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食と酒にまつわるエトセトラ

2011全国新酒鑑評会の前夜祭

2011年05月24日 | グルメ
2011全国新酒鑑評会の前夜祭

今年も「全国新酒鑑評会」の関連イベントに潜入してきました。

会場は広島駅に隣接する『ホテルグランヴィア広島』4階「悠久の間」。
総勢380人の大宴会です。

コッソリ(?)潜入したつもりが、何故かセンター前方のテーブル。
ほぼ主賓席

今年の前夜祭には、昨年とは違ってこんな メッセージがありました。
「がんばろう東北! がんばろうニッポン! がんばろう日本酒!」

東日本大震災で亡くなった方への黙祷で開会。

乾杯の音頭は岩手県の南部美人の蔵元さん。蔵元の力強い話を聴いて、

どれだけ辛い思いをしたのだろう。
どれだけ折れそうな心を奮い起たせたのだろう。

そう思うと、ちょっと涙がでてきました

さて、前夜祭では40銘柄、130商品の飲み比べができます。
今年は東北のお酒を中心に

青森県の田酒、純米大吟醸山田錦生、大吟醸「善知鳥(うとう)」、山廃純米大吟醸生
福島県の奈良萬、純米大吟醸、純米無濾過瓶火入
岩手県の南部美人、鑑評会出品酒
山形県の白露垂珠、純米原酒京ノ華
新潟県の八海山、純米吟醸
宮城県の日高見、超辛口純米酒
広島県の富久長、純米大吟醸八反草50
青森県の豊盃、大吟醸つるし
宮城県の浦霞、山田錦純米大吟醸
山形県の上喜元、純米大吟醸出羽燦々

さすが鑑評会に出すほどの蔵元。どれも個性、主張があります。
新人利き酒師の私には、とても勉強になりました。


私にできること、
一杯でも東北のお酒を飲んで、経済的な二次被害を避けることです。

がんばろう東北!がんばろう日本酒!

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雨後の月

2011年05月24日 | グルメ
雨後の月


雨ですね。

今、広島にいます。

1年くらい前から新天地公園近くの『塩や清べえ』さんがお気に入りです。
元気な女将さんの店で、最近、広島に行ったら立ち寄ります。
女将が作る美味しいおばんざいが気に入っています。

今日は「車エビとグリーンピースの炊き合わせ」「水イカの刺身」「玉子入り巾着」「ブリの南蛮」をいただきました。
〆に「焼き梅おにぎりの出汁茶漬け」
どれも優しい味です。

お酒は広島の「雨後の月」
雨が止んで月が出ないかなぁ。

カウンターのお客さんが、中原中也の詩の話をしています。


ポッカリ月が出ましたら
舟を浮べて出掛けませう
波はヒタヒタ打つでせう
風も少しはあるでせう
(中原中也 湖上)


雨、止まないかなぁ。


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