雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

大地には花!

2021-12-14 10:42:29 | 草花

「大地には花!」

花によって人はどれだけ癒されるか知れません。

身近に花壇をつくることが出来る人は「庭づくり」によって癒されています。

少し離れたところまで行くことが出来る人は 野山の花たちによって心が癒されることでしょう。

山岳にはお花畑が広がり、登山者の心をつかみ また登山に挑戦する気持ちを持ち続けるのです。

 

手元にある「面白くて眠れなくなる植物学」という本に、ドイツの詩人ゲーテの言葉が書かれています。

「天には星が無ければならない。大地には花が無ければならない。そして人間には愛が無ければならない」

人間は大宇宙の自然に恵まれて お互いがつながり、人は見守っていかなければならないのです。当たり前のことですがいつの間にか自然とのつながりを人は忘れている時が多いのではないかと思います。

アメリカで先日巨大な竜巻が起こり100人に余る人が亡くなりました。地球が病んでいるとしか思えません。

身近なものを短く言えば・・・

「天には太陽、地には植物、人には愛」とこうなりますが、これではまったく多くの言葉が省略され過ぎています。

植物についてだけ話すと、植物はただ野放図にしておくとまったく育ちません。管理育成が必要になってきます。

植物には光(太陽)を!  肥料を! 水を!  それと「管理」が必要です。

林業でも維持管理が木の育成には欠かせないの道理です。


なごり 紅葉 百合が原公園(札幌市)

2021-11-15 19:42:11 | 草花

「今年最後の「なごり紅葉」を満喫」

札幌市北区の百合が原公園に14日(11月)に出向いてみました。

知人から聞いた「秋のリース展」が百合が原の温室内や施設内で開かれているとの事で出向いたのですが、私の他にリース展の催しがあると聞いた人たちが多く来ておりました。

いろいろな見事につくられたリースが販売されていて、買い求める人も多く 人気な催しでした。12月中旬まで開かれているのでご婦人たちの喜ぶ催しの様です。

帰りがけに、公園の駐車場近くのモミジの木が見事に赤く色づいて、今年のなごりの紅葉を見ることが出来たのでした。

 

これが私にとって 今年の紅葉の見納めとなると思われます。

 

 

冬を迎えて外気は寒く、公園内を散歩している人はあまり見られませんでした。公園は広く木々は葉をほぼ落としていました。

 


ナキウサギ黒ちゃん撮影成功

2021-11-14 22:51:50 | 草花

「「黒ちゃん」 狙う「白ちゃん」の写真撮影に成功」

これは友人のプロカメラマンの話です。

十勝岳で黒ちゃん(ナキウサギ)と 黒ちゃんを狙うオコジョの「白ちゃん」の写真撮影に成功した話です。

カメラ仲間でもなかなか撮影できない「黒ちゃん」、「白ちゃん」なのですが、友人は札幌と十勝岳を何回も行き来して、とうとう撮影できたそうです。

まだ写真はいただいていませんが、その内送られてくるものと楽しみにしています。

ナキウサギの色は茶色ですが、突然変異で生まれたのでしょう「黒色のナキウサギ」が出ていると言うので、何度もかょったのだそうです。

10日以上も現地で寝泊まりしての撮影なのです。

今年生まれた まだ子供なのですが、黒色と言うのでカメラマンの集まることになったそうです。

それも黒ちゃんをねらって、肉食の小型のオコジョがしつこく巣穴に入り込んで・・・、黒ちゃんが狙われているというのです。

黒ちゃん無事であればよいと願いながらの撮影というのです。多くのカメラマンは日帰りで、長い時間現地に居ないのですが、友人は10日以上も寝泊まりして黒ちゃんを撮影するのですから幾枚もの写真撮影が出来ているのです。

撮影には付録があってオコジョの白ちゃんも撮影できたそうなのです。オコジョはナキウサギが好物のようで日に何度もナキウサギの巣に入り込むそうです。黒ちゃんが無事でいてくれと願いながら撮影していたというのです。

オコジョはすばやくてなかなか写真に撮れないのですが、黒ちゃんの写真を撮っている内狙ううちに黒ちゃんを狙う白ちゃんの撮影にも成功カメラ仲間たちからまだ白ちゃんを撮っていないのにとうらやましがられているそうなのです。

 

 


秋深くなってきました。さて秋の七草は 虫の音もか弱くなり

2021-09-30 09:59:50 | 草花

「秋の七草 忘れがち」

秋の七草は何でしたか? と聞かれすべて答える人はなかなかいません。

えーと   ススキに  ハギに  キキョウ  ナデシコが頭の中に浮かびましたが、7つは出てきません。春の七草とは違います。

待ち焦がれている春は、草花が恋しくすぐに覚えられるのですがね。

調べて見ました。

「 秋の七草」       山上の憶良によると言います。

       萩     (はぎ)

       薄     (すすき)

      桔梗   (ききょう)

      撫子   (なでしこ)

     葛        (くず)

     藤袴     (ふじばばかま)

     女郎花  (おみなえし)

どのような花なのか頭に描いてみましょう。

まわりの菜園もかたずけられて来ました。紫蘇は使おうと思っているうちに実が硬くなり、充分使用しない内に終わりそうです。

スズムシはシソの匂いが好きのようで よく見かけましたが、今では細々とか弱く草の繁みの中から聞こえてくる様になりました。

10月の10日過ぎると札幌も紅葉してきます。

 

 

 

        


「スベリヒユ」「ハコベ」 食べてみたいが まだ食べていない植物

2021-09-01 17:00:54 | 草花

カムイラビッの

「北海道の山草木散策 (1)」

北海道に自生する「植物の随想」を書いてみることにしました。植物好きのカムイラビットの植物との出会いをつづってみます。

 

『食べてみたいが、まだ食べていない植物 「スベリヒユ」「ハコベ」』

戦時中に親が「アカザ」を畑から取ってきて、おひたしにして食べさせられたことがあります。食べ物の無かった時代なので、美味しかったと今でも思い出しています。

山菜の本を見ていると畑の雑草の「スベリヒユ」や「ハコベ」も食すことが出来るとありました。

昨年夏 札幌市の盤渓スキー場の施設の中で 野菜市が開かれていて「スベリヒユ」が野菜棚に並べられていました。

ぬめりが好みの人にはスベリヒユ料理が好まれるとか・・・、

我が家の菜園には油断していると、スベリヒユが沢山野菜を覆っています。

先日も意を決して大き目でやわらかそうなものを持ち帰りましたが、心の中でスベリヒユは雑草と思う心が先行して料理するまでにはなりませんでした。

話では、東京の方では戦時中食べるものがなく、やむなくこの「スベリヒユ」を食べて飢えをしのいでいた人もいたそうです。

その話を思い出す度に、いつか私も試みたいと思っています。

花は咲かない(目立たない黄色の花を付けています)のに、畑に無数にはびこっているのを見ると野菜の陰で種子を育んでいるのがいるのだなあと思います。

畑の雑草の名はなかなか頭に残りませんが「スベリヒユ」の名は忘れないように繰り返し名を言いつつ雑草取りをしてます。

食糧難の時が来たら「スベリヒユに命を助けてもらおうかな」と思ったりしています。

畑の雑草の中でもう一つまだ料理していない植物があります。その名は「ハコベ」・・・。心の中でハコベは小鳥にやる餌と思っているものだから、試して食べることはまだしておりません。

 


花も移ろい さらに北海道の7月は爛漫の花の季節

2021-07-13 10:29:46 | 草花

「7月は花爛漫の季節」

春待たるる6月は過ぎて、もはや7月・・・。

コロナ・コロナに右往左往しながら生活していましたら、いつの間にか1年の半分が過ぎていました。

皆が同じことを言っています。「今年は月日の経つのが早く感じますね」と異口同音に言うのです。コロナ、コロナのせいでしょうかね。

それでも、6月は北海道の花の季節・・・。野の花や花壇の花を堪能しました。

7月に入ると札幌はバラの季節に入り、百合の花も、ラベンダーも咲き始めました。

Lloyd'sのバラのガーデンには2度も足を運びました。ロイズは菓子銘菓として知られていますが、バラのガーデンは無料開放です。

「さすがロイズ」だと感心しています。バラのトンネルをくぐるといいバラの香りがただよい、ご婦人たちの人気のスポットとなっています。

また、何度も足を運んでいる所は北区にある「百合が原公園」です。

先日出向くとラベンダーや百合が満開に近づいていました。

残念ながらリリートレインはコロナの為に走ってはいませんでした・・・。

また、外周は散策路になっており、シナノ木の花が満開で、シナノ木の花の香りは最高でした。

また一昨日、来年恵庭に出掛けました。「恵庭の花フェスタ会場」に当たる花壇は広い土地に花々が植えられていて、今までに見たことがないシンプルさにこれは最高と、花々を見て回りました。

札幌から1時間余りで行ける「恵庭の道の駅」の裏側に位置します。

7月の花々はまこと綺麗です。今の内に冬の分のものまで見て心にため置きましょう。

 

 

 

 


北海道の春は 花見で忙しい

2021-05-13 22:25:53 | 草花

「この5月、北海道(札幌)は 百花爛漫」

札幌北区百合が原公園は、今、チューリップとムスカリの花が満開です。コロナの中にあっても多くの人が見に来ていました。

広い公園なのでコロナ感染の心配はありません。気持ちが良いですよ!

大温室や、公園内を走るリリートレイン、日本庭園などは開いておりませんでした。

私は、この春は桜の花見に多く出かけました。何か所もの桜を見るのも良いものです。一気に花が咲き始めるのであちこちにと飛び回りまわることになりました。

4日前には、白石区のキリンビールの庭の梅の花と豊平の自転車ロードの桜を一度に見て、北海道の春は梅と桜が同時に咲くのだとつくづく実感しました。

キリンビールの梅の庭園では、焼き肉を食べている家族がいましたが、コロナのせいでしょうか家族は誠に少なく、子供も楽しそうでした。

桜鑑賞の最後は北大構内の12条の道の近くの枝垂れ桜が見事で、これで満足と今年の桜ツアーはおわりとしました。

 


北国の早春の野草 エゾエンゴサク

2021-05-03 13:16:17 | 草花

「早春譜 エゾエンゴサク」

早春に咲く野の花の一つに「エゾエンゴサク」があります。

春の野の「三大草花」と聞かれれば、カタクリにオオバナノエンレイソウ、そしてエゾエンゴサクを私は上げることでしょう。

春の林間にそそと咲く草花たちばかりです。

エゾエンゴサクはエゾの名の付くとおり北国の寒さが好きらしく、早春の郊外に見つける事が出来ます。雪が解け地面が顔を目出ししてブルーの花を何個も付けるのです。

ひいき目に見れば、春の野ではこの花が一番乗りです。ブルーの花を付ける物がエゾエンゴサクで、色違いのものは異種と言えるかも知れません。

開拓当初の木々が切り倒され、農地を広げた当時は多分エゾエンゴサクが広い範囲に見られたのでしょうが、今では都会近郊では見られなくなり、郊外の道路脇に見られるだけになりました。

 

7人の小人さんを数えることが出来ます

むかしは広い範囲に見られたことでしょう。

十勝管内やオホーツク管内に長く私は住みましたが、開発されてしまったのか、群生している姿を見たことがありませんでした。

札幌に住ん見て気付いたのですが、郊外に出るとエゾエンゴサクの群生している姿を見る事が多々あるのです。

特に北に向かて車を走らせると見事なエゾエンゴサクの群生地を見ることがあります。車を降りてこの花たちと話していると、何時までたっても目的地にたどり着けません。

植物好きなカムイラビットとラビ妻ですので、時間は最大限に使う事にしているからです。

びっくりするほどの群落地は幌加内町から奥の国道375号沿いでした。見事の一言です。

 

※ 余談になりますが、エゾエンゴサクをよくよく見ていると、花の姿が小人に見えて、いつしか小人の数をかぞえていることが多くなりました。

先達の先生が、小人さんを数えることを教えてくださったからです。

 

花を探せば数多くの小人さんを見つける事が出来ますが、7人の小人のエゾエンゴサクを見つけること位にしないと面白さに欠けてしまいます。

矮性のエゾエンゴサクは、強風地域の襟裳岬にて見つけることが出来ます。それも夏に花を付けているのですから、自然の妙味も土地を変えれば大発見をすることになります。

 

※ 先日札幌の豊平区にある豊平公園の野草園にて雨の中、エゾエンゴサクの花の撮影をしてましたが、滴を乗せた花も妙味な写真が出来上がりました。

もちろん他にはだあれも撮影者はおりません。私だけの作品です。


白石から定山渓温泉に 定山渓鉄道が!

2021-04-28 11:27:18 | 草花

「桜が咲いた 白石区定山渓鉄道跡に!」

気づくのが私にしては遅かった。

昨年春に豊平公園に向かう途中のサイクリングロードに桜並木があったのです。

結構な距離に桜が道の両側に植えられていて、多くの人がランニング道に、散策路にと使っていました。

市街の真ん中にこのような素敵な桜並木があるなんてと驚いているのです。

話に聞けば、札幌白石にかつてあった定山渓鉄道跡にサイクリングロードをつくり、両側に桜が植えられたのだそうです。

昨年、この新しい桜の場所を見つけ、今年もサクラを是非見に行こうと、今度は知人までも誘って明日でかけることにしています。

見に出掛けるとなる「桜の開花状況が気になります。」そこで今朝は下見に車を走らせました。

まだ蕾の桜もありましたが、丁度見ごろの日となっています。

すべてがそうですが、花見は晴れた日が良いのです。明日晴れることを願っています。

冗談交じりですが「あと何回桜を見れるかな!」と心の中で思い、ついつい他人にも言ったりしています。私にも一年一年が貴重です。

桜が咲くと他の木々たちも、草花たちも競って花を咲きはじめます。昨日はタンポポの開花も見ました。我が別荘のキタモクレンも咲き出しました。

野草ではフッキソウが花が開き、マイズルソウも蕾をもたげてきました。ユキヤナギも白い小柄な花を枝沿いにびっしり花を咲かせ始めました。

前には書きませんでしたが、「チオノドクサ」という庭花は春一番に咲き、ブルーの小柄な花を咲かせます。トオノドクサとはけったいな?名と思うのですが、名前から見ると毒の強い花なのでしょうね。

食べられる野菜に似ていないないので、間違えて食べることもありませんがね。

一面に植え込むより、一塊の植え込みにすると可愛げです。


春一番の花、「誰が先 我れが先」 スミレ、エゾムラサキツツジ

2021-04-18 12:02:50 | 草花

「春一番の草花たち」

春一番の「山菜」と言えば、蕗の薹とアイヌネギでしょうね。

沢に入れば黄色の花を咲かせる「ヤチブキ」も食べごろとなってきます。これも真っ先に花が咲きます。

庭の「春一番の草花」と言えば、福寿草にスミレにエゾムラサキツツジです。

春一番に咲く花は心に印象深く、気持ちを明るくしてくれます。春は良いですね。

我が庭の花も顔を出して「春だよ春だよ」と呼びかけてくれています。隣家の庭に何輪か咲いていたのは「クロッカス」の花です。

紫色のこじんまりした濃い紫色の花の塊は「スミレ」です。我が家の庭の一番乗りです。この種のスミレは寒さに強い種です。近所の庭にはエゾム

 

ラサキの赤紫色の花が一番初めに咲き出して、スミレと先を競って咲き出しました。

春は我が先、俺が先と次々に花が咲き出すのです。

遅れを取ったとばかりに蕾を開き出したのはレンギョウです。他の花が咲き出すと遅れまじと咲き始めるのです。雪柳の花もあと数日で咲きはじめます。

ふと気づけば庭のギヨウジャニンニクが蕾を付けて頭をもたげだしていました。

 

今年の桜は例年よりはるかに早く、札幌では4月21日ごろであろうと予想されています。例年より10日以上も早いそうです。