雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

「ハマナシ」「サルナシ」 この植物の名はご存知ですか?

2021-12-02 19:53:26 | 樹木

「正式名に言い改めては味が無い」

今日12月2日に百合が原公園近くの菓子の名店の「六花亭」に立ち寄りました。

新しいお菓子が販売されていて、その中の一つの菓子の説明にハマナシの花を模したチョコレートの菓子が入っていると説明していました。

ハマナスをハマナシと言い直して説明しているのですが、道産子の私には言い直さない方が地方的で魅力を感じます。

正式な名はハマナスは「ハマナシ」なのですが、知ったかぶりして言い直しているのは道産子らしくありません。

北海道発進のお菓子なのですからハマナスで良いではありませんか。

ハマナスをハマナシと言うならば、それならば「サルナシ」と言うのを知っていますか? と野暮な質問をしたくなります。

「サルナシ」を道産子の多くは「コクワ」というのです。改まって正式名を言うと違和感が生じます。

今まで言い慣れている 土地の人が使っている「ハマナス」、「コクワ」とそのままに云った方が北海道らしく素敵です。

こう思うのはカムイラビットだけでしょうか?。

六花亭では店員さんもハマナシと説明しているのには、少々寂しく思うのです。


11月中旬 木の葉舞い散るこの季節

2021-11-08 21:35:25 | 樹木

「一気に木の葉舞い散る」

イチョウ並木道を車で通ると

空っ風が吹いてイチョウの黄色くなった葉がパラパラと落ち、風によって地面に舞い散りました。

秋も終わりなんだと感傷的になります。

11月7日 札幌の北にある当別の道の駅に出向いたのですが、先週には木の葉が色づいて綺麗だったものが、一気に葉は落ちて冬めいて来ていました。

秋の終わりは一気に来るものなのですね。道の駅の野菜売り場も次の日には閉店するするそうです。

いつも車で通り過ぎる所に、大規模な菜園農場があるのですが、地主との契約なのでしょう10月一杯で使用の期限と見えて 今ではすべて収穫が終わっています。

その点我が家の菜園は制約が無く、秋の野菜はあと20日は持ちそうです。

寒さに強い キャベツに水菜、チンゲンサイにタイナ、春菊、大根にカブがまだまだ健在で 無農薬の野菜が我が家の健康を守ってくれています。

いつ、冬タイヤにするか、12月に入らぬ内にと考えている今日この頃です。


石狩浜 ハマナスの花満開 ハマナスの香・アカシアの香最高

2021-06-19 10:46:32 | 樹木

「石狩浜にハマナス咲いて 心地よし」

6月19日、石狩浜に「ハマナスの花」をラビ妻と見に出かけました。

ハマナスの花見は我が家の例年行事です。我が家から車で片道1時間足らずの浜です。

石狩浜に着くと幸いに晴れてきて最高のドライブ日となりました。

ハマナスの濃いピンクの花が一面に咲いていて見事です。車を停めて窓を全開すると、爽やかなハマナスの香りが入ってきました。これほど感激した香りに浸ったことが今までにありません。

風の向きがよかったのでしょう。全身でこの香りに浸りました。

この時期を逃せば、こうは感激しなかったことでしょう。次から次に咲くのでハマナス花はこれからも楽しめますが、今日が開花の最高の日でした。

むかしの網走原生花園や根釧原野では、ハマナスの花を企業的(?)に摘み取らせ集めて「ハマナスの香水」を作っていたと聞いていますので、そのことからしてもハマナスの香りのすばらしさが想像できることでしょう。

夏の終わりごろの赤い実の時季も見頃ですが、今回のハマナスの香りを思うと6月のこの季節の方が数倍得をした感じとなります。

昨年訪れた時には10人のほど人に出会ったほどでしたが、今年はコロナで街に行くことのためらいから逃れているせいか、目立つほどの人が石狩浜に訪れていました。

いつもは通らない砂丘地の道を通り抜けると、そこにはアカシアの真っ白なたわわに花を付けている樹の所を通り抜けます。ここでも車を止めてアカシアの甘い香りを堪能しました。

この様な砂丘の近くまでアカシアが入り込んできているのです。

甘い香りが一面に漂っています。

今日はハマナスの香とアカシアの香と満足したドライブとなったのです。

多くの人はハマナスの花が目当てではなく、浜や散策路をそぞろ歩きしながらの風景を楽しむ人が多い様でした。

 


再びの「藤の花」の見学 手稲区前田森林公園

2021-05-30 22:45:36 | 樹木

「今、前田森林公園の藤の花が見ごろ」

手稲区の「前田森林公園の藤が見ごろ」と聞いて、29日の土曜日に見に出掛けました。

朝から小雨模様でしたが、小雨の中の藤の花も面白いと思い出掛けたのでした。

その時間はまだ人はまばらで、私の視野の中には10人まではおりませんでした。訪れている人は藤の花を見る事が目的の様でした。

この公園はよく知られていると見えて、午後の時間になるとすこしづつ人出が多くなってきました。広大な公園なので密になる心配は一つもなく、コロナの心配はありません。そこにはゆったりした時間が流れていました。

驚くほどの藤棚です。見事なまでに藤棚は広がっていて、規模からいえば他に類を見ることはありません。見事のひと事です。

先日に百合が原公園の藤棚を見ているのでついつい比較してみたくなります。百合が原公園の方が自然造りで私の志向に会います。

前田森林公園の方は藤を支える支柱が人工丸出しなので私にはあまり魅力を感じませんでした。

帰りに駐車場に戻るとびっしり車が詰まっており、何処に人が入ったものかと公園の広さに驚いています。

 

 

 

 


「藤の花」の季節 今が旬です

2021-05-28 21:17:38 | 樹木

「百合が原公園の藤の花が見事です」

「ハンカチの木の花が満開だよ」とラインで見て、今年も是非見ようと札幌市北区の百合が原公園にでかけました。

変わった名の付けられた木の名だなとつくづく思うのです。

白いハンカチをいくつもぶら下げたように花びらがけったいなのです。

5月27日はあいにくの小雨日和、小雨ならなお風情もあろうかと傘を用意して出掛けました。

ハンカチの木の花が咲いていると聞いて、すぐに出かけたのにもうすでに花は地面に落ちていてわずかに咲いていたことを知るほどになっていて、残念でした。

それでも公園内はいろいろな木が初夏と共に花を付けているのであきはしません。ハンカチの木の花の代わりに素敵な花に出会いました。

「藤棚の花」が気を引きました。札幌でも有数の藤棚のある公園が、百合が原公園なのです。

咲き始めで見事に綺麗でした。

咲き切ったものより先に蕾がある時期の方が魅力があります。今が最高の藤の花の季節です。

他に平岡樹芸センターや前田森林公園の藤も見事と聞いているので近い日に出向いてみようとラビ妻と話しています。

 


「桜咲いたか 北海道にもようやく春が来た」

2021-04-23 10:24:31 | 樹木

「桜咲いたよ さあ桜を見に出掛けよう!!」

札幌の桜開花宣言は今年は4月21日でした。例年より数段早い開花です。

街中の建物近くの桜はもう満開になっています。私も21日にこの目で確認しました。街中のモクレンの花やキタコブシの花が蕾を

膨らませてきています。

例年、札幌の桜の時季は5月3日頃ですので、今年は随分早く桜が咲き出しているのです。記録的には今年は2度目に早い桜の開花だそうです。・

桜が咲き出すと、他の木々たちも待ってましたとばかりに花を開きはじめます。初春の到来です。

今年は札幌は雪が少なかったと見えて開花時期が早まっています。

札幌の北側の町は当別町ですが、この冬は雪が多かったためでしょうか、山裾には蝦夷山桜の木はまだ花の赤味さえ見られません。

山桜と競って咲き出すコブシの姿ももちろんまだでした。

雪の多かったところではまだ植物たちは目をさましていません。

それでも雪が解けてしまった道路渕に春を感じたエゾエンゴサクの花が頭をもたげていました。か弱そうですが、心は強いのです。

豊平公園(札幌市)では雪が少なかったので、自然野草園ではエゾエンゴサク、カタクリが満開です。

季節を知っている人たちがこの花たちを求めて撮影していました。


春紅葉から 新緑の季節へ 北海道

2021-04-07 10:57:03 | 樹木

「この季節暖かくなったり 寒くなったり 繰り返している内に春本番へ」

昨日も今日も、「盛岡の石割桜が開花したとか、今日、明日中には満開になるでしょう」とテレビで紹介しておりました。

もうずいぶん前になりますがこの「岩手県盛岡の石割桜」の満開の時季に見たものですか、当時を思い返しています。

二つの大岩に挟まれるように桜が育っていて、それも大木なのです。

誰が見ても驚きの声を上げます。「大石と桜」この取りあわせに人の目が奪われるのです。

「花ツアー」という企画に乗っての旅でしが、花見ツアーというのまんざらでもありません。北海道の人にはこの種の旅行はお薦めです。

この旅では福島県の「三春の桜」も見ることが出来ました。

北海道はこれからですが、郊外の山裾にちらほらエゾヤマザクラが咲き、キタコブシの花の咲く前後の山裾は春紅葉の季節から新緑の季節へと移る時期です。

今年の桜は例年より早いらしく、松前の桜は4月22日開花、札幌では4月26日ごろと言われております。

桜の季節は短くてはかないものですが、それだけに魅力があるのです。

 


ナナカマドの赤い実が 突然消え失せた(1月18日)

2021-01-26 17:31:41 | 樹木

「ナナカマドの赤い実 一気に消え失せた」

この冬も、ナナカマドの赤い実でどれほど癒されたか分かりません。

ところが突然 昨日(1月18日)この実が全て姿を消しました。

今年は少し早い感じですが、ムクドリたちが群れて飛び来たり、すべて食べつくしたのです。

ナナカマドの植えていない我が家の庭にも、白い雪の中にこの鳥たちの橙色の糞が無数にたれ流されていました。

一面雪で覆われた庭の地面がよごされているのは 興覚めです。

さらにガッカリなのは、乗用車のボンネットに糞がたれ流されているのにはまいってしまいます。

この季節、ナナカマドの実の美しさに誘われて ぶらりカメラを抱えて撮影に行くのですが、この時の一枚をお見せします。

 


ナナカマド 雪綿かぶり 赤ら顔

2021-01-05 16:52:22 | 樹木

「1月の木で美しいのは ナナカマドの実です」

全ての木々は葉を落とし、冬の野山は寒々としています。

その中にあって、冬の街路樹の中で魅力的なのが「ナナカマド」の赤い実です。

札幌でもナナカマドの木の街路樹の路がいくつも見られます。冬道はナナカマドの木の植えてある通りが楽しみながらドライブできます。

我が家の近くの通りには、いくつものナナカマド通りがあるのです。

景色は、赤い実を付けて白い雪の帽子(雪綿)をかぶり、人の心を和らげてくれるのです。

雪の白さがナナカマドの実の赤さを引き立てています。

昨日は、新しいカメラを抱えて、ナナカマドの実の景色を撮影に行って見ました。一昨日の大雪がナナカマドの実の上にのっていて、それが赤い実を引き立ってとてつもなく綺麗なのです。

こんなに素敵なのに、いままでに足を止めてナナカマドをめでる人を見たことがありません。世の中が忙しいからなのかもしれませんね。

 

昨日あたりから特別に寒くなり、日中でも長い時間撮影するのは止めにして、早々に引き上げてきました。

ナナカマドは強い木で、風の強さにも強く、剪定にも強いらしく根こそぎ倒れることはめったにありません。

庭には朴ノ木は植えない様にと言い、合わせてナナカマドも庭には植えないことが肝要と言います。なぜなのでしょうね。

それは、朴ノ木もナナカマドの木も根が張り、大きくなりすぎて日陰をつくってしまい、他の花などの成長を妨げるからなのだろうと思われます。


藤の花咲く季節には「藤の花」を!

2020-06-05 15:36:54 | 樹木

「藤の季節には「藤の花」を愛でて!」

コロナ・コロナでコロナに気を取られている内に「藤の花の季節」になっていました。もう6月なんです。

道新で札幌「百合が原公園」の藤の花満開の記事を見て急いで今日行って見ました。

藤の季節到来の話を聞いてか今日は結構な人が見に来ていました。

満開から2・3日が過ぎた感じでしたが、それでも「藤の花」を堪能することが出来ました。

私は水曜日に豊平公園(札幌市)の藤の花を見に行きましたが、豊平公園の方は花びらをもうすでに散り始めていました。

位置的に北にある百合が原公園の方が遅咲きとなっていて、見事に咲いて満足のいく藤の花見となりました。

珍しいのは藤と言えば藤色の花を思い浮かべるのですが、ここでは白色の藤の花も見る事が出来るのです。

あっという間にいろいろの花の季節が過ぎていきますので、藤の季節には藤の花を愛でる事が宜しいかと思います。

すなわちチューリップの季節にはチューリップの花を愛でる。桜の季節には「桜を愛でる」。藤の花の季節には「藤の花を愛でる」。これ楽しいではありませんか。