徳川家康によって建立された浄土宗の寺院で、開基は、家康の側室の阿茶の局。開山は、叔父様の伝誉蘇生上人です。


拝観の受付を済ませ、さっそく本堂から参拝します。

ご本尊は、快慶作と伝えられる阿弥陀如来立像。もともと滋賀の鞭﨑八幡宮にあったもので、多くの人々を救った阿弥陀様であることに感激した家康が頼み、このお寺に寄進していただいたのだそう。立派な厨子の中にいらっしゃるのですが、現在は、東京にご出張中でした。


本堂に入ると、ガイドの方のお話が…

このお寺は、塩竃山(えんそうざん)上徳寺と言います。山号の塩竃というのは、この辺りは、嵯峨天皇の皇子、源融の邸宅があった場所で、彼は、東北の塩竃の景色が大好きで、そこで大阪から海水を運ばせて、塩屋を作って楽しんでいたのだそう。それに由来した名ですが、なんとご住職のお名前も塩竃さんとおっしゃるのだそう。

「阿茶の局さまは、とても賢く、美しい方で、家康を助けた方…側室の中でも、特別な方だったんです」と。
本堂には、家康、阿茶の局、秀忠の姿を描いた軸が…


極彩色の装飾も美しい本堂は、永観堂から移築されたものだそう。

そして、次は、隣接する客殿へ。ここは、聖護院門跡からの移築との説明が…。

「わ~ここも立派なお座敷だね~」

襖絵は、円山派の絵師による桜と紅葉の景色。設えも素晴らしいもの。

お庭も趣ある景色です。


さて、このお寺は、「よつぎさん」と京都の人に呼ばれているとか。それは、子授けの御利益が評判の「世継地蔵」さまがいらっしゃるから…。

江戸時代、世継ぎに恵まれなかった人が、阿弥陀様にお願いしたところ、地蔵尊が夢に現れ、「私の姿を刻み、祈願しなさい」とのお告げが。そこでお地蔵様を建立し、祈願したところ、見事に世継ぎに恵まれ、家は繁栄していったのだそう。以来、多くの人の崇敬を集めることに…

お堂の正面からはお地蔵様のお顔を拝めます。「なんてやさしいお顔なんだろ…」と思うミモロです。
そして、脇に回ると…「わ~デカい!」とビックリ。脇からはお地蔵様の全身が拝見でき、予想以上の大きさに驚きます。


本堂裏手の墓地には、阿茶の局のお墓もあります。


今回、ご住職のご配慮で、お寺の撮影が可能に…。「どこでも撮影していいって嬉しいね~」とミモロ。

お寺には、御朱印の他、さまざまなお守りも…。


「さぁ、帰ろう…」としたところ、突然、雪が降りだしました。
「わ~すごい~吹雪みたい~」と、ミモロの上にも雪が…


夕方から京都は、雪が降りだしました。

18時頃には、本格的に雪が降りだし、あっという間に真っ白に…。

「雪がひどくなる前にお家に帰れてよかったね~」とミモロ。
そう、いろいろな場所で交通に支障がでて、JRも京都と大阪の間で長時間動けなくなる事態も…。
10年に1度の猛烈な寒さといわれる天候…大きな被害がでないことを祈るばかりです。

*「京の冬の旅」の詳しい情報はホームページで

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京都、哲学の道そばにあるギャラリー「Nunuka life」。オーナーと作家の美意識が展開する世界

2023-01-24 | アート

「美しい~!」とその佇まいに感激するミモロ。

器や漆器などが、古い住宅の中に置かれているのは、京都哲学の道の南側、浄土寺から少し山側に入った住宅にあるギャラクシー「Nunuka life」です。

「どこにあるんだろう?」と住宅地の中の細い道を歩きます。「あ、ここかも~」

生垣の前に木製のベンチが…そしてさりげなくギャラリーのネームプレートがありました。


「こんにちは~」と声を掛けながら中へ。
「あ、いらっしゃい~ミモロちゃん、来てくれたんだ~」と笑顔で迎えてくださったのは、このギャラリーのオーナーである髙橋さん。


以前、京都の町中でギャラリーを人気の工芸ギャラリー「YDS]をなさり、さまざまな斬新な企画を実施。多くの人々を魅了し続けた方です。2021年に10年間の「YDS]の営業を閉じ、2022年に新たに「Nunuka life]としてスタート。
縁あって、この場所にギャラリーを移して、今までお付き合いがあった様々な分野の作家さんたちをはじめ、新たな出会いによる作品を扱っています。

築70年という日本家屋、土間のある1階をまずは拝見。

入口の設えにも、凛とした美しさが漂います。

そして和室は展示スペースに改装。

古い住宅は、高橋さんの手で新たな世界を展開することに…。

「あれ~ここの床って、白い砂が敷かれてる~まるで石庭みたい」とミモロ。
白砂に注ぐ光が、平面的な床材では生まれない微妙な陰影を醸し出しているのです。
「ここ初めは板の床だったんですが、それでは、器などの作品の魅力が薄れると思いまして~砂を敷きました。この上に板を置けるようになってもいるので、別の雰囲気も作れるんですよ」と髙橋さん。

ここには、杉田明彦さんの漆器、光藤佐さんの陶芸、硝子の艸田正樹さんなど、注目の作家たちの作品が…
 

「あの~なんでNunuka lifeっていう名前なんですか?」とミモロ。
「あのね~Nunukaっていうのは、アイヌ語で大切にする、大事にするものっていう意味があるんです。僕は、少数民族の手仕事などに興味があって、今までもいろいろな国に行って、そういうものを見たり、触れたりしてきたんです。そこには、ものを大切に伊愛おしく思う心があって、それに惹かれるんです」と髙橋さん。

「ここに並ぶ作品も、ひとりひとりの作家さんが、精魂込めて作り上げたものばかりです」と。

毎日使う器にこそ、本当は、自分が一番大切にしたものを使うのがいいのでは…と、思ったミモロです。

「2階もありますよ~見てきてください~」と言われ、急な階段を上がります。


そこにも、なんとも素敵な空間が広がっています。


窓際に並ぶ器も、小さいながら、存在感を漂わせるもの。


2階の展示は、なんとそば殻の上に…

「なんかお蕎麦食べたくなっちゃう…そう、こういう蕎麦猪口で…」と想像するミモロ。

土、水、火、風、木から生まれる器たち…それらが最も馴染むのは、やはり自然の素材であると感じます。


「高橋さんの美意識ってすごいよね~」と思うミモロ。
そこには、凛として気迫すら感じさせます。

学生時代、卓球の選手として、全国大会などを目指し厳しい寮生活をした経験もあるという高橋さん。また京友禅の職人としての修業も積まれたそう。「もう十年以上お付き合いがあるのに知らなかった~」と、高橋さんの経験に感動する覚えるミモロ。

さまざまな経験を通し、ご自分の軸となる美意識を磨かかれているのでしょう。

気になる陶芸作家さんを訪ね、雪の中を進み、車の中で宿泊せざるを得なかったことなど…その情熱があるからこそ、素晴らしい作品がここに…。作家と共に作品を作り上げ、共に歩んでいきたいと思う高橋さんです。

ギャラリーを始めるに際し、今まで忘れられていた品々にも、再び命が宿ります。

いろんな什器も、長年放置されたものなど…
そこに美しさを見出す審美眼…「すごいね~」とただただ感動するミモロです。

週末しかオープンしていないギャラリーです。

哲学の道の散策の折には、ぜひ足を延ばしては…


「また、来ます~」と、なんと2時間近く過ごしたミモロ。「ゆっくり作品と語り合う時間っていいね~」と。

*「Nunuka life」京都市左京区浄土寺南田町10 ☎075-708-8369 金、土曜 11:00~17:00 インスタでも情報が

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ミモロのおすすめランチ。宇治の古民家で味わう季節のお惣菜と天ぷらの店「LOVA]。化学調味料・添加物を一切使わない素材の味

2023-01-23 | グルメ

「わ~いろんな天ぷら…結構ボリュームあるみない~」と食いしん坊のミモロが喜ぶのは…

京都宇治のおそうざいと天ぷらの店「LOVA(ロバ)」です。

築80年の古民家を改装してご店主がお店を始めたのは、2009年のこと。


JR宇治駅から徒歩4分。宇治橋商店街にあります。

「おそうざいって、看板がある~」


古民家の土間の部分には、テイクアウトできるお惣菜がガラスケースに並んでいます。


「まずは、ランチにしよう~」と、ミモロは、お店に上がります。


客席があるお座敷の入口部分には、カウンター席。

「おひとりでも気軽に来ていただけるように…」とご店主。

奥には、椅子席と畳に座っていただくお席が…

「お子様連れや椅子の方が足が楽という方もいらっしゃるので…」とご店主。
あらゆる年齢層のお客様を想定しているつくりです。

ミモロとお友達は、床の間のそばのお席に…
このお店は、以前来て、気に入ったお友達「ミモロちゃんをお連れしたくて…」と。

まずは、メニューを拝見。

このお店の天ぷらは、米油100%を使用、天ぷらの衣には、玄米米粉と国産小麦粉が使われています。
「どれがいいの?」とミモロ…「そうね~やっぱり人気の天ぷら膳(1650円)がおすすめかな?」とお友達。
「じゃ、それにする~」と。

しばらくして、ミモロの前に大きなお皿にこんもりとのった天ぷら、小鉢、サラダ、具沢山のお味噌汁とご飯がのったお膳が運ばれました。

大きなエビ、アナゴ、それに旬の野菜の天ぷら…いずれもとても香ばしく美味しく、しっかり頂いたミモロです。

「美味しかったから、テイクアウトでおうちで食べるお惣菜買って帰ろう~」とランチを食べ終わったミモロは、土間のガラスケースを見つめます。

「ほうれん草のおひたし」

「あれ~塩むすびもあるよ~」

竹焼塩を使ったご飯茶碗1膳分のおむすび…中身はなくても、それだけで美味しいシンプルなおむすび。お米と塩の美味しさが光ります。

「これがあれば、十分晩御飯になるかも…」というのは、やさいのかき揚げ。

数種類の野菜が入ったかき揚げです。

テイクアウトは、とても人気で、常連客も多いそう。

また、レモンとレーズンのスコーンもミモロは興味津々。


オートミールとナッツのロッククッキーは、ちょっと小腹が空いたときに便利な一品。


体にいいものを…という店主の思いがこもった品々です。

「宇治に来たら、ここでランチするのおすすめだね~」と。観光客より、地元の人が多いお店です。

でも、昼休みのアイドリングタイムがないので、観光客にも便利。

*「LOVA]の詳しい情報はホームページで、どうぞ~
京都府宇治市宇治壱番83 ☎0774-24-5966 営業時間11:30~21:00 売り切れ次第終了 火曜休み

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お正月に「八坂神社」で奉納された「日本今様謌舞楽会」の雅な今様。その舞台裏を見学

2023-01-22 | 祭事・神事・風習

新年を寿ぐ行事に「八坂神社」で奉納された今様があります。


今様は、平安時代から鎌倉時代に、身分の上下に関わらず流行した歌曲。後白河法皇がこよなく愛したことでも知られます。今様の歌謡集「梁塵秘抄」を編集。それが現代にも伝わっています。
「遊びをせんとて生まれけむ 戯れせんとや生まれけん」という言葉で始まる歌曲は、とても有名…

今様を広く知らしめたのは、白拍子と言われる女性の芸能者で、源義経の恋人だった静御前もそのひとり。当時は、水干に立烏帽子、白鞘巻の太刀を差した姿で、舞を披露。その姿は、美しい公達を思わせるもの。「宝塚の男役のスターみたいだったのかなぁ~」とミモロ。たぶんそんな感じだったかも…「みんな憧れちゃうね~」

今は、太刀を持たずに舞いますが、凛とした雰囲気はそのまま。

1月8日に行われた「日本伝統芸能団」の奉納のひとつに「日本今様謌舞楽会」による今様がありました。


「ミモロちゃん、今様やってみませんか?」とおっしゃるのは、「日本今様謌舞楽会」の2代目のお家元の石原さつき先生。

この会は、1948年に、今様の復活と研究、国内外での奉納や公演活動を行うことを目的に、桝井泰山先生が設立。1978年から石原さんが継承し今日に至ります。時代の波の中、いにしえの今様がいかなるものであるかは、正確にはよくわからないそう。さまざまな資料などから研究を重ね、ひとつの形を築き、それを元に現在、今様が蘇っているのです。

「え~ミモロもできるかなぁ~?」と興味を抱く様子。

この日、特別に白拍子の装束を見せて頂きました。
赤い下着物の上に、薄い布でできた水干を合わせます。

そして、赤い長袴をつけます。
「長袴って、なんかすごく複雑な構造になってるんだ~」と、剣道や居合の時の袴とは、構造が異なります。

「え~どうなってるんだろ?」とミモロは不思議でなりません。

水干を付けた後に履く長袴。袴についている長い帯を前で結びます。


そして烏帽子を被れば出来上がり!


「なんか歩くの大変そうだね~」優雅に舞えるようになるには、かなり練習が必要。

白拍子が舞う曲を歌う男の方々の用意もできました。その装束は、平安貴族のような狩衣姿です。
 

さぁ、装束の準備ができました。いよいよ舞台へ向かいます。


「もうすぐ始まるね~」とミモロは、急いで舞台のところへ。

この日は、新春を寿ぐ演目が行われます。まずは、石原先生のご挨拶。


舞台の脇に陣取るのは、歌唄う皆さん。

今様の歌詞は、7,5,7,5…で構成されているのが特徴のひとつ。

「日本の歌は、この今様の構成のものが多いんでって…」と教わったミモロ。
「荒城の月」「われは海の子」「蛍の光」などの歌詞もこの形式になっていることをご存じですか。
日本語の調子にマッチした言葉運びは、今様の時代から受け継がれているのです。

ミモロは、最前列に陣取って、舞台を見つめます。


「かっこいいね~」と。きっと昔の人たちもミモロのように憧れの熱い視線を注いでいたことでしょう。


年間を通じ、さまざまな公演や奉納を行うみなさん。今様に興味がある方の参加を歓迎しています。


「もし今様習うなら、ミモロに合うサイズの装束がないから、自前で揃えないと…」と、う~かなり本気になっているミモロです。

*「日本今様謌舞楽会」の詳しい情報はホームページで

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