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食と酒にまつわるエトセトラ

「よだれ鶏」

2024年06月24日 | 日記

三宮EKIZOの『ゑびす』さんで、定食に追加して「よだれ鶏」
友人と、どうして「よだれ鶏」っていう名前なのか推理。

「よだれ」は口から流れる「涎(よだれ)」かな。
ならば「涎」を垂らしているのは、「鶏」?「人間」?
「人間」だとしても、それは「料理を作っている人間」?「食べている人間」? はたまた「食べている人間を見ている人間」?

「よだれ鶏」は茹でた鶏肉に四川風の辛味だれで食べる中国料理です。
あ!「四川風の辛味だれ」の「四」と「だれ」で「よだれ」なのか?

なんとなく解っているのに、こんな言葉遊びをするのが大好きです(笑)

帰ってから詳しく調べると、
中国の文学者である郭沫若(かくまつじゃく)氏が著作『賟波曲(読めない!)』の中で少年時代に四川省楽山市で食べた白切鶏(バイセイチー)を思い浮かべ、茹でた白い鶏肉に赤いラー油を思い浮かべるだけで涎(よだれ)が出るとと表現したことに由来するそうです。日本では漢字で「口水鶏」と書くこともあるらしいけど、見たことはありません。

酔っ払って涎(よだれ)を垂らした鶏ではありませんでした。
「よだれ鶏」を機会に、郭沫若氏の「十批判書(中国古代の思想家たち)」を探して読んでみようかな。

 


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