「カタクリの花の魅力」
カムイラビットが勤めていたある高校の国語の女の先生が古典の授業でカタクリの詩の授業を展開しました。
この先生自然の体験が豊かでしたので、ついつい口が滑って「カタクリを食べた感想」をも話してしまったたそうです。
古典に出てくる詩では、生徒たちが憧れをもって描いていたカタクリの可憐さとカタクリを食べた話とにギャップがあったと見えて、生徒たちからブーイングされたそうです。
この高校は道東にあり、カタクリの花には出会えない土地でした。
古典のカタクリを詠んだ詩はよほど情緒豊かなものであったのだろうと想像しています。
▼私が道央に転勤してきて、春には必ずカタクリに出会るので満足しています。
初めての出会いが新鮮でした。札幌の新設高校に入ったのですが、高校の花壇整備に運ばれた土の中にカタクリの球根が入り込んでいたらしく、花壇に何輪か咲いたのです。
見たいみたいと願っていたカタクリが何輪か咲いたのでその魅力は満点でした。
道央、道南、本州には無数に咲くカタクリ。スプリングエフエメラルの代表の春の花、魅力満点です。
群生するカタクリも素敵ですが、私が毎年最後に出会うカタクリは「一輪が凛と立って」これがまことに魅力なのです。
自然の中に「一輪」自分を誇示しています。