「オオジシギ 我は宇宙人」
我が別荘近くの回りは、防風林と防風林の間に広大な牧草地があって、その上空は格好の鳥たちの飛行地となっています。
定期的にヘリコプターが行き、丘珠空港から飛びたった小型の飛行機が通過しますが、回数も少なくいたって静かな空です。
その空をわが者顔に天空を自由に使って生活しているのが、鳥の宇宙人(?)の「オオジシギ」です。
「ジジジー・ジェジェジェジェー」と急降下する羽音を聞いていると、コロナなどすっかり忘れています。
他の鳥とまったく生態が違うらしく、われは宇宙人と名乗っているのではないかとさえ思うのです。
鳥の変人とでも言うのでしょうか、他の鳥に見られない生態です。
オーストラリアの東部地方からわざわざ北海道まで飛来するというのも変わっています。
鳥を専門に撮影しているプロカメラマンの友人の話によると、オオジシギにもさらに変人が居て、滑降しすぎて地面に嘴が刺さってしまったというものもいるとか、これぞ本当のオオジシギの宇宙人です。
一度電柱に羽を休めた「オオジシギ」を見ましたが、私が見る北海道のシギの姿と変わらない姿なのにしょうしょうがっかりした思いをもったことがあります。