雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

食べられない山野草(毒草)

2018-05-19 22:07:47 | 山野草

「春は山野草で楽しめるが 知識が浅いと命取り」

今年の春も札幌市でイヌサフランとギョウジャニンニクを間違えて食べて1人死亡しました。

庭に生える植物ではスイセン、イヌサフランはニラ、ギョウジャニンニクに間違えやすく、食べてはいけません。

春は山菜などで楽しみな季節ですが、知識がないと危険な季節と言えます。山菜は危険なこともあるので、①人にあげない、②人からもらわない のが鉄則です。

人から貰うと、信じ切って、植物(山菜)を食べてしまうからです。

先にあげたスイセン、イヌサフランは庭の花で、山野草ではありませんが、以下は山野草の中で食べられない植物です。参考にして下さい。

「食べられない山野草」

〇 アセビ

〇 ウマノアシガタ

〇 ウルシ

〇 オキナグサ

〇 テンナンショウ

〇 ドクウツギ

〇 ドクゼリ

〇 トリカブト(有毒) ニリンソウの葉とよく似ているので、間違えやすく要注意です。

〇 ハシリドコロ(有毒) 蕗の薹と同時期に芽を出して、間違う恐れのある猛毒。フキノトウの内部はいくつかのつぼみが集合していますが、ハシリドコロには蕾がなく、中心まで若い葉が重なり合っています。ナス科 

〇 ヒガンバナ

〇 イヌザンショウ

〇 イヌホウズキ

〇 オニドコロ

〇 キンポウゲ

〇 キツネノカミソリ

〇 キツネノボタン

〇 コバイケイソウ

〇 バイケイソウ

〇 ジギタリス

〇 スズラン

〇 タケニグサ

〇 タマスダレ

〇 ヒョウタンボク

〇 ナガミヒナゲシ

〇 ムラサキケマン 摘むと悪臭がする。葉が白くなる黄緑、ケシ科

 

      2018.5.18 撮影  ムラサキケマン                       ムラサキケマンの種子  

〇 ハマウド

〇 ヒメドコロ

〇 ホウチャクソウ

〇 ホトケノザ

〇 ヤマウルシ

〇 ヤマゴボウ

〇 ヨウシュヤマゴボウ


オオウバユリの黄緑の群落 百合が原公園日本庭園で満開

2017-07-21 21:20:15 | 山野草

「オオウバユリ」

少し前、北区の百合が原公園の日本庭園に行ってきました。

特に目立ったのは、黄緑のオオウバユリの花の群落でした。

今年は特に目立ってたくさんの花が咲いています。

一つの種が開花する間手には7~8年かかります。花を咲かせると枯れてしまいます。

その様な事を考えていると、オオウバユリもいとおしくさえ思えます。

開花時期は16日17日頃、もう花の季節は終わりを迎えます。

そして結実するのてすが、この実の姿が魅惑的なのです。

 


ヒルガオ咲いた 並んで咲いた 

2017-07-16 19:27:17 | 山野草

「今日は久々の雨 すさまじい 雨の降り方 」

今日は朝早くから 菜園の草取りです。野菜の成長するのは遅くかんじるものの、草ののびるは早く、連日草取りをしても追いつきません。

連日猛暑なので、気温が上がらない早朝の時間帯に菜園に出向くのです。

午後になると今日に限って大雨が降りだしました。早目に草取りに出たのは幸いでした。

朝の草取りの時間帯は周りの森から小鳥たちの鳴き声が盛んに聞こえてきます。

言い方を誇張すれば小鳥の鳴き声でうるさいほどです。

自然と共に生活する。これぞ至福の時間と言えるのです。7月も半ばにもなるのに郭公の鳴き声は衰えません。

モズの姿や鳴き声は確認できるものの、他の小鳥たちの姿をはっきりつかめません。いろいろな小鳥たちの声は聞こえるものの、名前や姿をはっきり認識するに至っていないのです。

畑から帰る路で、ふと草むらに目を移すとなんと「ヒルガオ」が並んで咲いているではありませんか。ヒルガオの5兄弟です。

朝顔でないので昼過ぎまで咲いているのだろうと思うのです。

ゆったり時が流れていますが、そうそうしている間に7月17日となり、今年もすでに半年が過ぎてしまいました。

 


魅惑の コウライテンナンショウ マムシグサ

2017-07-14 21:13:06 | 山野草

「マムシグサ」

秋には真っ赤(橙色の)な実を付けて、これも魅惑的です。

もともと「コウライテンナンショウ」と名前を覚えていたのですが、いつの間にか「マムシグサ」の名に置き換えられていました。

コンニャクの茎の肌と同じで、何かマムシの肌と色合いがそっくりです。その為にマムシグサと言われるようになったらしいのです。

山菜の本には「食べられない植物」にあげられていますが、アイヌは、「毒の部分を取り除いて食べた」といいます。

 上の写真は2016.05.08のマムシグサです。北海道医療大学の里山で撮影。本当にマムシの肌にそっくりです。

なんと気持ちの悪い感じの芽出しです。

更に花をもたげてきますが、これがまたマムシの頭をもたげたようにヌウーット出ているのですから、何とも言えない雰囲気の植物なのです。

 


寒い日が続きます お身体をお大事に!

2016-11-17 22:55:22 | 山野草

「寒い日が続きます お身体をお大事に!」

朝近所の人と出会うと、必ずと言ってよいように「寒くなりましたね」の言葉があいさつ代わりになされるようになりました。

本当にまだ11月というのに、寒い日が続きます。

我が家では、11月12日にスタットレスタイヤに履き替えました。その日の後は雪が降ろうが何も心配することが無くなりました。

冬タイヤにしていない時には、毎日の雪が気になっていたのですが、早めにスタットレスタイヤにすると気持ちの落ち着きが得られるものです。

友人に聞くと「今年からタイヤの履き替えは店に頼むことにした。」と言います。昨年タイヤ履き替えで腰を痛めたことが店に頼むことになったと言います。

別荘近くの道端でカがイモの実の殻が野の造形を作っていました。

年齢とともにタイヤ履き替えが億劫になり、友人の話を聞いて、カムイラビットももう自分でするのをやめたいものだとする気持ちになっていました。

タイヤ履き替えも健康のバロメーターと思っており、とうとう自分もその年か来たのかと思ったのでしたが、今年も健康の自信を失わず、タイヤを自分の手で取り換えたのでした。

今年は早目のタイヤ履き替えで、急に心が楽になりました。早目の仕事は気持ちを楽にするものだなと思うのでした。

★今日は多忙の日で、午前中はパソコン教室に通い、夜は大月みや子のリサイタルへと忙しい一日でした。

家に戻ったのは夜の9時を回っていました。

 


突風で 巨大ヤマゴボウ 無残!

2016-10-05 22:41:03 | 山野草

「巨大ヤマゴボウ 無残なお別れ」

今年は珍しく我が家の玄関に入る通路に、「大きく育ったヤマゴボウ」が育ち、ヤマゴボウの下を通るたびに、少し頭を下げて通るのを楽しんでいました。

驚くほどの成長です。実が紫黒色にたわわに実って豊かな秋を迎えていました。

ところが10月3日(月)朝起きて家の外に出ますとヤマゴボウは「何と倒れている」ではないですか。とっさに「他人にやられたか!」ととんでもない考えをしたのは間違いで、どうやら突風が吹いて根元から折れたらしいのです。

この起きた朝も不穏なる風が吹いていたのです。どうやら突風によるものらしいのです。瞬間に強い風が吹いたのです。

可哀想に根元から折れてしまっていたのです。

元気な時の我が家のヤマゴボウ

巨大ヤマゴボウもこうなれば(倒れてしまえば)見ておれません。この後は切り花にして楽しむしかありません。

ラビ妻のボランティア先に「切り花」として持って行って大変喜ばれた年もありましたが、ふと口を滑らせて「ヤマゴボウの実は毒なの」と教えたのが悪かったと見えて、ボランティア先で毛嫌いされてしまいました。

黒い実が美味しそうなブドウの実に見えて、痴呆になった人に食べられたら大変というのです。用心のために嫌われてしまったのでした。

実を口に入れたら苦いので飲み込むことはしないはずなので、やれやれ切り花にもしてもらえないのです。少しぐらい口に入れても大変なことになりません。

前にカムイラビットも口に入れ実験済みです。

幼少の頃トリカブトの花を切り花としてよく部屋に飾りましたが、有毒であっても口に運ばなくしていれば何事も起こらないのです。

今日は我が家の巨大ヤマゴボウの終焉の報告をしました。

 


春の恵みいただく イタドリの新芽・棒菜の新芽

2015-05-03 19:37:26 | 山野草

春は山菜の恵みをいただく これは忙しい

北海道の春は野菜類、果物類すべて品薄の為、値段が高くなります。本州、四国、九州から運び込まれるのですから仕方がありません。この季節我が家の野菜の代用になるのが山菜なのです。

沖縄旅行から29日に帰って来て、次の日にさっそく春の山菜つみにと出かけました。最初に食べたものはヤチブキです。今年は季節の変りが早く、既に雪は消え去り、ヤチブキが沢山採れました。

一日では食べきれない量です。

そして、次の日に桜を見に出かけた帰えりに適当な沢を見つけて山菜取りです。ここではイタドリの新芽とボウナを採集しました。ついでにフキ、オドリコソウ、ニリンソウフクベラ

も山菜として採ってきました。

今朝の食卓には、イタドリの酢和えとボウナ(ヨブスマソウ)の酢和えです。どちらも焚きすぎない様にして酢和えを作ることです。イタドノリの方は湯をさっと通すぐらいがよろしいようです。

どちらも細長切りにして砂糖と酢と醤油とで和えて一品となります。シャキシャキ感がよく評判がよろしいようです。

ついでにニリンソウのおひたしも朝食に添えました。我が家の春は山菜づくめの食事の毎日です。イタドリ、ボウナを試しに食して見てください。


スプリング エフェメラル

2015-04-02 19:07:03 | 山野草

「春爛漫」

幌加内の道路脇の早春は「スプリング エフェメラル」となります。スプリング エフェメラルと話せば、「何々どんな話なの?」 「何か見知らぬ話が聞けるのではないか、いや難しい話になるのかな」などと聞き耳を立てます。もうこの言葉は市民権を得ている言葉なのでしょうか。

スプリング エフェメラルの訳をある本から拾い出して見ると、『春の短命植物』とありました。この訳では味気(あじけ)がありません。「短命」という言葉についつい反応してしまうからです。

雪解け後、野山には春の日差しを受けて、眠りから覚めた植物たちが芽を吹き出し、葉をひろげ花を付けるのです。その芽出しの可愛さ、咲き出す花の可憐さ、特に蕾の色は格別です。

 

自然に生きる植物たちは、まず背丈の低い花たちが咲き誇ります。カタクリが一斉に咲いている。エゾエンゴサクが咲いている。それも里山をおおうように咲き誇る。これがスプリング エフェメラルなのです。同じ土地に続いてニリンソウが咲き、つづいてマイズルソウが咲く。花を咲かせ実をつけて終わりをつげるのです。これらの花は皆短命なのですが、これらの背丈の低くて春一斉に咲く花は春早く咲く「春の短命植物」なのです。

これらの花が終わると、交代するかのように背丈の高い草がその同じ場所をおおいます。植物の世界は同じ土地を上手に使い、季節の配分がされているのです。

 


深山花忍(ミヤマハナシノブ) 清楚な姿、魅惑的

2014-07-05 21:10:24 | 山野草

その花の名は「ミヤマハナシノブ」

「ハナシノブ」なんて、人を悩ませる名ですね。恋心をくすぐる「忍」の名が花にもつけられてあるんですね。

深山に咲く花として知られる「ミヤマハナシノブ」、めったにお目にかかる事はありません。名前のように花は目立たない控え目な色姿をしています。ハナシノブに会うために苦労してようやく撮影できたという人がいますので、このたび案内を受けてミヤマハナシノブに出合えたのは幸運の何物でもありません。案内して戴いたH先生に感謝しています。何せ出会えるはずもない花に出合えたのですから・・・。

花姿から名前が付けられたもののように思われますが、本当の名前の由来は、「シダ類の一種の「シノブ」と似た葉を有している事から名が付いた」とか、言います。

えりも町の百人浜の山手側沢沿いを深く入り込み「クリンソウの群落」の撮影に6月8日(平成26年)朝出向いた折、サクラソウの驚くほどの群落に驚きながらも、更に奥の横の沢に入ると何株ものミヤマハナシノブが満開に咲いていたのです。

咲いている姿の一部を切り取って見ますと「ハナシノブの名」にぴったりの花姿です。

花の咲いている姿の一部を切り取ると(撮影すると)ハナシノブの名そのものの姿でした。      後で思うと、丹念にハナシノブその姿を角度を変え、光りの工面をし、ミクロでも、カメラを変えてでも撮影してくれば良かったのではないかと当日の撮影状況を思い返しております。まだもう一台のカメラには何枚かの写真が有るのですが、パソコンの容量が一杯となりパソコンに呼び込めないでいます。

また、接写用にとカメラを新調したものの、沢の中に入るので荷物(重荷)になる事を考えて持って行かなかった事を今残念なことをしたと思い返しております。

ついでにH先生が書かかれている文の一部をそのまま引用してみます。ハナシノブの仲間には、山地のやや湿った岩地にはエゾハナシノブ、礼文島の草原に生える樺太ハナシノブ、道東の湿原にはクシロハナシノブ、そしてミヤマハナシノブがあるとしています。                                                                      

H先生は幌加内町の三頭山で9月28日に撮影した様子を冊子に紹介していますが、今回はえりもの町で6月8日に満開でしたので、場所により開花時期が大きく変るのです。

ミヤマハナシノブを無意識にワァー咲いているとシャッターを切ってしまいました。こんなにびっしり咲いていたのではハナシノブの名も台無しです。一部を切り取り写真にした方がこの花らしくなります。花意外に葉を見るとシダの葉のような葉を付けています。これがハナシノブの名の起源と言います。

 


アポイ岳の お花たち

2014-07-04 22:20:01 | 山野草

お花たちに会いたくて「アポイ岳登山」

アポイ岳のお花たちに合いたくて6月7日に単独登山しました。例年、この季節はお花が咲き乱れていると言いますので期待していたのですが、今年は乾燥がひどかったらしく、咲き乱れているとまでは行きませんでした。

 

3合目ぐらいでしょうかホウノキが大きく成長し、下から眺めるとなかなかの美しさです。

それでもアポイ岳ではいくつかのお花を撮影する事が出来ましたのでお見せします。

個体数は多くなかった物の花の種類では多く撮影できたのでした。

  

ツツジは山の斜面にところどころに見られます

  

チングルマはもうすでに花は終わり実が目立ちました。風が強く写真画面がぶれて載せられません。

   

  

アポイ岳でないとこれ程の花は一度に見られなかったかも知れないと思いました。

    

アポイアズマキク アポイ岳には特殊の植物が生える

この花は山の登り口あたりに見られます。

花の名前はのちほど調べてから書きくわえます。