雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

初雪が札幌にも 11月18日

2012-11-18 19:07:23 | 自然
18日、朝9時札幌の平地(東区東雁木)に雪が降ってきました。この時はほんのわずかの降り方でした。
雪は午後から本降りとなって、夕方になっても降っていました。べたべたした雪です。地面はまだ今までの地熱があるので、根雪にはならないでしょう。車のガラスに雪が積もって素手で取り除くと、手がこごえるほどの冷たさです。
札幌は観測しだして、初めての遅い雪だと言います。我が家の庭の木々は今日の風と寒さで緑のままの葉が路地一面に散らかりました。落ち葉が地面に貼りついています。
明日には掃き清めないと、周りの人に迷惑をかけることになります。落葉する広葉樹を植えると秋には仕事が多くなります。緑や花を楽しんだ後は仕方ありませんね。
旭川市でも今日初雪が降り、初雪の感想のインタビューの画像が流れていました。。
取り残した「無農薬野菜」も雪の中に埋もれてしまいました。雪が少し消えたらまた取って食べることが出来るでしょう。秋の家庭菜園の無農薬野菜は貴重です。

冬が足早にやって来た 雪の遅さは30年ぶり

2012-11-17 22:18:02 | 自然
11月15日(木)「手稲山」に初冠雪が見られました。札幌での初雪の遅さは30年ぶりだと報じられています。旭川市でも初雪が遅いとの事で、この遅さは30年ぶりだと報道されています。
「手稲山」は札幌市街地からでも見られる山で、初冠雪は東区からの観察でした。平地での初雪は18日(日)でしょうと、天気予報で報じています。家の近くであまり雪虫を見ない間に、日に日に寒くなって来ました。もちろん我が家ではストーブを入れています。
今年は天気の異変続きで、9月上旬の連日30度を超す日が続いていたのにつづき、連日例年より暖かく、今年は秋がいつ来たのかはっきりしません。庭のライラックの木もブドウの葉も木イチゴも葉もいまだ葉を落とさず、庭の冬支度もしないまま雪が降りそうです。この秋は天気が続かず、晴れの日は連日用事があって、さて家の周りの仕事をしようとしたら雨が降ってばかり、困りました。実は雨の日が続いてかたづける気にならなかったのです。今になって急がなければと困惑しています。
例年、冬に備えて「漬物」を漬けますが、先日ようやくニシン漬けをしたところでです。また、明日カボチャ漬の下漬けの計画をしているところです。

オホーツクの牡蠣は うまい

2012-11-15 21:05:21 | 
牡蠣(カキ)と言えば、「広島」や「松島」があげられます。北海道では「厚岸(あっけし)産」が有名ですが、松島湾や厚岸湾では3.11の大津波によって、大きな被害を受け昨年度は極度の状態に陥り生産はされませんでした。
今年の厚岸では本州送りが大半で、北海道の牡蠣の値段が急騰しています。
秋は牡蠣鍋が美味しい季節ですが、ここ札幌では値段が昨年の2倍に跳ね上がっています。「こう値段が上がってはカキも食べれない」とラビ妻に話すと「鉄分やアエンが含まれ、栄養補給には欠かせられない。それほど倹約しなくてもいいのではないか」と言われ、この間やむなく買ってきて食べることに(はめ)なりました。久方ぶりの牡蠣鍋です。
さて、北海道では厚岸ばかりが生産地ではなく、オホーツクの各湖でも牡蠣の養殖が進んでいます「氷の下のカキは、身が引き締まって美味い」と評判が良いと言います。
紋別市に2年間住みましたが、市内のコムケ湖産のカキを秋の港まつりに販売していたものを箱ごと買ったことがあります。また、浜サロマまでドライブした際は、市販出来ずらい、いわゆるハネ品のカキを買いこみたらふく「焼きカキ」として連日食べたことがあります。この時は幸福感でいっぱいでした。札幌に来てからもその浜サロマの店をインプットしておき、カキを注文したこともあります。
北海道一大きな湖の「サロマ湖」が本格的なカキ養殖の産地で常呂(北見市)、佐呂間町、湧別町が該当し、特に常呂、佐呂間での生産が多いのです。先にあげた「コムケ湖」や能取(のとろ)湖や濤沸湖や藻琴湖でも養殖が進められていると言われています。ストーブの上、七輪の上で焼いて食べる焼きカキの美味しい味、匂いはやめられません。

庭に ヤマガラ ツーツーピー

2012-11-13 21:24:29 | 
二日前、庭に今まで姿を見ていない小鳥が来ていました。シジュウカラの様に小柄な小鳥であす。ヒガラという鳥かななどと思われましたが、まずは確かめなくてはとコンピューターで検索して見ました。
小鳥の名は「ヤマガラ」であることが分かりました。庭のライラックの枝の虫を食べに来ていたものの様です。小枝をつついたりして少ししてから飛び去って行きました。
そういえば札幌芸術の森の前の喫茶店(何という店か名はわすれましたが)に入ったところ、ベランダから多くの小鳥の飛び交う姿が見られその多さに驚きました。餌台がありつまんでは飛び去ります。家に来たヤマガラも沢山姿をみせておりました。餌つけをしているので、近くまで小鳥が多く来ているのでした。
秋に入るとシジュウカラ科の小鳥たちの姿を多く見るようになります。いつも家の周りに来るのは「シジュウカラ」ばかりです。人なっこくて近くに行っても平然として小枝から小枝へと移動します。可愛いい姿です。
4日前に札幌の奥座敷と言われる定山渓温泉(定山渓渓流荘にて温泉に入る)に出向いたおり、紅葉も進み真っ赤な紅葉と葉の落ちた木々の間を小鳥が飛びかっていました。ご婦人たちが「なんという鳥の名なのでしょうね」とか話していました。
ここではシジュウカラの他にカケスやカラスの姿も見られました。目立つほどの小鳥の数です。ここではヤマガラは見られませんでした。「ヤマガラ」は飛び去る早さはすばしこく、すぐ遠くに飛び立っていってしまいます。びっくりさせない様にそおっとしておかなくてはなりません。この日見た2日後につがいのヤマガラが庭に来ていました。つがいなのでしょう。庭の「エゴの木」の実をついばんでいました。
小鳥の飛び交っている林は心が安らぎます。この秋、野山に出向くのも一考ですよ。

臥薪嘗胆 苦難に耐えて乗り越える

2012-11-13 20:36:34 | 教訓
私の心を引き締める言葉として、「臥薪嘗胆(がしんしょうたん)」という言葉を座右の銘としております。道立網走南ケ丘高校一年の時の漢文で習ったのが、今でも心に残っています。教わった先生の名は思い出せません(申し訳ありません)が、印象に残る授業でした。
臥薪嘗胆とは、『固い薪の上に寝て、苦い肝を嘗める』からきており、目的を果たすために、あらゆる苦難に耐えることのたとえです。
「これぐらいのつらさは当たり前、他の人は苦しい事に出合っている」 と考えると、今直面している事など何とささいなこと思えるのです。
三陸海岸の3・11のあの大津波の惨状を思い浮かべると、自分の直面しているすべてのことが比較にならないほど小さなこととさえ思えるのです。心の支えの言葉として何度か繰り返しています。

新聞読むのは 万円の得 北大銀杏並木 ラーメン横丁

2012-11-10 20:40:21 | 風土
今日、10月10日(土)、ラビ妻とカムイラピットは「北大銀杏並木」を見に行きました。
北海道新聞に4日と5日の二日間、北大生によって銀杏並木がライトアップされると言う記事がありました。「今年も見る時季を逃したか」と思いましたが、8日(木)に銀杏並木の横を車で通り、車を横道の路上に止めて、最盛期の黄色に染まった並木の写真を撮って来ました。見事なまでの黄色に染まった秋の景色で、目を見張りました。見に行けたのは新聞の記事よるものと感謝です。幾枚も幾枚もの銀杏並木の写真を撮って来ました。新聞を読むのは万円の得と言えます。
そして今日、銀杏並木の素晴らしさをラビ妻にも見せようと、二度目の「北大銀杏並木道探訪」となりました。今日10日は土曜日でしたので多くの人たちでにぎわっていました。子ずれの親子、ミニスカートの若い女性、大学生の友達連れ、結構な人出でした。
前回行った8日(木)が最高の日で、今日は結構落ち葉となっていました。あと5日ほどは楽しめるでしょうか。是非、明日か明後日の内に行って見てください。まだまだ見どころが続いています。
さて、今日はまた新聞記事を見ていて、札幌の「ラーメン横丁祭りが行われている日」と云う事を知り、銀杏並木探索のあとにラーメン横丁に出向きました。
9日(金)10日(土)の二日間、塩ラーメン、味噌ラーメン、醤油ラーメンが全店で半額というのです。ラーメン横丁も太っ腹ですね。新聞を読んでいて、これも万円の得となりました。ラーメン半額の祭りは、この二日間のみですので、残念ですがお知らせも話だけとなります。あしからず、お許しください。


雪をエネルギーに!

2012-11-08 21:14:35 | 自然
 あら紅葉 雪虫飛んで 雪真近か
 この句は季語が重複して俳句の体裁になっていませんが、次第に雪の季節が真近に来ていることが分かります。
確実に毎日少しずつ寒くなっています。人との話題も冬の雪の話になる事もあります。害を及ぼす雪も、利用の仕方では多くのエネルギーになっている姿を見る事が出来る様になりました。。
降り積もった雪を夏まで保存して置き、冷房や冷蔵のエネルギーとして活用するのです。のぐちいさむの造形で有名な札幌モエレ沼公園にある「ガラスのピラミッド」(施設)は、夏の部屋の温度を適温に保っているのも、電気を使わず冬に降った雪を保存して置き、冷房のエネルギーとして使用しています。雪を保存する場所が必要ですが、電気エネルギーの節約になっています。この施設の見学をしたことがあり、なるほどと感心したことがあります。
また、赤井川町のジャガイモ保存施設でも雪による冷却保存して、充分に完熟したジャガイモを出荷していました。結構な施設建設の費用がかかっていましたが、国からの援助をえて施設が造られたとのことでした。長く保存されたイモは高い値で販売出来ると言います。
まだ見学はしていませんが、美唄市の米穀雪零温貯蔵施設「雪蔵工房」は玄米約6,000tを貯蔵する施設として国内最大と云い、有名です。
北海道は雪エネルギーの利用の先進地で、道内には68カ所(平成24年3月現在)の施設があり、全国に先んじています。全国には144カ所があります。「雪氷エネルギー」は北海道の気候風土を活かす仕組みとして今後注目されてきています。 

鹿部 間欠泉 

2012-11-05 22:09:06 | 自然
「間欠泉(かんけつせん)」と言えばアメリカ合衆国の国立公園「イエローストーン」をすぐ思い浮かべます。
北海道内にも私の知るものでは、間欠泉が2ケ所あります。その一つが知床半島の羅臼町の間欠泉で、もう50年も前になるでしょうか、偶然ですが温泉水が吹き上がる姿を映写機で撮影する事ができました。羅臼町の間欠泉はその後吹き上の勢いがなくなり、その後、羅臼観光では宣伝をしておりません。
その後、昭和40年頃、別府温泉(大分県)の「地獄巡り」で間欠泉を見る事ができました。高く吹き上がり周りに迷惑になるので、ある高さで枠内に押さえていましたが、すごい勢いで噴き出すのには驚きでした。その時から間欠泉を「見た見た」と満足しておりました。
そして、何年も経ち、道南の森町(もりまち)の「鹿部」(しかべ)を通った時に「鹿部の間欠泉」がある事を知り、「しかべ間欠泉公園」に入りました。この施設に入るためには料金がかかります。5回の間欠泉の吹き上がるのを見ました。吹上の間隔は10分ほどの間隔でですので、足湯につかりながら小一時間ほど見ていたことになります。図解で間欠泉の説明板もありますので勉強になります。吹きあがる姿を見て、自然の妙味(不思議さ)を感じます。ぜひとも鹿部の間欠泉を一度見にお出かけ下さい。

きねずみ リスは冬眠するの?

2012-11-02 22:30:19 | 動物
森の木を自由に上り下りして生活する「リス」を総称して「きねずみ」と云っております。むかしから「きねずみ」と言ったりしていましたので、この言い方に違和感はありません。
北海道に住む「きねずみ」には「エゾリス」と「シマリス」が居ます。特にエゾリスの方がきねずみの言い方にふさわしいと思われます。
むかしはリスを追いかけまわしたり、石を投げつけたり、手作りのパチンコでねらったりして子供は遊びましたが、近年は動物保護の面から大切な小動物として扱われています。
さて、このリスたちは「冬眠」するのでしょうか。実はエゾリスは冬眠せず、シマリスは冬眠するのです。身体の大きさの違いにより、大きいエゾリスは冬眠しないようなのです。
戦時中はよく「きねずみ」をよく見ましたが、今では自然豊な林や森に行かないと出会うことが出来なくなりました。近年では岩見沢市の薔薇園近くの林や、浦臼町の神社の丘や、帯広市の真鍋庭園で見る事が出来ました。大雪山旭岳の遊歩道の周りにもエゾリスが姿を見せます。もう20年も前の話になりますが、足寄町里見が丘(十勝管内)の公宅に住んでいた当時、餌台にいろいろな小鳥の他にエゾリスもやってきて自然豊な中に住んでいる事に心温まっていました。
シマリスは小柄でしぐさは可愛く、人慣れしています。微笑ましく思います。大雪山の黒岳の山小屋で見たのが最後です。エゾリスも秋の季節はせわしく働いています。動く速さが身を守る手立てとなっていると見られます。目的はクルミなどを頬にためて運び土の中に埋めたり、木の中に隠したりとおお忙しです。掘り忘れた実や食べ残した実は木の新しい生育の地を助けてくれることになります。

冬到来の使者「雪虫」 例年より2週間ほども遅く

2012-11-01 17:33:34 | 自然
「雪虫」の大量発生が見られる季節になると、まもなく雪が降りだす季節になります。雪虫大量発生は例年より2週間ほどずれています。今日は11月1日となりますが、何匹かの雪虫しか見ておりません。秋の到来が遅れているようです。
昨日から我が家では石油ストーブに火を入れましたのが、10日ほどの大気の温度が違う様に思われます。雪虫(自然)も自分も同じなのだと思うほどです。
雪虫大量発生が11月上旬にずれ込んだのは、厳しい暑さが9月に続いた事によるものだと言われています。本当に9上旬は連日30度を越して暑かったですものね。雪虫の生態にも影響しているのです。
ここで、「雪虫」のことについて説明しておきましょう。
雪虫の名の由来は羽の付け根が白く、数多く飛び出すと雪が舞うように見えることから付けられています。大量発生は、雪が降る季節到来のサインと言われています。
雪虫は、アブラムシの一種で、トドノネオオワタムシやケヤキフシアブラムシの通称です。代表的なトドノネオオタワムシは、夏はトドマツの根に生息。気温が下がる10月になると羽を持つ世代が生まれ、子供を産むために空中を飛んでヤチダモに移動するのです。
夕張市の紅葉公園近くの滝の名所に紅葉狩りに出向いた際、紅葉を愛でながら雪虫の舞に秋を感じた事がありますが、紅葉の季節と雪虫の発生とは深くかかわっています。例年より紅葉が10日ほども遅く、ようやく雪虫も現れました。まだ大量の雪虫を見ていません。これから急に雪虫が大量発生してくることでしょう。(道新24.10.31参考)