「すごい気力 37歳玉鷲 平幕(前頭3枚目)優勝」
秋場所で優勝したのは 平幕の「玉鷲」でした。
体力も気力も歳と共に衰える物ですが、気持ちをしっかり持てば衰えることが無いことを玉鷲が証明しました。
若々しくおられる秘訣について玉鷲が話しています。
「力士は体より、心の調子が大事だと思う。どれだけいい体をしていても、生き生きとした心がないと生かされない。」と・・・
なるほど、これは人間の生活その物の様に思われます。
優勝した玉鷲に言える言葉でしょう。
今場所は横綱照ノ富士が途中休場、大関陣の勝星が伸びず、大関正代にあっては4勝11敗、大関御嶽海も4勝11敗
来場所は御嶽海は関脇に陥落、正代は角番大関になってしまっています。
大関貴景勝はようやく10勝5敗で勝ち越すほどでした。
上位陣が活躍しなくても大相撲は楽しみなもの、この15日間は大相撲に合わせて毎日あわせての生活となります。
大相撲は日本の国技ですから、見て楽しまなくちゃ損ですよね・・・。
いつも温厚な玉鷲のたたずまい、勝ちそうで勝てないでいましたが、今場所は違いました。
高安との本割での戦いは一気にせめて自分のものとしました。
高安も優勝を狙っていましたが、玉鷲の気力には勝てません。
私としては日本人の高安に勝たせたかったのですが、モンゴル出身の玉鷲に優勝を取られました。
※ 「飛猿」の活躍が目立った場所でした。小柄な相撲取りの印象ですが、がっちりした身体になってきています。来場所は「小結候補」とか。
※ 関脇の「若隆景」は安定しています。11勝4敗 このまま頑張れば大関になりましょう。