通勤の電車の中で本を読んでいます。(行きは寝ているので、帰りだけですが・・・)
最近読んでいたのが、池永陽さんの「珈琲屋の人々」
その中の一編「蕎麦の味」で気になるセリフがありました。
「味っていうのは二種類あるんだよ。料理の味と店の味と」
わかります、わかります。
もちろん「料理の味」も大切ですが、「店の味」ってありますよね。
内装や照明、匂い、音・・・
マスターやスタッフの服装や対応・・・
それらが一体になって「店の味」になります。
そんな「店の味」が気にいった人がよく通うので、自然と同じ好みの客層になっていきます。
お客さん達がまた「店の味」にアクセントを加えていきます。
「店の味」の邪魔にならないように思いながら、昨夜も一日五食限定の「もりそば」をいただきました。
「蕎麦の味」「店の味」どちらもお気に入りです。