「鴻ノ舞」はオホーツク海に面した紋別市にあった金山の地名です。「鴻の鳥が舞う」という実に目出度い地名ですね。
佐渡の金山のあと、東洋一の金山として有名となり、昭和15年には金2,478㎏を産する大金山でした。
紋別と鴻ノ舞との間には「鴻紋(こうもん)軌道」が通り、ここを舞台にダークダックスの唄った「銀色の道」の歌が作られたほどでした。最盛期には人口も1万3千人を数えて活気に満ちていました。
「鴻ノ舞」とは実に目出度い地名ですが、実はアイヌ語の「仕掛弓ある川」のクォオマナイから転化したものでありました。仕掛け弓は危険を伴うので、アイヌは皆意識した地名でした。
金山で栄えた栄華の土地も今や管理事務所があるのみで、紋別からの通いによって鉱山跡地が管理されています。
私は、長年鴻ノ舞の跡地に調査に入り、鉱山の遺構をまとめた地でもあります。
正月にちなみ目出度い地名なので、鴻ノ舞の地名をここに紹介してみました。
佐渡の金山のあと、東洋一の金山として有名となり、昭和15年には金2,478㎏を産する大金山でした。
紋別と鴻ノ舞との間には「鴻紋(こうもん)軌道」が通り、ここを舞台にダークダックスの唄った「銀色の道」の歌が作られたほどでした。最盛期には人口も1万3千人を数えて活気に満ちていました。
「鴻ノ舞」とは実に目出度い地名ですが、実はアイヌ語の「仕掛弓ある川」のクォオマナイから転化したものでありました。仕掛け弓は危険を伴うので、アイヌは皆意識した地名でした。
金山で栄えた栄華の土地も今や管理事務所があるのみで、紋別からの通いによって鉱山跡地が管理されています。
私は、長年鴻ノ舞の跡地に調査に入り、鉱山の遺構をまとめた地でもあります。
正月にちなみ目出度い地名なので、鴻ノ舞の地名をここに紹介してみました。