永々翁でございます。ノーベル文学賞についての感想です。毎年受賞者予想にあがる村上春樹氏には贈られませんでした。日本人のノーベル文学賞の受賞者は、川端康成氏、大江健三郎氏、カズオ・イシグロ氏の三名です。カズオ・イシグロ氏は英語で書かれるので別として、スウェーデンアカデミーが母国語でない日本語による文章表現力をどのように評価するのか不思議でした。翻訳者の力量かもしれないとも思っていました。ノーベル賞の選考過程は受賞後50年を経て公開されます。1968年に受賞された川端康成氏の選考資料には「日本文学の真の代表者として、彼に賞を与えることは正当である」と記されていたそうです。まず日本人に賞を与えることが決まって、そこから日本文学への貢献度が選考基準になっているように感じます。それならば次の日本人受賞者は俳人歌人になるかもしれません。まだまだ拙生は日本を代表する俳人歌人を存じ上げておりません。
「本の雑誌」ですね。
明石の図書館にも置いているみたいなので見てみます。
HPもありますね。「読みたい本にきっと出会える。本を読みたくなる情報や書評がいっぱい」とあります。
個人的には、司馬遼太郎、藤沢周平、池波正太郎あたりにノーベル文学賞を獲ってもらいたかったですね。みんな亡くなっているから無理だけど。時代小説、歴史小説が好きなだけです。
私は村上春樹はあまり読んでないです。「女のいない男たち」と「走ることについて語るときに僕の語ること」の2冊だけ。しかも短編とエッセイ。
村上龍は「昭和歌謡大全集」と新聞連載されていた「インザミソスープ」。
W村上、どちらも次の作品には手が伸びませんでした。
ビートルズの 「Norwegian wood」を東芝レコードのプロデューサーだった高嶋弘之さんが誤訳したのが「ノルウェイの森」です。
なので「誤訳をそのまま作品のタイトルにする作家にノーベル賞は授与できない」というもっともらしい説がありますね。
昼飯を食いに通った神戸駅前の定食屋に置いてあった「本の本」っていう良書を紹介する本に載ってたんですよ。
今はAmazonのレビューとかもあるけどあてになんないので売上部数30万冊を目安にしてます。