雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

台風26号 つめ痕ひどく 伊豆大島元町魔物襲う

2013-10-19 09:13:39 | 助けて
大島元町にカムイラビットの大学時代、児研部(児童研究部)の夏季巡回で二度行きました。根拠地にしていた「元町」が、今回の台風26号で土石流と流木で、言い尽くせないほどの被害にあいました。
当時の思い出を一掃する事件で、ニュースのテレビ、新聞の画面で見る限りでは壊滅的な状況です。台風の怖さを再び思い知らされました。被害の状況、対策の遅れについては、ニュースを見ていただきますが、台風のあまり来ない北海道に居を構えているわが家の幸せをこの度も思ったのでした。

台風26号の被害は北海道にもおこりました。
台風通過で、道内には寒気が入り込み、札幌管内も冷え込み、札幌からニセコに抜ける時に通過する「中山峠」にも積雪23㌢の雪が降りました。
札幌のシンボルの山の手稲山も積雪し、ここからでも白く冠雪した山の姿が見られます。
青梅市に住む大学時代の友人から、「札幌はもう雪でしょう。寒いでしょう」と言われたりしました。札幌市街地は平地ですので、まだ雪は降りませんでしたが、雪が降ると車もスリップするので、交通事故も起こります。
帯広市市街地にも沢山の雪が降り、車の衝突事故が数十件起き、怪我人も出たとか報道されていました。
葉を落としていない木に雪が積もりますと、木が倒れたり、途中から折れたりする被害がおこり、道東では多くの家が停電になり、不便な生活をしいられたりしました。
十勝の畑作地の収穫はこれからの物(ビート、大豆、大根、白菜)もありますので、降雪、強風は農家の生活を直撃しました。
ビ―ト工場の操業は昨日(芽室町のビート工場)から始まりましたが、ビート収穫、豆(大豆)の収穫の遅れが懸念されています。雪の降った後の収穫は結構やっかいなものがあるのです。
恵庭市に住む友人から、「恵庭から見える山々は白くなっていますよ」と電話があり、台風は一気に冬の様相を運んで来たのでした。

大雪 除雪費市財政を直撃 総額194億円

2013-02-28 11:14:43 | 助けて
今年は大変な大雪に見舞われました。例年の1・8倍だそうです。内地の人からすれば「どうせ雪は解けるのだから、降ったままにしておけばよいのに」と思われるでしょうが、実際生活すると、屋根は落ちるは(家が壊れるは)、車も人も通れなくなるは、車は渋滞するはと生活が麻痺してしまいます。雪の為に曲がり角での見通しが悪くなり交通事故も起こります。
当初の札幌市の除雪予算は149億円でしたが、今年は大変な大雪なので、追加予算20億円が計上されました。その後雪は降り続け更に除雪が必要となり、先日は追加補正予算として25億円が計上され、市議会を通過しました。
占めて194億円の除雪費となりました。これだけのお金が他の事業に使えれば、札幌も更に住みやすくなるのにと思わざるを得ません。
北国には悩みがいろいろあるのです。

春の雪解け道 転倒続出

2013-01-29 16:57:06 | 助けて
「滑る雪解け道、滑る滑る」
踏み固められた氷(雪)の道、日中の暖気の後に夕方冷え込むと滑って転倒する人が続出します。
特に交差点の道路、白線の上が滑りやすく危険です。もう3年も前になるでしょうか、「ラビ妻」が頭から血を流し、手をお化けの様にぶら下げてボランティアから帰って来ました。悲惨な声で「腕が折れた」と言います。交差点のバスの前で転倒し、とっさに受身の左手を折って帰って来たのです。もう夜の時間となっており、救急病院を探し、あわてて病院に駆け込みました。

間違いなく左腕の手との境の骨が折れており、次の日から入院となりました。腕はバンバンに腫れあがりとても痛いと嘆いています。入院した次の日からリハビリが始まり、バンバンに腫れているのに手を動かされるので、耐えがたい痛さであったと言います。

入院中の次の日曜日(2月になったばかりの日)には晴天となり、気温が上がり、道路がつるつる路面、病院の先生の話ではこの日腕を折る人が続出したとのことでした。この病院で対処できずに多くの人を他の病院に回したそうです。

雪道に慣れている人出もつるつる路面に足をとられ転びます。最悪は骨を折ることになります。入院中出合った人は店の駐車場で転倒両足の骨を折ったという人にもいました。
我が家での手の骨折体験は、その後雪道には最善の用心をして道を選んで、そろそろ歩きをしています。
滑る雪道対策のひとつに、札幌市などでは「滑る雪道助っ人の砂太郎」を設置しています。
この「砂太郎」(カムイラビットが勝手に命名)のお腹から雪道にばらまく砂を取り出し、雪道転倒対策をおこなっているのです。砂を散布する人は通りがけの住民で、滑りそうな道に自主的にばらまくのです。
「砂太郎」は先日東区区民センター(札幌)に出向いたおり交差点の近くに頑張っておりました。「砂太郎」君ありがとう。
この日、夕方近くでしたが、寒雀が近くの電線、木枝にとまって春の来るのをじっと待っていました。