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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

ヤドリギ 木に寄生し生活

2022-02-15 14:45:03 | 樹木

「カムイラビット 北海道の山野草 (7)」

 「ヤドリギ」  木に寄生し生活

ヤドリギの目立つ季節は春先の硬雪(かたゆき)のできる2月です。

木の葉が落ちてヤドリギがはっきり確認できます。

硬雪の上を進んでいくと 鳥の巣の様なものが高い木の枝にみつかります。

ヤドリギを身近に見ようと見上げますが 手が届きません。

折れた木の枝を拾い下からヤドリギに向けて飛ばし 何とかヤドリギの一部を拾いました。これは私の小学校時代の話です。

ヤドリギにはこの季節まだ実が付いています。黄色の実でした。実は黄色と赤い実とがあります。

木の枝にびっしり鳥の巣状の塊をることがあります。

名前がヤドリギと言われるように木の成木に寄生し養分を横取りして生活している植物なので、植物の中でも図々しい部類です。

鳥の中にも托卵して自分で子を育てない鳥もいますが、植物の中にも他の木の養分を吸い横取りはて平然と生活しているはヤドリギです。

ある時、古物の品物を売っている「隠れ家」という店に入りましたら なんとヤドリギが半乾燥して売られていました。

野歩きしない方にとっては珍品と思うのでしょう。

ヤドリギの実は鳥の胃の中を通り過ぎても特にねばねばしていて、鳥たちがついばんで糞をするときに種は木の枝にねばりついてその枝にヤドリギが根付くのです。

一度ヤドリギが見られる様になると年々やヤドリギの数が増えていきます。

新冠の代官山の森で見事にヤドリギの木が出来ている場所を見たことがあります。


鳴きウサギ 冬越しの餌蓄え活発に!!

2022-02-11 19:11:04 | 動物

「秋 餌貯蓄に ナキウサギ 忙しく」

俳句は難しい、松尾芭蕉の句にはこれは見事と思い、句づくりに挑戦する気になりますが、

この頃見る句の中には ただそのまま情景を言葉でつづった物も多い様に思えます。

次にあげる句はナキウサギを詠んだものですが、どう感じますか。ただ見たままを言葉にした感じがするのです。

 

 「 ナキウサギ葉っぱ咥えて冬支度      今本衣女 (滝川) 」

 この句は 2010.12.12日の 道新の日曜文芸 より転載させていただいた俳句です。

  この句は 選者佐藤宜子選の一句。

  チ、チと声がして 見ると貯食のため葉っぱを咥えひたすら冬支度。

  人の気配もかまわず日中の作業を続けている大雪山のナキウサギが見えるようだ。

と評しています。まさにナキウサギを見たままの情景そのままです。

富士フォトギャラリーのナキウサギ写真展ではナキウサギのそのままが寫されていました。

餌を蓄えるナキウサギの動きをとらえています。特に秋はナキウサギの季節です。

写真の中に花をラッパの様に口に咥えた写真は可愛げです。咥えているのはイワブクロ、チングルマなど 高山植物です。ナキウサギは口にあふれるほど草(餌)を加えてカメラに納まっています。

冬支度の季節が一番のシャッターチャンスです。

雪が降れば岩場に潜り冬を越すのです。そうなればナキウサギ撮影のカメラ仲間もそれぞれの地で来年を待ちます。

ナキウサギは冬眠しません。


ナキウサギは冬眠するの!!

2022-02-11 18:29:03 | 動物

「富士フォトギャラリー ナキウサギ余話!!」

水曜日で終わったナキウサギ写真展 大雪の時でしたが人気があったようで、展示会場側ではナキウサギ展の人の集まりに驚いていたと、6日間担当したFさんが話してくださいました。

市井ではナキウサギを見た人が少ない(まったく無い)ので、特に関心が高かったようです。

最終日に最後まで鑑賞していた女の方が居て、ナキウサギの説明担当にされたFさん長い事こうだったああだと質問されたそうです。私に話す事10数分。展示会が無事終えた後のお酒のせいで長い事話を聞かされました。

質問された中の一つが「ナキウサギは冬眠するのですか」という事だったそうです。

▼ここで質問いたします。

 次の動物は冬眠するのでしょうか?

 ① まず、ナキウサギ

②次いで、シマリス

③次にエゾリス

④ 更に ヒグマ

⑤これはどうですか 白熊

⑥ そしてヘビ

○答えは ① ナキウサギは 冬眠しません。

      岩場の中に冬用の餌を蓄えて住み、春を待ちます。 

    ② シマリスはリスの中でも冬眠する方です。

    ③ 同じリスでも「エゾリス」は冬になっても針葉樹の実をあさるなど元気です。 エゾリスは冬眠しません。

    ④ ヒグマ、ツキノワグマなどクマは冬眠します。

      不作の時には冬眠しないクマが出ると言うから、近年では冬でも油断できなくなりました。昨年暮れも人を襲う熊が出ました。

    ⑤ 白熊は北極に住みます。南極には住みません。てっきり氷山に住み寒さに強いと思うので冬眠はない物と思っていたのですが、

      白熊もクマの仲間 白熊も冬眠をします。

    ⑥ ヘビは当然冬眠をします。

 


コロナ感染世界で3億9千329万人(2022.2.26現在) 

2022-02-07 19:53:38 | コロナ

「オミクロン株で世界感染者加速」3億9千329万人(2022年2月6日現在)

今地球は病んでいます。今行われている冬季北京オリンピックも無観客で行われています。

コロナ感染対策を十分して開催しているのですが、せっかくのオリンピックがもったいない限りです。

本来であれば札幌では「さっぽろ雪まつり」が行われているはずなのですが、昨年に続けて開催中止となりました。

札幌はこの1月・2月に入ってからコロナ感染者が急増しています。この数字を見ると雪まつりが中止となったのが良かったと思うほどです。

3年前の雪まつりの時、コロナ感染者が出たと騒がれましたが、北海道の感染者数は今11万3千402人となり、脅威はひしひしとせまって来ている感じです。

 

▼ 札幌市について見ると感染者数6万5千795人 死者数860人(2月7日現在) この日の死者数は5人

  死者も出ていますので、用心 用心が肝要です。

▼ 手元に2020年3月23日の新聞の切り抜きがあります。感染世界で30万人超とあります。

  それに対し 2022年2月7日(月)の新聞では     感染世界で9千329万人超 なのです。

  たった2年前と比べて大変な事になっています。

 


ナキウサギ 通い詰めた仲間 写真展

2022-02-05 19:27:25 | 動物

 ナキウサギの写真展を企画された風間国康さんの写真集です。

「ナキウサギ 富士フォトギャラリーにて 写真展」

この写真展を見てほっこりしました。素敵な写真ばかりです。

ナキウサギは動物園でも見ることが出来ないそうです。

自然過酷な大雪山の瓦礫場にだけに住むからなのだそうです。

そのナキウサギに魅せられたカメラ仲間が2月9日まで富士フォトギャラリー(札幌市)で写真展を開いています。

みな良いカメラを持っているのですね、見事な写真ばかりです。

 多くの人が見に来ていました。

 ナキウサギを狙う夏毛のオコジョ。写真展の中の一枚です。 

オコジョもすばしこくなかなか写真は撮れないとのことです。

 

私は、以前十勝岳の望岳台から橋を渡りその先の岩場で「ナキウサギ」の様子を観察する機会があったので、今回の写真展には特に関心を持ったのです。

私はあるきっかけで 特に親しくして頂いているFさんから写真の説明を受けました。氏は昨年暮れも20日ばかり望岳台に寝泊まりしてナキウサギの撮影をしたそうです。珍しくも黒色のナキウサギが撮影できて、その「黒ちゃん」が目当てであったと話しています。

 

ナキウサギの魅力に取りつかれている人は多く 今回はナキウサギの仲間が30数人が出品し、写真は39枚 魅力の写真展になっています。

2月4日に始まり、来週の9日まで写真展は開かれています。撮影の対象はすべてナキウサギなのですが、魅力ある写真ばかりで、見る人を飽きさせません。

5日に出向いたのですが、1時間ほど鑑賞させていただきました。

 

まだ始まったばかり、カムイラビットのブログを見られている方は是非この機会を逃さぬようお勧めします。

写真を見られた方は心が和む事だと思います。


北海道内襲う コロナ第6波 感染最多連日更新 

2022-02-03 21:09:40 | コロナ

「恐ろしや コロナ北海道も感染更新」

嬉しい話ではまったくないのですが、北海道のコロナ感染者が連日更新されています。

2月2日では 一日に3587人の感染。今日も感染者の数が更に更新されています。恐ろしい病原菌です。

記録の更新はコロナに限っては まったくありがたくありません。街に出るのが恐ろしくなります。

 

道内の感染者数は2月2日現在で9万8561人になり、死者も1504人になっています。

わからない内にコロナにかかり、分からない内に死んで行く人が出ているのです。

病床も対応できなくなってきているとか・・・。

札幌では3回目のワクチン接種の案内はまだ届いていません。業務がたてこんでいるのでしょう。

 

アメリカのニュースでは、毎年ワクチンを打つ必要があるとの話が出ていました。

コロナに限っては、毎年ワクチン接種と言うのはうなづけます。

 

それにしても 日本のワクチン薬の開発はどうなっているのでしょう。昨年12月にはできるであろうと聞いているのですが、その後いっこうに作られたの話もなく、日本はどうなっているのと思う事しきりです。

アメリカからファイザー、モデルナのワクチンを買うためにいくらお金を放出したのかと思うと、不甲斐ない日本国だなあと素人ながらに考えるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ナナカマドの赤い実の季節はあと少しで終わり

2022-02-03 11:24:35 | 樹木

「赤い実 椋鳥群れて 季節うつろう」

今日は晴れ間があります。赤い実を求めて椋鳥がナナカマドに群れていました。

確かに春へのうつろいの季節です。

新聞に「なぜかヒヨドリの姿が見えません」とありましたが、私も見ていません。

ナナカマドに群れているのはムクドリのみです。

一気に赤い実が木から消えて行っています。

路面に赤味ががかった糞が無数に落ちています。せっかくついばんだのにそのままたれ流しているみたいです。

実は消化されず、種のまわりのわずかな肉質の部分を餌にしているのでしょうね。

雪の白さの上の赤味の糞は季節の移ろいとはいえ、汚くもあります。

特に愛車の上まで糞を落としていくのはうんざりです。

 

※今年の札幌は雪が特に多く降りました。その中でも私の住む東区、隣の北区は中でも雪が多く積もりました。