今日は平年を3~4度も上回る気温だったのに、なぜか私は鼻水とクシャミが止まらない。そういえば昨夜は左目が痒くて、夜中に目が覚めた。窓を開け放しにして寝ていたので、ちょっと寒いなと思ったがそのまま眠ってしまった。今朝は6時前に起きた。ルーフガーデンに出る。気温は測っていないが、おそらく20度くらいしかなかったのではないだろうか。風もあって、長袖のシャツを着ていても寒かった。
この時期になって、盛んに咲き始めたブルーの朝顔がまたたくさんの花を咲かせている。風で痛んだ花や葉を摘み取り、落ち葉を掃き集め、水遣りを行なう。隣りの小学校の運動場を眺めると、一人の女の子がグランドを走り、もう一人の女の子が計測している姿が見える。中学2年の孫娘とその友だちだ。二人は今秋の中学校の体育大会に備えて早朝からこうしてグランドで走っているのだ。友だちという女の子の方が背がはるかに高いから、孫娘が先生にコーチされているように見える。
ところが、よく眺めているとコーチ役は背の低い孫娘の方で、友だちの女の子の方がリードされている。グランドを3週ばかり走ると、二人は朝礼台に並んで腰を掛け、なにやら話し込んでいる。それから孫娘が促すようにしてまた走り出す。私にはとてもマネが出来ない努力だ。怠け者の私は早く決着をつけたいから100メートル走が好きだが、彼女たちが走るのは800メートル走だ。私は高校の時、400メートル走に身代わりで出場したことがあったけれど、全く無残な結果だった。
そんな苦しい種目になぜ出場するのかとワケを聞いてまたビックリした。彼女の母親が中学時代に出した女子100メートル走の記録が未だに破られていないので、初めは「記録の更新は私がやる」と言っていたけれど、それが難しいとわかった。そこで母親の記録を塗り替えるよりも、自分も母親と同様に記録を残したいと考え、800メートル走に挑戦することにしたのだと言う。そういう考え方に驚くとともに、口先だけでなくそのために練習を重ねていることに感心をした。
今日の午後、同じプールに通う選手コースの女の子たち7人が我が家に集まってきた。詳しいことはわからないけれど、彼女たちのコーチが怒ってばかりいることに対して、どう対処するかを話し合っているようだった。私は孫娘にオリンピック選手になってもらいたいとは思わないし、今日集まってきた女の子たちだってそれほどの才能がある子はいない。コーチが何を求め、なぜ怒っているのか、わからないけれど、一生懸命に練習し少しでも自己記録を伸ばして欲しい、その気持ちが「怒る」形になっているのだろう。
「やめないよね!」とみんなで確認し合った後で、「大きな声を出そう」とか「練習がバラバラにならないように、揃ってやればいいんじゃない」とか、ワイワイやっていた。どんな結論に達したのかわからないが、少なくともコーチの期待に応えようとする努力がいじらしい。
怠け者で、秋になると目がショボショボ、鼻水がジュルジュル、頭がボーとしてしまう私がとても及ばない世界だ。今日は早めに寝て、明日は元気が戻れるように祈ろう。
この時期になって、盛んに咲き始めたブルーの朝顔がまたたくさんの花を咲かせている。風で痛んだ花や葉を摘み取り、落ち葉を掃き集め、水遣りを行なう。隣りの小学校の運動場を眺めると、一人の女の子がグランドを走り、もう一人の女の子が計測している姿が見える。中学2年の孫娘とその友だちだ。二人は今秋の中学校の体育大会に備えて早朝からこうしてグランドで走っているのだ。友だちという女の子の方が背がはるかに高いから、孫娘が先生にコーチされているように見える。
ところが、よく眺めているとコーチ役は背の低い孫娘の方で、友だちの女の子の方がリードされている。グランドを3週ばかり走ると、二人は朝礼台に並んで腰を掛け、なにやら話し込んでいる。それから孫娘が促すようにしてまた走り出す。私にはとてもマネが出来ない努力だ。怠け者の私は早く決着をつけたいから100メートル走が好きだが、彼女たちが走るのは800メートル走だ。私は高校の時、400メートル走に身代わりで出場したことがあったけれど、全く無残な結果だった。
そんな苦しい種目になぜ出場するのかとワケを聞いてまたビックリした。彼女の母親が中学時代に出した女子100メートル走の記録が未だに破られていないので、初めは「記録の更新は私がやる」と言っていたけれど、それが難しいとわかった。そこで母親の記録を塗り替えるよりも、自分も母親と同様に記録を残したいと考え、800メートル走に挑戦することにしたのだと言う。そういう考え方に驚くとともに、口先だけでなくそのために練習を重ねていることに感心をした。
今日の午後、同じプールに通う選手コースの女の子たち7人が我が家に集まってきた。詳しいことはわからないけれど、彼女たちのコーチが怒ってばかりいることに対して、どう対処するかを話し合っているようだった。私は孫娘にオリンピック選手になってもらいたいとは思わないし、今日集まってきた女の子たちだってそれほどの才能がある子はいない。コーチが何を求め、なぜ怒っているのか、わからないけれど、一生懸命に練習し少しでも自己記録を伸ばして欲しい、その気持ちが「怒る」形になっているのだろう。
「やめないよね!」とみんなで確認し合った後で、「大きな声を出そう」とか「練習がバラバラにならないように、揃ってやればいいんじゃない」とか、ワイワイやっていた。どんな結論に達したのかわからないが、少なくともコーチの期待に応えようとする努力がいじらしい。
怠け者で、秋になると目がショボショボ、鼻水がジュルジュル、頭がボーとしてしまう私がとても及ばない世界だ。今日は早めに寝て、明日は元気が戻れるように祈ろう。