M's World

食と酒にまつわるエトセトラ

学びのとき

2020年02月14日 | グルメ

『川ぶち』さんでカニを堪能しながら、大将の話を聞いていました。(カニ食べいこう

「最初『ふじわら』で「カニ刺し」出してたとき、冷水でしめて花咲かせてから出してたんや。お客さんに「絶対そのまま出した方がうまい」って言われて、それからそのまま出すようにした。今思ったらほんまにありがたい話や」

『ふじわら』は、大将がお店を任されていた西明石の和食屋さん。
当時、大将はまだ30歳過ぎで、お客さんはみんな百戦錬磨の年上の人ばかり。

「いろいろ教えてもらったわ」

確かにそうですね。
そのころ私も30過ぎ。
たくさんの師匠(?)に食事の楽しみ方、お酒の飲み方を教えて(盗んで真似させて)いただきました。
ほんとにありがたい話です。

『川ぶち』さんを出て、近くの日本酒バー『USHIO』さんへ。

カウンターの隣には20代の若者とその先輩らしき人、そして先日誕生日を迎えた店主は30代後半。

あぁ、私ももうそういう立場なんだなぁ。
次の世代の人たちにとって、勉強になる飲み方をしているのだろうか?
反面教師かもしれないけど(笑)

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